深夜に響くギターの轟音、Dinosaur Jr.
サマソニの夜は長い!深夜に開催される、HOSTESS CLUB ALL-NIGHTERは今年も大盛り上がりです。
ヘッドライナーとして、レインボーステージに登場したのは、アメリカのグランジノイズバンド、ダイナソー・ジュニア(Dinosaur Jr.)。
90年代グランジブームだった頃、そのブームを先導するように、彼らは人気を博しました。
一度は解散した彼らでしたが、2005年に再結成を果たしています。
今回は深夜12時を過ぎた時間からの出番でしたが、会場は観客でいっぱい、前の方では深夜にもかかわらず、ギュウギュウな状態に。
登場するやいなや、すぐに得意の轟音ギタープレーが炸裂。
最初の方で名曲「The Wagon」をいきなり披露すると、その後も淡々と人気曲を披露。
「Watch The Corners」や「Start Choppin’」、「Feel The Pain」などを演奏し、会場を沸かせました。
今年の8月5日にリリースされた『Give a Glimpse of What Yer Not』の中から、新曲も披露しました。
歪みまくりの爆音ギターが、ずーっとギュインギュインいってました。ギターがまるで歌ってるかのように。
そんなギターを弾きながら気だるそうに歌うマスキス。不釣合いのようでギターと歌が最高のバランスを保たれている、これってなんて素晴らしいのだろうと、感心するしかありませんでした。
本当に3人しかいないのかと疑うほど、演奏に厚みがありました。
ライブは90分間続きました。終始、轟音が鳴り響いていました。
会場ではモッシュが起こりました。
ライブ後にはTwitterで「ダイナソーJr.」がトレンドに入っていました。
それだけ素晴らしいライブだったということでしょう。