【サマソニ東京ライブリポート】LANY

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お昼のソニックステージに登場したのは、”世界で一番ポップなセツナポップバンド” LANY(レイニー)。

2014年にバンド結成後、インターネットに音楽をアップロードしたところ、その6日後には複数の大手レーベルから問い合わせがきたという彼ら。それほど圧倒的な実力を持つ、いま大注目の新人バンドです。

今回が初来日。初めて彼らの演奏を目の当たりにした人が多かったはずですが、良い意味でとても親しみやすいせいか、今回のライブを観て、彼らのライブに「恋に落ちた」人が多いのではないでしょうか。

というのも、音源で聴くだけでは伝わらない良さがライブで存分に発揮されていたからです。
特に、ボーカルのポールによる数々のパフォーマンスがこの上なく素晴らしかったです。

レイニーは3人のメンバーがそれぞれたくさんの楽器を担当するバンドです。ゆえに、ポールはキーボードをやったり歌ったり、ギターやったり、一つの曲でステージ上をたくさん動き回るのですが、その動きがとっても楽しそうなのです。純粋に音楽を楽しんでいるというか、変にクールぶらずに観客に目を向けて演奏するその姿が、とてもステキでした。

合間には「I love you!」と何度も言ったり、セクシーなダンスを披露したり、寝そべったり。あまりにも陽気すぎるポールのパフォーマンスは本当に観ていて楽しかったし、彼の虜になってしまいました。それに対して、他のメンバーがあまりにもそのポジションから動かないので、その対照的な感じもこのバンドの良さだと思いました。

「Dumb Stuff」「4Ever!」「Bad,Bad,Bad」「the Breakup」
「Good Girls」など、主にデビューアルバムの『LANY』から演奏していました。

代表曲「ILYSB」では会場から手拍子が巻き起こり、大盛り上がりの中、ステージは終了。最後はメンバーみんなで肩を組んで「ありがとう!本当にありがとう!また近いうちに会おう!」と言って去って行きました。

そう言ったからには近いうちにきっと来日してくれることでしょう。今から楽しみですね!

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