Madeon

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相変わらず、デッドマウスが他のEDMプロデューサーたちをディスりまくっています。「お前らはステージ上でプレイボタンを押しているだけだ!大金もらってんだから相応のテクニックを見せてみろ!」と、EDMのパフォーマンスのあり方そのものに疑問を感じているようですね。先日もアヴィーチーと火花を散らしていました。

が、そんな罵り合戦とは全く別次元にいるアーティストがいます。それがマデオン。この人のパフォーマンスは、デッドマウスが批判する「ボタン・プッシャー」のそれとは一線を画します。“Launchpad”と呼ばれるコントローラーを自在に操り、独特のステージを展開します。サンプリングした音源を組み合わせ、自分の表現として新たに昇華するんですね。使いこなすのに相当な技術を要するという点で、バンドマンが楽器を演奏するのと何ら変わりないわけです。今回のソニックマニアでも、その才能を遺憾なく発揮しておりました。

大きく分けて3つのパートに分かれます。“The City”から始まるEDM劇場。Nonsenseで幕を開けるトラップワールド。そして終盤に入り、ようやく新作アルバムの「アドベンチャー」的な世界へと突入します。同作品のジャケットが映像として使われたのは、本当に最後の段階です。オープニングとして使われることが多い“Technicolor”もこのフェイズだったことも、何か意図を感じさせますね。次の日への布石だったのかも?マリン・ステージに行った方、如何でしたか?

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