レコ屋厳選!この夏にぜったい聴きたい、ダンスミュージック!

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夏フェスの準備はOK !? フェスコーデも当日のタイムテーブルもばっちり! だけど、アーティスト情報は…。そんな人にオススメする、この夏聴いておくべきアーティストを「TOWER RECORDS」のスタッフに聞きました♪ 第3回目は、ダンスミュージックをご紹介します!

ナビゲーター プロフィール
野村有正さん(Arimasa Nomura)
TOWER RECORDS新宿店のクラブミュージック担当。初めて買ったレコードは、モトリークルーの『Dr.Feelgood』で、心酔しているアーティストは、イギリスのDJ、アンドリュー・ウェザオール。ダンス系のフェスで超楽しんでそうと言われてイメージする芸能人は、「最近はDJとしても活動しているので」ナインティナインの岡村隆史と「個人的にファン(笑)」の立花亜野芽。

まずは、この夏に聴くべきDJ&ダンスミュージック系アーティストを教えてください!

「The Chemical Brothers、Tuxedo、Jam City、Psychemagik、Kenji Takimi(瀧見憲司) の5組です。ケミカル・ブラザーズは、新作を引っ下げて絶好のタイミングでのサマソニ出演。ショウでは新たな仕掛けや驚きがありそう。タキシードは、大ヒット&今春の来日も大盛況とあって、サマソニの大きな会場でもオーディエンスをロックしてくれると期待しています。ジャム・シティの新作『Dream A Garden』は、ひんやりとした質感で、夏の暑い日にもぴったりだと思います。オススメです。イギリスのディスコ・ユニット、サイケマジックは、今夏来日の裏本命アーティスト! セットもネタも気になりますね。瀧見憲司氏は、日本が世界に誇る“Master of the Romantic”。どんなシチュエーションでもDJの醍醐味を披露してくれます」

The Chemical Brothers
The Chemical Brothers

Tuxedo
Tuxedo

この夏に来日するグループは特に、要チェックですね。
では、最近のダンスミュージックのトレンドを教えてください。

「音楽制作がPCひとつで可能になったことで、才能と技術を持ったプロデューサーが自らのイメージを簡単に具現化できるようになりました。このことが、近年のトレンドにも大きく影響していると思います。特に、EDMシーンでのプロデューサーの若年齢化は顕著です。今後も才能豊かな若いアーティストがシーンを席巻することは間違いなさそう!」

確かに、EDM勢の活躍ぶりはスゴい!
野村さんは、ダンスミュージックの魅力は何だと思いますか?

「人間が本来持っている“踊る”という行動の根源的な部分に、直接、影響を与えるところだと思います」

最後にお聞きします。ダンスミュージックの魅力をもっと知りたい人は、まず、何から聴けばいいでしょうか?

Bizarre Love Triangle「イギリスのテクノ/ロックバンド、ニュー・オーダーの『Bizarre Love Triangle』をオススメします。この曲は、1986年にリリースされた彼らのヒット曲。多くのアーティストにカバーされているので、聴き比べるのも楽しいと思います」

まとめ

「この夏にぜったい聴きたい、ダンスミュージック」はいかがでしたか? ダンス系のフェスが乱立する中、DJ&アーティストが急増しているこのジャンル。どこから始めていいかわからない……なんて人も、今回紹介したアーティストのCDをレコードショップでゲットして、来たる夏フェスに備えてみては?

text:石上直美(verb)

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