ファレル&ケミカルのマリンステージまとめレポ!

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実にバラエティ豊かなアーティストが出演した「SUMMER SONIC 2015」。マリンステージのヘッドライナーが2日間ともロック・アクトではなかったのは2010年以来でした。今回は筆者が体験したマリンステージのアクトをまとめレポート!

きゃりーぱみゅぱみゅ

きゃりーぱみゅぱみゅ

マリンステージのトップを飾ったのはきゃりーぱみゅぱみゅ!マリンステージに初登場となるきゃりーは大舞台への不安を語り、集まったフロアのオーディエンスも歓声で応えます。新曲の「Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~」も披露され、ラスト「PONPONPON」では会場が一体となって踊って大はしゃぎ!マリンステージのトップバッターとしてふさわしいステージングを披露しました。

ECHOSMITH

ECHOSMITH

エコスミスは今回が初来日。実に完成度の高い、爽やかなパフォーマンスで会場を魅了しました。ボーカルのシドニーが持つ感情豊かなボーカルや、広がりのあるバンドサウンドは、平均年齢18歳のバンドということを忘れてしまうほど聴き入ってしまいます。すでにこの実力を持っていながら、バンドがさらに成長してしまったらどうなってしまうんでしょうか……楽しみです!

MACKLEMORE & RYAN LEWIS

MACKLEMORE & RYAN LEWIS

マックルモア & ライアン・ルイスの真髄はライブにあり!と聞いていましたが、その言葉を丸々鵜呑みにしても差し支えないでしょう。マックルモアの芯の通ったアツいラップ、ライアン・ルイスの感情を揺り動かすメロディ、空高く響くブラスアンサンブル、バックモニターでの細やかな演出など、どれも派手さを兼ね備えながらひとつひとつ丁寧に作られている圧巻のステージングでした。

ARIANA GRANDE

ARIANA GRANDE

ショウビズ界のニュープリンセスであり、親日家としても有名なアリアナ・グランデは登場するやいな、小悪魔な笑みでオーディエンスをメロメロにします。日本でのフルライブは今回のサマソニが初めてで、生アリアナを待ち望んでいたファンは感涙もの。彼女が持つ類まれなる歌唱力でダンスナンバーからバラードまで熱唱し、お得意のホイッスル・ボイスが飛び出すとオーディエンスは大歓声!

THE CHEMICAL BROTHERS

THE CHEMICAL BROTHERS

初日のヘッドライナーだったケミカル・ブラザーズは、サウンドから演出まですべてが一つの世界に重なりあう、重厚なケミカルワールドをここサマソニでも作り上げました。サマソニファンにとっては念願のステージに、オーディエンスは終始恍惚の表情。ビッグ・ビートの生みの親であるケミカル・ブラザーズが奏でる音圧や予想の遥か上を超える展開はすさまじく、終わって日が経った今でも耳から離れません。

MAGIC!

MAGIC!

マジック!の奏でるレゲエ調のキャッチーなバンド・サウンドは真昼の野外ステージにぴったりで、彼らが演奏すると曇り空がみるみる晴れていく様子はまさにマジック!伊達男のボーカル、ナスリの陽気なMCに会場中が笑顔を浮かべます。またザ・ポリスの「Message in a Bottle」もカバーし、ノリノリのロック・サウンドを奏でました。

ZEDD

ZEDD

先日の単独公演のチケットが即完したゼッドは、サマソニでもやはり超満員!ついに入場規制もかかり、クラウドは終始飛び跳ねてのお祭り騒ぎ!ゼッドお得意の激しくもメロディアスなシンセ・サウンドが会場中に響き渡りました。また、先にマリンステージでのライブを終えたマジック!のボーカルであるナスリも登場し、ヒットナンバーの「Rude」のゼッド・リミックスを披露するというフェスならではのサプライズも!

IMAGINE DRAGONS

IMAGINE DRAGONS

前回のサマソニが初来日だったイマジン・ドラゴンズは、2回目の出演にしてトリ前のステージを飾りました。メンバー全員によるリズム・セッションや、ダンの力強いボーカルなど、ダイナミックでパワフルなステージングを披露し、初めて彼らを見る人々の心をも捉えます。現代ロック・シーンにとっての重要なバンドの一組といっても過言ではないイマジン・ドラゴンズ。彼らがいつかヘッド・ライナーとしてマリンステージを飾る日を願っています!

PHARRELL WILLIAMS

PHARRELL WILLIAMS

2日目ヘッドライナーのファレル・ウィリアムスは、みんなが待ち望んでいた生「HAPPY」を華麗に披露。こんなに気持ちのいいクラップはありません!そしてなにより、ザ・ネプチューンズ、N.E.R.Dのメンバーであるチャドがステージに現れたビッグサプライズに会場中が大興奮!N.E.R.D名義のナンバーから、ダフト・パンクの「Get Lucky」など、ファレルが関わる新旧さまざまな名曲を余すことなく披露し、ラストの打ち上げ花火をバックに「Freedom」をシャウトし続けるファレルの姿は2度と忘れられません。

こちらにも「SUMMER SONIC 2015」ライブレポートを掲載していますので、あわせてご覧ください!
AndMore!SUMMER SONIC LIVE REPORT