「もっともホットなバンド」に選ばれたこともあり、いま大注目のCirca Waves。
日本での活動も活発で去年のサマソニにも出演し、1月にはThe 1975の来日公演のサポートアクトを務めたり単独来日公演をしたりと何度か日本のステージにたっています。
しかしながら今回の彼らの演奏を聴いた人は誰しもがこう思ったにちがいません。
「演奏力が格段に上がっている」と。
一曲目の「Young Chasers」から爽やかで若さ溢れるステージ全開でした。
彼らのサウンドは00年代に流行した新しい流れを組み込んだガレージロックの総集編ともいえるキャッチーなサウンドです。初期のザ・リバティーンズに似ていてガレージロックなのになぜかUKな雰囲気がありました。
演奏の途中でサウンドは全然違うのにビートルズの面影を感じました。そしてあとから彼らがリヴァプール出身であることを知り納得しました。
演奏はまるでアークティックモンキーズのようで若いのにスター性に溢れていました。
途中で観客に座らせて一気に立ち上がらせる演出も取り入れ、観客たちは大盛り上がり。最後はデビューアルバム『Young Chasers』よりライブの最後を締める曲の定番となった「T-shirt Weather」。
曲の合間でギターをおいて観客のもとにハイタッチしにいく姿が印象的でした。
思いの外盛り上がったせいか最後の最後にはベースを投げたりシンバルかついだりスティック投げたりと、ハイテンションなメンバーがそれぞれ大暴れしてライブは幕を閉じました