サマーイケメンソニック
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マウンテンステージに登場したのはノルウェー出身のトラック・メイカー、カシミア・キャット。
昨年初来日し、今年は満を持してサマソニ初登場です。
ステージ前には楽屋からツイートしていたようで、ファンも目に止めていたでしょう。
真夏なのにグレーの長袖パーカーを着て、ふらふらとした独特の歩き方で登場。キャップの上からフードまで被って暑くないのかな、恥ずかしがり屋なのかな…と思っているうちに、森の中の映像と共にプレイが始まります。
序盤、「Mirror Maru」を流して、オーディエンスを煽ります。普段はあまり顔を出さない彼を見れる貴重な時間です。風に吹かれた長い髪と、照明の光で神々しく見えます。
そこから緩急をつけてオーディエンスを踊らせる、極上のチルアウト感はさすがです。マウンテンステージにゆったりとした空気が流れます。欲を言えば、深夜に観たいですね。
プレイ中に時々する猫のような仕草は、名前からきてるんでしょうか?かわいい…。
途中、オーディエンスの写真を撮ったり、マイペースな様子が伺えます。
終盤にはミゲルの「Do You…」リミックスや、アリアナ・グランデをフューチャリングした「Adore」、カニエ・ウエストの「Waves」などのヒット曲を連発し、バックにはモノクロの映像が流れ続けます。
プレイ終了後、写真を撮ってくれと言わんとばかりに前に出てきてくれて、ファンは大歓声!
最後はまるで今から近所に出かけるかのように、どこかから出てきたリュックをしょってステージを去って行きました。
デビューアルバム全英チャート1位。スーパールーキー、Blossoms
2016年8月5日に発売されたデビュー・アルバム『ブロッサムズ』は、全英アルバム・チャート初登場1位を獲得。
そんなUK期待の新星が満を持してサマソニに登場しました。
そのサウンドは70年代〜80年代を彷彿とさせるようなサイケ感と、近年ブームとなっているエレクトロポップ感を融合させたようなTHE UKサウンド。
サウンドだけでなく、彼らから醸し出せれる雰囲気まですべてがおしゃれでした。
よく見ると、ベーシスト・チャーリーが「こんにちは」と書かれたTシャツを着ていたのですが、それすらもオシャレと感じるほど。
「Honey Sweet」、「Getaway」など人気曲を披露。
途中のMCではしっとりと聴き入っていた観客たちに対して、盛り上がってるかどうか、気にかけている様子を見せるシーンも。
もちろん心の中では、盛り上がっていましたが、ただ、幻想的な空間に飲み込まれて圧倒されていただけだったと思います。
ライブの様子から、一見クールそうなのに全然そんなことなくて、気さくな人たちなんだなと感じました。
途中にはボーカルのトムだけでアコースティック演奏も披露していました。
特に印象的だったのは。メンバー全員がとってもかっこよすぎたということ。
周りの人たちも、彼らのステージを見て、「イケメンすぎる」と声を揃えて絶賛していました。もちろんビジュアルだけでなく、曲演奏も含めての「イケメン」ということだと思います。
最後の曲は「Charlemagne」。曲が始まる前に、「一旦座って。合図を出すからみんなでジャンプしてね!」と指示を出したトム。
観客たちは指示通り、曲の始まりとともに大きくジャンプ!そのまま、まるでディスコ会場にいるかのようにみんなで体を揺らし盛り上がりました。
「午前中はあいにくの雨模様でしたが、僕がMCをスタートしたら雨が一旦止み、「水曜日のカンパネラ」が歌い出したら晴れる…という、ラッキーなスタートがきれました。
今後、マリンステージでは「アンダーワールド」のライブを控えています。明日は、あの伝説のライブを残した「レディオヘッド」が再来します。今から気合い十分なので、皆さん、最後まで一緒に楽しみましょう!」
取材メモ
先日、インタビューをさせていただいた縁で、サッシャさんの楽屋まで陣中見舞いに行かせていただきました。写真をお願いしたところ、エントランス付近まで出てきてくれ、急遽、サッシャさんとファンとの撮影会に…。サッシャさんのその寛大さに、さらにファンになったand more!スタッフ一同でした!