ピーター・バラカン主催フェス、LIVE MAGIC!がこだわりぬいてる!

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10月22日(土)・23日(日)、ラジオDJピーター・バラカン主催による屋内音楽フェスLIVE MAGIC!が今年も開催されます!

「LIVE MAGIC」はこんなフェス!

今年で3回目となるLIVE MAGIC!。ルーツ・ミュージックの好きな人が毎年必ず集まる恒例のお祭りを目指して、ピーター・バラカンが厳選した強力な豪華ラインナップが集結します。FOOD&DRINKもピーター・バラカンおすすめのお店ばかり!ホームページには各店舗ごとの紹介文まであるというこだわりっぷりです。

昨年の様子が伝わる動画はこちら。

ピーター・バラカンによるアーティスト紹介!

LIVE MAGIC!の出演者アーティスト全員についてピーター・バラカンによる紹介コメントが出ています。アーティストに対する愛やイベントに対する本気を感じますね。今回はその一部をご紹介します。

■Sonny Landreth
sonny landreth

スライド・ギターの巧い人は色々いますが、サニー・ランドレスは別格です。サウンドもフレイジングもすべてがユニークです。子どものころからルイジアナ州西部のラフィエットで育ち、その土地特有のzydecoというはねるビートのブルージーなダンス・ミュージックの影響を受け、そのジャンルの第一人者クリフトン・シェニアのバンドで腕を磨きましたが、彼自身の音楽にはルイジアナならではの匂いが今も色濃く残っています。
エリック・クラプトンのクロスロード・フェスティヴァルに必ずオープニングを務め、エリックも好んで共演するこの「ギタリスツ・ギタリスト」、いよいよLive Magicに登場します。

■吾妻光良 & The Swinging Boppers
吾妻光良 & The Swinging Boppers

日本が誇るジャンプ・ブルーズの帝王(?) 吾妻光良も、バンドのメンバーも全員サラリーマンなので厳密に言うとミュージシャンとして素人ということになりますが、吾妻さんのギターは最初に聞いた時びっくりするほど独創的です。ノリノリのビッグ・バンドのサウンドはやはりガーデン・ホールのような規模の会場で、踊りながら楽しみたいです。

■Joe Bataan
Joe Bataan

60年代にラテンとR&Bのサウンドを合体させたことで知られるジョー・バターンはしばらく活動を休止した後、10年ほど前から復帰しています。今年のLive Magicでは彼の歌とピアノをフィーチャーした独特のブガルー・サウンドで踊ってもらいますよ!

■EnTRANS
EnTRANS

まだLive Magicに登場していないぼくの大好物といえばハモンド・オルガンがあります。今年こそ聞きたいと思っていて、ミッキー吉野にファンキーなオルガン・トリオのフォーマットで演奏してもらうようお願いしました。ぼくがリアル・タイムで体験できなかったゴールデン・カップス時代の雰囲気を醸し出してくれるかな。楽しみです。

■高田漣
高田漣

今回は(今回も?)個性的なギタリストが登場するLive Magic。 高田漣はスティール・ギターを一応メインに、その他の多くの弦楽器も駆使する名人です。細野晴臣や高橋幸宏などのバンドでの活動も知られる漣さんのお父さんは画期的なフォーク・ソングを作って、歌っていた高田渡ですが、今年のLive Magicでその渡さんのファースト・アルバム「ごあいさつ」を丸ごと再現してくれることになっています。

■Reggaelation IndependAnce
Reggaelation IndependAnce

ぼくは70年代のルーツ・レゲェが最もしっくり来るリズムの一つで、80年代以降のジャマイカではそのサウンドがほとんどなくなったことを寂しく思っていました。でも、不思議と日本には本格的なレゲェ・バンドが存在します。その一つがこの レゲレーションインディペンダンスで、ホーン・セクションもついたこの大所帯のダブ・サウンドを大音量で聞きながら体を揺らすこととても楽しみにしています。

■Jack Broadbent
Jack Broadbent

今年も面白い新人が現れました。彼がアクースティックのスライド・ギターを弾きながら路上で歌っているヴィデオをYouTubeで見ただけでぜひ今年のLive Magicに呼びたいと、スタッフ全員で盛り上がりました。イギリス人で、まだ若いですが、音だけ聞いたらもっと熟成したアメリカ南部の人かと思わせるものがあります。最近サニー・ランドレスのコンサートにも飛び入りするだけの実力があります。

■Arvvas
arvvas

ノルウェイのウッド・ベース奏者スタイナー・ラクネスは、ベース一本で伴奏しながらトム・ウェイツを思わせる声でアメリカーナを歌うとうっとりします。今回は同じくノルウェイの北極圏に住むサーミ民族の歌手、サラ・マリエル・ガウプと二人で組んでいるユニットで登場します。アイヌに共通する感じの「ヨイク」と呼ばれるチャントとスタイナーの歌とベースだけでこの二人が醸し出す独特の世界に乞うご期待!

【出演アーティスト】

<22日>
Sonny Landreth/吾妻光良 & The Swinging Boppers/Joe Bataan/バンバンバザール/Jack Broadbent/Naoito/Arvvas/Sara meets ichiro/濱口祐自/Mike Garner & Neil Billington/ZabaDuo

<23日>
Sonny Landreth/Reggaelation Independence/高田漣/EnTRANS/吾妻光良トリオ+2/ZabaDuo/濱口祐自/Rei/Mike Garner & Neil Billington/Jack Broadbent

良質な音楽に美味しい食べ物。秋を楽しむのにはぴったりなフェスですね!マスター・カードをお持ちの方にお得な特典も用意されているので、そちらもチェックすればさらに楽しめるかも?


Peter Barakan’s LIVE MAGIC! supported by MasterCard PRICELESS JAPAN
2016年10月22日(土)・23日(日)
会場 東京 恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール/ザ・ガーデンルーム