(C)Sean Eriksson

◢ 待っててよかった!AVICII 最初で最後の来日公演レポート◤

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ついに実現したアヴィーチーのジャパンツアー。大阪公演、千葉公演、合わせて4万8千人のファンが彼の最初で最後のプレイを堪能しました。

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(C)Sean Eriksson

6月5日(日)QVCマリンフィールドで行われた千葉公演。会場は中も外も単独公演とは思えないほどの人と熱気。これほどの人がアヴィーチーのために集まっていることに驚きつつも、過去3年分のツケがあるからしょうがない!と納得。

この日はますアヴィーチーの幼馴染オット・ノウズを筆頭に、YAMATO、banvox、BABY-Tが会場を温めます。オット・ノウズは最後に発表されたばかりのアヴィーチーとのコラボ曲を披露し、アヴィーチーの日本ラストステージへとつなぎます。

Arigato Tokyo and Osaka! And thank u @Avicii for having me 🇯🇵 #BWIB

Otto Knowsさん(@ottoknows)が投稿した写真 –

そして登場したアヴィーチー!ついに本物を目視!!!あの手のひらひら、間違いなくこれまで何度も動画で見たアヴィーチーでした。彼の手の動きに合わせ観客も手を動かします。

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(C)Sean Eriksson

前半はじわじわと会場を温め、後半は自らのヒット曲のオンパレード。イントロが流れるたびスタジアム中に大きな歓声が湧きます。もちろんサビは大合唱。3年間みんなこの瞬間に憧れて、彼の来日を待ち続けていたのです。ずっと彼のプレイで踊り、歌いたかったんだ、その思いが観客の歌声に詰まっていました。明るいうちはモノクロが多かったVJも徐々に色づいていきます。実写やCGで様々な風景が映し出され、その中で一人プレイするアヴィーチーの姿。これまでDJとして長い旅をしてきた彼を表すようでした。

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(C)Sean Eriksson

そんな名曲達の中でも「Waiting For Love」の破壊力は凄まじく、私たちは実に3年間「Wating For AVICII」でしたから胸にグッとくるものがあります。中には泣きながら歌い、踊る人の姿も。そして終盤の「Wake Me Up」でスタンド席3階まで紙吹雪が舞い上がる光景は忘れられません。

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(C)Sean Eriksson

アンコールでは「Levels」のスクリレックスのリミックスで怒涛の追い込みから、すーっと幕を降ろすようにヴォーカルのエコーがスタジアムに響き渡り彼の最後のステージは終演しました。花火で終わった大阪公演とは違い、ものすごい余韻。大団円と言うよりは何か考えさせられるような最後でした。

Tokyo tonight! This show was seriously one of the best of my life!

Aviciiさん(@avicii)が投稿した写真 –

楽しい時も、悲しい時も、辛い時も聴いていたアヴィーチーの楽曲を堪能したこの2時間。まるで苦楽を共にした友人と再会するようなステージでした。アヴィーチーの楽曲は単に「踊れるEDM」というものを超えて心に届くメロディの強さがあります。きっとこれからもそんな素敵な楽曲を届けてくれることでしょう。そして、いつかまたステージに帰ってきてくれる日を祈るばかりです。

だからさよならは言わないよ!アヴィーチー!素敵なステージをありがとう!