BABYMETAL、東京ドーム公演「BLACK NIGHT」元旦にWOWOWでオンエア!

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世界中の音楽フェスに出演し、ヘヴィメタルの重鎮ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードとも共演を果たし、RED HOT CHILI PEPPERSのUKツアーのスペシャル・ゲスト、さらにはアメリカで短編アニメーションの制作が決定するなど、活動のフィールドを拡大し続けるBABYMETAL。

そんな彼女たちが9月19日・20日の2日間にわたって初の東京ドーム公演を行なった。今年の4月1日に2枚目のアルバム『METAL RESISTANCE』を全世界同時リリース、翌4月2日にウェンブリー・アリーナで日本人アーティストとして初の単独公演を行い、三度目のワールドツアーをスタートさせた。そのファイナル公演が東京ドーム2デイズ「RED NIGHT」と「BLACK NIGHT」だった。

公演2日目となる9月20日、台風の影響で天候は良くなかったが、東京ドームには5万5000人が駆けつけ、初日の「RED NIGHT」同様に「BLACK NIGHT」も当然の超満員。中央に設置された円形のステージ、そして巨大なセットと棺桶の形をした3本の花道は「RED NIGHT」と同じだが、2日間で同じ楽曲は演奏しないというキツネ様のお告げ通り、「BLACK NIGHT」は前日とは全く異なる一夜となった。

SU-METAL

1stアルバム『BABYMETAL』のオープニングナンバー「BABYMETAL DEATH」でライブはスタート。SU-METAL、YUIMETAL、MOAMETALの3人が花道の先端から十字架とともに登場。「あわだまフィーバー」「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」とテンポのいい楽曲を畳み掛け、重厚さとコミカルさを融合させた「META!メタ太郎」で会場の雰囲気を変えていく。中盤は「Sis. Anger」「紅月 – アカツキ -」と、3人それぞれの個性をしっかりと感じさせてくれた。

YUI-METAL

MOA-METAL

後半は、和の調べを取り入れた「メギツネ」、満員のオーディエンスをヘッドバンギングさせた「ヘドバンギャー!!」という初期からのライブ定番曲を立て続けに披露するという怒涛の展開。

BABYMETAL BLACK NIGHT

そして、「BLACK NIGHT」を締めくくる最後の曲は「イジメ、ダメ、ゼッタイ」だった。SU-METALが中央のステージに立ち、イントロが流れるとYUIMETALとMOAMETALが花道の先端から全速力で駆けてくる。残っているパワーを全て出し切るかのような歌とダンスにオーディエンスも応えてジャンプ。観客の首に巻いたコルセットが光り、東京ドームを赤く染めた。そして「We are!」「BABYMETAL!!」のコール&レスポンスでファンとの絆を確かめるかのように3人はゆっくりと花道を練り歩いていく。

BABYMETAL BLACK NIGHT

初日の「RED NIGHT」が2ndアルバムの楽曲を軸に最新のBABYMETALを見せた夜だとしたら、2日目の「BLACK NIGHT」は1stアルバムの楽曲を中心にBABYMETALの軌跡をファンたちと一緒に辿った夜だったのだろう。

この公演の模様は、2017年1月1日(日・祝)夜8:00からWOWOWで放送される。BABYMETALが奇跡を見せた東京ドーム公演は必見だ。


WOWOW「BABYMETAL WORLD TOUR 2016 LEGEND – METAL RESISTANCE - BLACK NIGHT」
2017年1月1日(日・祝) 20:00 

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