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TUXEDO

今回の彼らはバンドセットでのパフォーマンスでしたが、もう他のプレイスタイルでは聴けないです。決して物足りないという意味ではなく、このバンドの実力が凄過ぎました。別格のテクニックとツボをつくメロウな展開。文字通り、バンドメンバー全員が衝撃的な熟練度を見せていましたね。カッティング~早弾きまで、何でも出来るギタリスト。軽快なスラップでエッジの効いた低音を聴かせてくれるベーシスト。変幻自在にビートを刻むドラマー。ここぞというタイミングで顔を出すキーボーディスト。艶やかな歌唱で裏方に徹するサポート・ヴォーカリスト。あまりにも自分の好みだったせいか、一瞬で終わった1時間でしたね。

パフォーマンスの内容もすこぶる渋いです。「Number One」をプレイしてからは、すっかりTuxedoワールドでした。ビーチ・ステージというのも良かったですね。差し込む西日が彼らのパフォーマンスを優しく演出しているみたい。日本盤限定のボーナストラック「Without Your Love」を演奏してくれたときは、この国に生まれたことを心から感謝しました。そもそもなぜこの曲がボーナス扱いなのでしょう。こんなに良い曲なのに。

そして何より、Tuxedoのステージ最大の見所は、オーディエンスとの一体感にありました。彼らの時間帯はお客さんの年齢層が上がり、ファンクやソウルの黄金時代を知る大人で埋め尽くされます。「あの頃」のリスナーであれば、このバンドが如何にその時代への愛情を持っているのかを容易に理解できるでしょう。この時間のオーディエンスは、そんな彼らに強く共感しているようでした。「So Good」以降は、もはやソウル・ファンクのファンミーティングのような様相を呈します。いやはや最高の雰囲気ですね。ラストを飾った「Do It」は、大団円と呼ぶに相応しい盛り上がりでした。サマーソニック1日目のベストアクト。

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