ビヨンセ!スティーヴィーワンダー!レッチリ!サマソニ歴代ヘッドライナーまとめ【2009〜2011年】

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毎年サマソニの第1弾出演者発表は新しい年を迎えた1月頃。出演発表からまだかまだかと待ち望み、ようやく見ることができたステージで繰り広げられる極上のパフォーマンスは最高の夏の思い出を残してきました。そんなサマソニの歴代ヘッドライナーを振り返るシリーズ。これまで初開催の2000年〜2008年を振り返りました。

第1回開催からのサマソニ歴代ヘッドライナーまとめ【2000〜2002年】
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メタリカ、アクモン、コールドプレイ!サマソニ歴代ヘッドライナーまとめ【2006〜2008年】

今回は2009年〜2011年までのヘッドライナーを振り返ってみましょう!

【第10回開催 2009年】

・MY CEHEMICAL ROMANCE
・LINKIN PARK
・BEYONCE

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記念すべきサマソニ10周年はなんと史上初の3日間開催でした。東京1日目のヘッドライナーはマイ・ケミカル・ロマンス。現在は解散していますが、2004年のサマソニで初来日した彼らがヘッドライナーとして戻ってきたことで当時話題になりました。炎や火花を使った派手な演出や「マイケミカルロマンス」とカタカナ表記の背景などとともに「Welcome to the Black Parade 」や「Helena」などを披露しました。
東京2日目のヘッドライナーはリンキン・パーク。これまで3回出演経験がありますが、ヘッドライナーとしての出演は2度目です。マイクアクシデントがありつつも、「Hands Held High」のアカペラや、アンコールでのボーカル・チェスターによるソロプロジェクトなどで観客を魅了しました。
東京3日目のヘッドライナーはビヨンセ。「Crazy in Love」や「Single Ladies (Put A Ring On It)」の他にアラニス・モリセットの「You Oughta Know 」をカバーしたり、マイケル・ジャクソン追悼を込めたライヴ・アレンジなど盛りだくさんの内容でした。何回も衣装チェンジをしたり、豪華なステージセットに加え、彼女の圧倒的な歌唱力、存在感には唯一無二の高いエンターテインメント性を感じられました。

MY CEHEMICAL ROMANCE
MY CEHEMICAL ROMANCE

LINKIN PARK
LINKIN PARK
BEYONCE
BEYONCE

この年はあのレディー・ガガがミッドナイトソニックでサマソニに初登場し、今では考えられないような豪華ステージを披露しました。ナイン・インチ・ネイルズNE-YOリンプ・ビズキットなど豪華アーティストも多数出演。邦楽ではB’zマキシマム ザ ホルモンパフィーなど現在も活躍しているアーティストの他に、ミッドナイトソニックでは当時活動していた人気バンドゆらゆら帝国ミドリなどが出演しました。他にもエイフェックス・ツインテーム・インパラなど現在も人気のアーティストが多く出演し、まさに10周年に相応しいダイナミックな年でした。

【第11回開催 2010年】

・JAY-Z
・STEVIE WONDER

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再び2日間開催に戻った11回目のサマソニ東京1日目のヘッドライナーはジェイ・Z。当時大ヒットした「Empire State of Mind」ではブリジット・ケリーが登場。「Big Pimpin’」ではかつて共演した仲間であるピンプ・Cノトーリアス・B.I.G.アリーヤらへの追悼の言葉を述べるシーンも。世界的なHIPHOPアイコンとしての圧倒的な存在感を見せつけてくれました。
東京2日目のヘッドライナーはスティーヴィー・ワンダー。アリーナ以外は早々に入場規制となり、約20分遅れで開始しました。「Sir Duke」や「I Just Called To Say I Love You 」などの名曲はもちろん、ジェイ・Z の「Empire State Of Mind」を披露し、まさにトリにふさわしい極上のステージでした。

JAY-Z
JAY-Z

STEVIE WONDER
STEVIE WONDER

この年はヘッドライナーに加えナズア・トライブ・コールド・クエストも出演。日本を代表するロックンローラー・矢沢永吉が初登場したことも話題になりました。シガーロスのボーカル・ヨンシーテイラー・スウィフトなど豪華アーティストの他、今年出演のトゥー・ドア・シネマ・クラブを筆頭にパッション・ピットドラムスハーツら新人勢にも注目が集まりました。邦楽からは現在大人気のONE OK ROCKや、今年出演の[Alexandros]の改名前の[Champagne]も初出演でした。

【第12回開催 2011年】

・THE STROKES
・RED HOT CHILI PEPPERS

2011サマーソニックポスター

12回目の開催となる2011年の東京1日目のヘッドライナーはザ・ストロークス。2003年のサマソニ以来8年振り2度目の出演でした。代表曲「Is This It」から始まり、オーディエンスからは驚きと歓喜の大歓声が!ラストの「Take It Or Leave It」の演奏中に花火が上がる演出に感動した人は多いでしょう。
東京2日目のヘッドライナーはサマソニ初出演のレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。この2日前にミュージック・ステーションへ生出演したことでも話題になりました。5年ぶりのアルバム「I’m With You」を引っさげ、新ギタリスト、ジョシュ・クリングホッファーが加わった新体制で初のお披露目。歴代の名曲や最新作まで、全18曲名曲づくしの濃厚なパフォーマンスを見せてくれました。

THE STROKES
THE STROKES
RED HOT CHILI PEPPERS
RED HOT CHILI PEPPERS

他にもこの年はオアシスの元メンバーによって結成されたビーディ・アイ、元セックス・ピストルズのジョン・ライドンがボーカルを務めるパブリック・イメージ・リミテッドなど豪華アーティストが出演しました。また、初出場のX JAPANのステージではスクリーンにかつてのメンバーhideTAIJIが映し出されたり、当時アジアNo.1ガールズ・グループと言われていた少女時代の出演も話題に。開催目前にメンバーのレイ・ハラカミが亡くなったyanokamiは残されたメンバーの矢野顕子が、ゲストのU-zhaanと共にステージを務めました。今年出演のアーティストからはスウェードがソニックステージのトリを務め、パニック!アット・ザ・ディスコはマリンステージに出演しました。また、この年復活したソニックマニアには、今年ヘッドライナーを務めるアンダーワールドが出演していました。

以上、2009年〜2011年を振り返ってみました。10周年を迎え、初の3日間開催や、バライティに富んだラインナップによってサマソニが以前にも増してビッグイベントとなってきましたね。
次回は2012年〜2015年のヘッドライナーを振り返ります!


サマーソニック2016
2016年8月20日(土)・21日(日)
東京会場:QVCマリンフィールド&幕張メッセ
大阪会場:舞洲サマーソニック大阪特設会場
<関連リンク>
SUMMER SONIC 2016