オシャレでモダン。第11回 Hostess Club Weekender 1日目参戦レポ
11月22日に開催された第11回 Hostess Club Weekender。その1日目の様子をお届けします。
会場の様子
まずアーティストのレポをする前にHostess Club Weeekenderの会場の雰囲気があまりにもよかったので簡単に会場の雰囲気を紹介したいと思います。
今回の会場は新木場STUDIO COASTでした。会場全体としてゆったりとした雰囲気が漂っていてまさに「大人の良い休日」といった感じでした。
グッズ売り場はこんな感じ。
たくさんの種類のグッズが用意されていました。また、アンケートに答えるとHostess缶バッチがもらえました。
会場ではCDが大量に販売されていて今回出演するアーティストはもちろんWolf Aliceのような最近のアーティストからSex Pistolsのような古いアーティストまでバラエティ豊かな品揃えでした。
輸入版は通常より少し安く売っていました。
LP版も販売していました。
飲食店もいくつか出店していてアジアのエスニックな料理を堪能できました。
ではここからアーティストのライブレポをしていきたいと思います。
Dornik(ドーニク)
Posted by Hostess Club & Weekender on 2015年11月21日
最初に登場したのは新人ながらも大注目でプロデューサーとしても活躍しているドーニク。
さすがはイギリスの人気レーベルPMRに所属しているだけあります。新人とは思えない演奏力、優しい歌声に会場が包まれました。
ゆっくりで代表曲「Drive」などおしゃれでモダンな雰囲気の曲が続いたあと、最後には名曲「Strong」を披露。ちょっとアップテンポなこの曲に会場中が揺れて大盛り上がりでした。
Christopher Owens(クリストファー・オウエンス)
Posted by Hostess Club & Weekender on 2015年11月21日
2番目に登場したのはクリストファー・オウエンス。元Girlsのメンバーです。
クリストファーがもんぺのような衣装でステージに登場すると会場からは歓声が起こりました。
ステージが始まり一曲目は、「Me Oh My」。初めから彼らの不思議な世界観に圧倒されっぱなしでした。その後も、「Selfish Feelings」など計16曲を披露。「Heartbreaker」などGirls時代の曲も披露し、ファンを沸かせていました。
演奏中は終始夢の中にいるような気持ちにさせられました。
全体的な感想としてはとても今まで見た他のバンドとは明らかに「異質」なバンドであるという印象を受けました。まずドラムが観客側から見て左に配置され、バンドメンバーがみんなお互いを向き合って演奏しているところから変わっているなと思いました。音作りへのこだわりもすごくて使っているアンプは小さいものもエフェクターを多用してギターをギュインギュイン唸らせえていてすごい独特で魅力的なサウンドを作り出していました。
ドラムもスティックを使わずにブラシを使ったかと思えばスティックに持ち直して激しいタム回しを披露したりと終始私たちを飽きさせないステージでした。
途中、ミラーボールがキラキラする場面があり、美しい落ち着いた音楽とミラーボールの光が美しくてついうっとり。
最初から最後まで素晴らしいステージで、拍手喝采でした。
Daughter(ドーター)
Posted by Hostess Club & Weekender on 2015年11月22日
3番目に登場したのはドーター。
一曲目は「Tommorow」。最初の静けさと途中の大地を駆け抜けるような激しさの抑揚がすごくて、一瞬にして心を奪われてしまいました。本当に美しかったです。
その後もボーカルのエレナの繊細な歌声が観客たちを夢の世界へと連れて行きます。新曲「Winter」も披露していました。
特に印象的だったのは「Smother」。表面的な激しさはないのに穏やかなサウンドの中でどうしてこんなにも強いエネルギーを感じるのか、疑問に思うほどとてもパワーを感じたし、魅了されました。まるで物語のような演奏でした。
ボーカルのエレナの声がまるで森で木霊しているかのような、そんなステージでした。
その後も名曲「Youth」や「Home」を披露し、終わった頃には大歓声でした。
the Melvins(メルヴィンズ)
Posted by Hostess Club & Weekender on 2015年11月22日
最後に登場したのは、あのニルヴァーナにも影響を与えたバンドともいわれる怪物バンド、メルヴィンズです。
メルヴィンズへの期待度は特に高く、ステージ前の音出しの時点で観客は大盛り上がり。
ステージは激しいドラムソロからスタートしました。
激しいドラムにあわせて他の2人もステージに登場し、3人そろった瞬間からノンストップでステージが始まりました。
「Hug Me」からステージが始まり、いきなり貫禄を見せつけられます。「the Water Glass」では、パフォーマンス力だけでなく技術力の高さも見せつけられました。3人でここまで迫力の演奏力ができるなんてさすがはメルヴィンズといったかんじです。加えて安定感もあります。どんどん加速する曲なのに3人は全くずれないし、それどころかみんな好き勝手に激しい演奏をしています。
恐るべしメルヴィンズ。
Posted by Hostess Club & Weekender on 2015年11月22日
バズのギターソロも本当にかっこいい。激しいけどドロドロしたギターソロが体の内側にこびりつくかのような感覚に襲われました。これがベテラン怪物バンドの恐ろしさというものなんだと実感しました。
ジャレドも途中でベースを描きしるかのように演奏したり、とにかくパフォーマンス力がすごい。圧巻でした。
「Sesame Street Meat」や「the Bit」など重たいドロドロの曲を多数披露。
最後は「Fascists Eat Donuts」。それぞれが激しい演奏をしていてもういい意味でめちゃくちゃでしたが「1234!」と観客と一体となり大盛り上がり。超高速列車に乗ったかのような疾走感が本当にたまらなかったです。
彼らは私たちを内側からぐちゃぐちゃにして散々暴れたあと、最後は爆音を鳴らしたまま楽器だけ置いてステージを去って行きました。なんてロックなんだ。かっこよすぎました。
2015年11月22日(日)
2015年11月23日(月・祝)
会場:東京・新木場Studio Coast
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第11回 Hostess Club Weekender