進化するナチュかわポップ・プリンセス、カーリー・レイ・ジェプセン単独公演レポート!

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「SUMMER SONIC 2015」は終わっても、サマソニの熱は冷めません!「SUMMER SONIC 2015」に出演したアーティストによる単独公演「SUMMER SONIC EXTRA」。8月17日(月)の赤坂Blitzに登場したのは“ナチュかわポップ・プリンセス”のカーリー・レイ・ジェプセン!

チケットが完売となった本公演には1400人ものファンが集結しました。ティーンの来場者が多いと思いきや大人な女性も多く、おじ様方の姿もちらほらと。カーリーが世代を超えて愛されるアーティストとして成長を続ける証がここにありました。

会場が暗転し、カーリー・レイ・ジェプセンがついに登場!「かわいい」、「かわいい!」と観客の口から思わず言葉が漏れます。確かに、ステージに立つ彼女の姿は、画像や映像を遥かに超えて可愛く、より輝いて見えます。

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1曲目は「Run Away With Me」。曲の終盤ではいくつものバルーンがフロアに舞い降りてきて、オーディエンスの頭上をカラフルに染めていきます。
また、テレビCMにも起用された「good time」のイントロが始まると、オーディエンスは一気にテンションアップ!みんな飛び跳ねながらサビを高らかに合唱しす。

1曲1曲が終わるたびに、カーリーは嬉しそうな照れ笑いを浮かべます。歌っている時の感情豊かな表情とのギャップがたまらなく、彼女が“ナチュかわ”と呼ばれる理由を存分に思い知らされました。

「Gimme Love」のサビではオーディエンスが「JAPAN IS YOUR 2ND HOMETOWN」と書かれた用紙を一斉に掲げるファンによるサプライズも。それを見てまた笑みを浮かべるカーリー。


このサプライズ、実は上記のファン自らSNSなどで告知し、主催者や会場にも許可を取って行われたという、まさにカーリーへの愛が溢れた企画です。それに対してカーリーは、観客が持っていた花紙を受け取り、口に当てて「I Really Like You」のジャケットを再現し、ファンは大興奮!
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以前、カーリーは2013年のサマソニに出演した際に、同じく出演していたシンディ・ローパーのステージに衝撃を受けたと語っていました。カーリーの歯切れの良いボーカルや、可憐な歌声はシンディと相通じるものがあり、着実に進化を遂げるヴォーカルを聴かせてくれました。

「All That」や「Love Again」など、スローテンポな曲では可愛さだけではなくセクシー色気も纏いながら熱唱。終盤はカーリーの名を一躍世界に広めた「Call Me Maybe」で会場中を沸かせます。そしてラストはみんな大好き「I Really Like You」!この日一番の大合唱が会場中に広がり、大歓声のなかカーリーは笑顔のままステージを後にしました。