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Manic Street Preachers

8年ぶりのサマソニのステージに立ったマニックストリートプリーチャーズ(MANIC STREET PREACHERS)は、今回「MANIC STREET PREACHERS performing ‘THE HOLY BIBLE’」と題して自他共に認める最高傑作のアルバム『THE HOLY BIBLE』の曲を順番通りに全曲披露するいわば「完全再現ライブ」をサマソニで成し遂げました。

メンバーがステージに登場すると大歓声がおきました。わりと新人アーティストが多いソニックステージですが、ヘッドライナーらしくベテランの貫禄溢れる姿に圧倒されました。

セットリストはもちろん『THE HOLY BIBLE』の曲順通り。一曲目の「Yes」から飛ばしまくります。

6曲目の「Revol」では会場が大きく揺れるほどお盛り上がり。観客たちは「リーーボール!!!」と叫びまくります。

ギターをギュインギュイン唸らせていました。

次の「4ST 7LB」では変則的なリズムの難解な曲にもかかわらず安定の演奏力で見せつけられました。

「Faster」では会場のテンションが再びマックスに。イントロのギターの音色が本当に美しかったです。興奮しました。音源で聴くよりも生で聞いたほうがその興奮を味わえるとおもいました。こういうところがフェスやライブのいいところですよね。

「P.C.P」まで『THE HOLY BIBLE』の曲を演奏しきったあと、ここで終わりかと思いきやほかのアルバムの名曲も披露するということで会場は大盛り上がり。

まずは「You love us』。サビでは「ユー!!ラブ!!アス!!ラブアス!!」と大合唱。会場が大きく揺れていました。

続いて1996年にリリースされた『Everything Must Go』より「A Design For Life」。サビでは「We don’t talk about love we only want to get drunk~」と大合唱。

曲の途中でマニックスの歩んできた、「影をともなった栄光の歴史」がふと頭によぎりました。彼らはここまでたどり着くのに幾度となく困難を乗り越えてきたのだと思うととても感慨深い気持ちになりました。

マニックスは音楽よりもそのバンド自体のほうをよくもわるくも評価されがちのバンドでしたが、ここまで演奏力をあげてこんな素晴らしいステージを披露する彼らに過去の面影はありませんでした。

2014年にリリースされたアルバム『Futurology』より「Walk Me to the Bridge」が演奏され会場の観客が一体となってジャンプしたあと、その流れで最後はアルバム『Generation Terrorists』より名曲「Motercycle Emptiness」。

会場のフルボルテージです。みんなが両手をあげて飛び跳ねて大盛り上がりでした。

ギターの美しい音色が胸に突き刺さるような心地でした。

サビでは「モーターサイコーエンプティネス!」と大合唱。ソニックステージのヘッドライナーにふさわしい感動的なステージでした。

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