【主催者インタビュー】GREENROOM・釜萢直起「フェスティバルクリエイターでいること」


クリエイティブな会場、環境づくり

GREENROOM

ーーーGREENROOMは会場のデコレーションなどもイメージが統一されていますよね。やはり、そこは意識して会場づくりをされているんですか?

釜萢 基本的にはクリエイティブに、僕らも表現者でありたいという姿勢なんです。ミュージシャンやフィルマー、ペインターとかアーティストがいる中で、僕らもフェスティバルクリエイターでいることはすごく意識しています。お客さんにしてもアーティストにしても最高のものを用意して迎えたいし、もちろんカルチャーへのリスペクトもあるので、そこを“ださい”と思われないよう、ちゃんと作っていきたいなと思っています。

ーーー入り口のチョークアートやタイムテーブルもすごい面白いくておしゃれですよね。

釜萢 おしゃれというか、そこのシーン自体がいいのでおしゃれに見えるんだと思います。タイムテーブルはうちの社内のデザイナーたちが描いているんです。今年もまた違うクリエイションをしようかと思ってます。それもチャレンジというか、やっていて楽しいですから。

昨年の会場入口に飾られたタイムテーブル

ーーー昨年はマリン&ウォークの方までさらに会場も拡大されましたよね。

釜萢 僕は広いスペースでゆったり観るのが好きなので、エリアを大きくしていきたいというのは常に考えてますね。好きなアーティストが出るときは、ステージ前で観て、その後はまた後ろの芝生で寝転がって観たりとか、フェスはいろんな楽しみ方があるべきだと思うので、そういう意味でも色んなゆるい場所もあるべきかなと思ってます。

ーーー会場中だけじゃなくて、外のエリアも毎年賑わっていますが、外側を盛り上げるために何か工夫されてることはありますか?

釜萢 マーケットがカルチャーだと思ってるので、かっこいいサーフブランドやスケートのブランドが並んでいてライダーとかがいれば、そこにバイブスが生まれてどんどんムードを演出していけるんですよね。そういうのをすごく大事にしてます。

GREENROOM
アートコンテナ

ーーーライダーの方達はブランドが呼んでいるんですか?

釜萢 そうですね。各ブランドがブランドのアイデンティティを展開するアートコンテナというのがあるんですけど、そこがペインターやフォトグラファー、ライダーたちを呼んでいます。いいブランドがたくさん集まることによって、そこがブランドタウンというか、ビーチであり、スケートパークであり、いろんなファッションの街であるイメージですね。

ーーー会場外にあるキッズエリアもすごく賑わっていますよね。

釜萢 赤レンガに来てる人たち、全体を楽しませていきたいと思ってるんです。キッズエリアではふわふわ遊具を置いたり、キッズディスコというのをやっています。僕らはSUMMER SONICの中でもキッズエリアを担当しているんですよ。ライブを見た後に疲れてきて、子どももちょっと遊びたがったりしているところを楽しませるのがお仕事です。子どもが楽しければ大人も楽しいし、その逆もあるので、子どもをどう楽しませるかというのは、すごい頑張ってます。

キッズディスコ

ーーーライブの音も聞こえるし、外だけでも十分楽しめちゃいますね。

釜萢 もちろんチケットは買ってもらいたいですけど、それ以外の楽しみ方もあるので会場の中も外もどっちも拡充していきたいです。音漏れとかは逆にそれも味だなという感じで。昔から変に隠す形ではなくて、あえてオープンな感じで作ってきたので、それはこの先も変わらないと思いますね。

サーフカルチャー、ビーチカルチャーを伝えていくこと

GREENROOM

ーーーフェス以外にもギャラリーや映画配給などもされていますが、今後さらに取り組みたいことはありますか?

釜萢 ビーチカルチャーを伝えていくということであれば、いろんなことをやっていきたいなと思ってます。フェスで伝えるというのもありますし、例えばホテルを作ってそういうスタイルを表現するということもできますよね。

ーーーホテルいいですね。

釜萢 そこにはバーがあったり、レストランがあって…とホテルはいろんなことが詰まっていると思いますね。サーフィンも行けるし、ホテルでライブも楽しめるというのは海外ではよくあるじゃないですか。あとホテルのような空間にアートはすごく必要なものだと思し、映画も絶対あったほうがいい。そういうのが実現できたらうれしいですね。

ーーーセイブ・ザ・ビーチの活動の方は今後新たな取り組みは考えていらっしゃいますか?

ゴミ箱設置プロジェクト

釜萢 ビーチへのごみ箱の設置は、9年目で100基以上は設置したと思います。ごみ箱も置くだけではただのごみで、それを毎日回収してくれる仕組みをつくってはじめて機能するものです。うちはかながわ海岸美化財団とパートナーシップを組んで、町のごみ箱と同等に扱っていただいて、ごみを回収してもらっています。今年は、さらにセイブ・ザ・ビーチ、セイブ・ザ・オーシャンの啓蒙の看板をビーチに出す予定です。ハワイではビーチクリーンに参加すると、フェスに参加できたりということも行っています。

ーーーそういうきっかけでもいいから参加してもらえると変わりますよね。

釜萢 まずはアクションを起こしてほしいというのもあるので。何かきっかけになれば、海を好きになれば汚したくない、というのが生まれるはずなので。

ーーーでは、最後に参加する方へのメッセージをお願いします。

釜萢 今年、フェスとしては“フリープラスチックス”というビニール袋だったり、プラスチック製品を極力なくしていきたいというアクションをやっているので、ぜひそれには賛同してほしいと思っています。あとは昼もいいし夜景も最高なので、いい音楽を聴きに来てください。

GREENROOM


GREENROOM FESTIVAL’17
2017年5月20日(土)・21日(日)
会場:神奈川 赤レンガ地区野外特設会場

<関連リンク>
GREENROOM FESTIVAL’17

text:くのまい

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