UNDERWORLD

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    サマソニ1日目のヘッドライナーであるアンダーワールド。降ったりやんだりしていた雨は彼らが登場する頃には異常なほどの湿度だけを残してやんでいました。
    ほぼ定刻通りアンダーワールドが登場!まずはニューアルバムから「I Exhale」、「If Rah」を披露。今年の3月にリリースされたばかりの曲を早速味わうことができました。気だるいような、でもじわじわと体の芯を揺さぶるリズムとカールの心地良く響く低音がスタジアムの湿気とマッチして自然と体が揺さぶられます。スタジアムという空間はより音の広がりを体で感じることができました。
    そして「Two Months Off」のイントロがかかると歓声が。早速踊らせにかかります!
    ひと盛り上がりして再びニューアルバムからのミドルテンポな曲におちついたかと思えば、またすぐさま響き渡る鋭いサウンド。程よい間隔で訪れる曲の緩急に彼らの人柄が表れているように感じました。
    そしてもはや鉄板の流れである「girl」からの「Riz」。アリーナには大きな風船が流れ込み、さらには白や青に光り始め、否応なしにテンションが上がります。曲と照明とシンクロして光る風船が不規則に弾む様はなんとも美しく楽しい光景でした。
    そして最後はやはり「Born Slippy」。さっきまでは一色で光っていた風船が色とりどりに輝き始めます。しかし、これだけでは終わらないのがアンダーワールド。曲が一旦静かになり、再び盛り上がる瞬間と同時に打ち上げ花火が!これにはスタジアム中が本能のおもむくままに体を揺さぶり全身で喜びを感じていました。カールの言っていたサプライズとはこのことだったのでしょうか?しかし、これは分かっていても体験しなければ感じることのできない多幸感に溢れた時間でした。まさに「祝祭」という言葉がぴったりのステージ。
    最後はカールとリック2人で肩を組み、仲良く挨拶をしてステージを去りました。

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