Photo : YOSHIKA HORITA

5万人が熱狂!ジャスティン・ビーバー来日公演レポート!

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8月13日(土)・14(日)、幕張メッセにてジャスティン・ビーバーの来日公演が行われました。今回の来日は昨年リリースされたアルバム「パーパス」のワールドツアー。世界中で大ヒットしたアルバムのツアーはチケットも即完売となりました。そんな貴重な公演の14日(日)のライブレポートをお届けします。

会場はジャスティングッズに身を包んだ大勢のファンで埋め尽くされていました。16時ちょうどに照明が暗転。まずはアルバム一曲目である「マーク・マイ・ワーズ」からスタート!ジャスティンの登場には大歓声が送られます。そして、今年グラミー賞を獲得した「ホウェア・アー・ユー・ナウ」を続けて披露。海外で活躍する日本人ダンサー、YUSUKE NAKAIのソロダンスパフォーマンスも会場を魅了します。

中盤ではメジャー・レイザー、ムーとコラボした「コールド・ウォーター」とアルバムに収録されている「ラヴ・ユアセルフ」を弾き語りで披露。「ラブ・ユアセルフ」はマイナー調にアレンジされ、哀愁の漂う曲に。彼の歌声ともマッチする素晴らしいアレンジでした。

ジャスティン・ビーバー
Photo : YOSHIKA HORITA

その後のMCでは日本語を披露。「ありがとうございます」「よろしくお願いします」「お疲れ様でした」「セクシーだね」「あ、いいじゃん」と使える日本語をしっかり覚えているジャスティン。
「チルドレン」では日本人のキッズダンサーと共演し一人ずつ名前を聞いて紹介し、ハグ。日本人の名前は聞き取りづらいようで、なかなかスムーズに紹介できず最後に紹介した「ひなた」ちゃんは「カナダ」ちゃんとしか聞こえず困惑した様子でしたが、そのまま「カナダ!」と紹介し笑いを誘いました。
英語が伝わらない観客を盛り上げるため歓声を煽り、会場の端から端へと歓声のウェーブを起こして観客を盛り上げる一面もありました。

終盤は「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン」、「ベイビー」と続き、ラストは雨の降る演出の中で大ヒット曲「ソーリー」。途中服を脱ぎ、鍛え上げられた肉体でのパフォーマンスには歓声が上がります。
最後にはダンサー陣と円陣を組み、一人ずつこの日本での公演の成功を讃えるようにハグを交わしていました。

最新のジャスティンの音楽を堪能した一時間半。
EDMテイストの楽曲にフュージョン系のバンドサウンドとDJのスクラッチプレイが加わった、厚みのあるサウンドはライブならでは。そこに彼のパフォーマンス力が合わさり、エンターテイメント性の高いステージを楽しむことができました。
10代で世界を魅了したアイドルは確実にポップ・スターヘと成長している姿を見せてくれました。開演まで会場ではマイケル・ジャクソンの曲が流れていましたが、彼もそれをしっかりと意識しているのではないでしょうか。最後には「またすぐ来るよ!日本大好き!」と言ってくれたので、また近いうちに彼のステージを楽しめる日を心待ちにしています。


ジャスティン・ビーバー「PURPOSE WORLD TOUR」
2016年8月13日(土)・14日(日)
会場:千葉 幕張メッセ

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ジャスティン・ビーバー「PURPOSE WORLD TOUR」特設ページ