パンクの女王降臨!Tonight Alive
ソニックステージに登場したのはオーストラリアのパンクロックバンド、トゥナイト・アライブ(Tonight Alive)。
今年のパンクスプリングにも登場した彼女たちでしたが、前回と比べものにならないくらい、パワーアップして日本に舞い戻ってきました。
「To Be Free」「Lonely Girl」と定番曲からステージはスタート。
「Wasting Away」が演奏されると、観客からは大歓声。
最近のライブではなかなか演奏されなかった名曲を生で聴けるなんて思ってもいなく、ファンたちは大喜びでした。
今までのライブと比べると、今回いい意味で大きな変化が見られました。
特に紅一点ボーカリストのジェナの変貌ぶりには驚かされました。
まずは見た目の変化。金色の髪は、派手に刈り上げられ、さらに目の周りを真っ黒に塗っていました。
次に、ステージ上での変化。
堂々としたパフォーマンス。圧倒的な歌唱力。そして不思議なくらいある、声の伸び。
全て確実に前よりパワーアップしていました。
なんと言っても本当にかっこよかった。これに尽きます。
加えて、パンクな曲を歌っているのに、強い歌声なのに、なぜか美しいのです。
かっこいいけど、男らしいわけではない。女性らしいかっこよさを体現していました。
黒く塗られた目元から見える鋭い眼光は、まるで獲物を狙う獣のように強く観客の心をつかみました。
「The Edge」「How Does it Feel?」と定番曲で締めくくったステージ。ステージから去っても歓声は鳴り止みませんでした。