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MONKEY MAJIK

日が沈みかけ夕日が砂浜に浮かび上がるbeachstageに颯爽と登場したのは仙台から来たMONKEY MAJIK(モンキーマジック)。サマソニには五年ぶりの出場である。

夕日を背に涼しい風と共に、拍手の音が共鳴し、光を浴びて輝く笑顔が眩しかった。フィールド全体が清々しい興奮に包まれていくようであった。

届く音一つ一つにモンキーマジックの想いがぎゅっと詰まっているのが彼らの魅力だ。
リスナーにとってこの音楽が生きる糧になるような、心を軽くしてくれるような、そんなパワーがあり、説得力がある。

『together』では、風が心地よく吹き、空を見上げるとカモメが気持ちよさそうに羽ばたいていった。歌詞に

〜もしこの背中に 翼があったら いますぐキミに届けたい あふれだす幸せを〜

とあるように言葉が風に乗ってリスナーに届いたような感覚であった。

ラストを飾ったのは『空はまるで』
オーディエンスの歌に合わせて揺らす手は、歌詞でもあるように「いつの日か」とまた会えることを願っているかのようだった。

触れるものに想像を超える夢や希望、そして体験を与えてくれる最高にオーディエンスを楽しませてくれたパフォーマンスであった。
MONKEY MAJIK

MONKEY MAJIK

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MONKEY MAJIK

MONKEY MAJIK

MONKEY MAJIK

MONKEY MAJIK

MONKEY MAJIK

MONKEY MAJIK

MONKEY MAJIK

SHISHAMO

緩やかなリズムのBGMの中、赤のオリジナルタオルを掲げ登場した女性3ピースバンド『SHISHAMO 』はサマソニ初登場であった。大歓声と拍手でオーディエンスが暖かく迎える。期待も大きいのか、後ろまで埋まるほどの人気ぶりである。

夏の暑さをも吹き飛ばすかのような透き通った涼しい声が室内に響いた一曲目は「量産型彼氏」
宮崎朝子(Gt.Vo.)はTシャツを腕まくりし、スラッとした白い脚を白いショートパンツから見せ、それを青い照明が照らし涼しさが更に増す。

曲間では
サマーソニック女子!
サマーソニック男子!
サマソニック一人で来た人!

という掛け声にオーディエンスが返し、SHISHAMOらしいのほほんとした空気が流れる。サマーソニック男子!の時には、男性たちの「ウォォォォ」という雄叫びが響いたのが、くすっと笑えてしまう面白さがあり、印象的であった。女性バンドならではの光景である。

ドカドカとドラムが鳴り響くなか、オーディエンス全員がタオルを回す!天井に向かって高く右手を挙げ、カラフルなタオルで会場が埋まった。

最後の曲「君と夏フェス」ではコミカルでキャッチーな歌詞とリズミカルなサウンドで夏フェスにピッタリであった。

絶対的音感と女性の心を掴むような素朴で可愛い歌詞が特徴の『SHISHAMO』サマーソニックには珍しい女性のアーティストで会場を沸かせた。

10月5日からはワンマンツアーも予定している。今後の彼女たちの活躍にも期待である。
SHISHAMO

SHISHAMO

SHISHAMO

SHISHAMO

SHISHAMO

SHISHAMO

SHISHAMO

SHISHAMO

SHISHAMO

SHISHAMO

Thom Yorke Tomorrow’s Modern Boxes

日が変わった深夜0時過ぎのマウンテンステージに溢れんばかりの人!今年初の開催となったミッドナイトソニック「HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER」にトム・ヨークがDJセットとして出演するということで、深夜にも関わらずたくさんの人が集まりました。

そしてついにトムが登場し、一曲目はソロ名義のファーストアルバム『The Eraser』に収録された「The Clock」を演奏。トムは機材を操作し、歌い、そして踊りまくります!いわゆるダンスではなく、トム自身が自ら求める音に対して、本能的に体を動かし喜びを表現しているような踊りに、会場も体を揺らします。

続いて「A Brain In A Bottle」ではエレキギターを取り出し、カッティングしながら歌います。DJセットだと聞き、色々と持ってしまった先入観を素敵に裏切ってくれます!

彼独自の高い声をその場で録音し、エフェクトをかけてループしたり、逆再生したシンセサイザーのサウンドが気持ちよく、ナチュラルハイになるばかり。

モニターに映る火山が高速で噴火を続ける映像や、星が広がるCGなどが、トムの奏でるエフェクトのかかった深いサウンドとあわさり、重ねて時間帯もあって、オーディエンスには虚ろな目で体を揺らす人もちらほら。トム・ヨークが作り上げる世界なかでどこまで広がっていく気分になりました。

ノンストップで演奏を終え、オーディエンスの歓声を受けながらトムがステージから去ります。しかし、歓声と拍手が鳴りやまず、皆が祈るように拍手を繰り返すと、再度トムがステージに登場!そしてアンコール「DEFAULT」を披露。気持ちよくリズムラインに、トムも観客も思うがままに踊ります。そして「アリガトウゴザイマシタ!」と楽しそうに挨拶をし、大歓声のなかステージを去っていきました。

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PHARRELL WILLIAMS

世界中にハッピーを与えてくれる、名プロデューサーでありスーパーアーティストのファレルがついにマリンステージの大トリに登場!会場はもちろん超満員です。今か今かと心待ちにしていると、ステージに新曲「Freedom」のピアノのイントロが流れ、ついに登場したファレルは「Freedom!」と強く叫びます。オーディエンスも高く手を掲げ、登場を心から歓迎しました。

その後はニューアルバム『Girl』の楽曲「Come Get It Bae 」、「Marilyn Monroe」、「Brand New」などを演奏し、オーディエンスも笑顔で声をあげて踊ります。

中盤、ファレルのMCにて登場したのは、なんとザ・ネプチューンズやN.E.R.Dのメンバーのチャドの姿!これにはサマソニファンの歓声が止みません!2004年の登場以来、実に11年ぶりにサマソニステージに、しかもマリンステージの大トリにN.E.R.Dのふたりが帰ってきたのです!ふたりで、「Spaz」、「She Wants To Move」をなど披露し、オーディエンスも「N・E・R・D!」と何度も声をあげます!

後半戦では、グウェン・ステファニーの「Hollaback Girl」や、スヌープ・ドッグの「Drop It Like It’s Hot」など、ファレルが関わってきた他のアーティストの曲も披露!同じステージに立ちライブを盛り上げてくれた女性たちに、ファレルが日本語で「カワイイ〜」というお茶目な場面も。

終盤、バックモニターのカウントダウンがはじまり、カウントダウンがゼロになると聞こえ出したのは、ダフト・パンクの「Get Lucky」!これには会場も大興奮!……ですが、このあたりで小雨が降り始め、天候が不安定になりはじめます。

しかし、ファレルは止まりません。「Get Lucky」が終わり、モニターの映像にあわせ会場全体でクラップが始まると、そのリズムにあわせて「HAPPY」がスタート!ステージに小さな子供たちも登場して楽しそうに踊り、オーディエンスはハイテンション!勢いが増す雨なんて気にせずに、笑顔で大合唱します!

ラスト、ファレルはMCで熱く語りながら、再度「Freedom」がスタート。ファレルもオーディエンスも、はじめより熱く、より思いを込めて「Freedom!」と叫びます。そして、雨の勢いも収まり、ラストのサビに入ると同時に、なんとマリンステージの打ち上げ花火があがりはじめました!花火が美しく広がり、迫力の爆発音が心を打ち、そして「Freedom!」と何度も強く叫ぶファレルの姿が重なり、思わず涙が溢れます。

心の底から力強く、そしてどこまでも楽しくなれる、そんなハッピーを与えてくれたファレル・ウィリアムス。「SUMMER SONIC 2015」マリンステージは大きな感動をみんなの心に残し、幕を閉じました。002

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THE CHEMICAL BROTHERS

あのケミカルが、なんとサマソニ出演!と話題になって早数か月。ついにケミカル・ブラザーズがマリンステージで拝めるときがきました。

暗転したステージにスモークがたかれ、紫色のレーザが空を照らすと、スモークはまるで空に浮かぶ雲のように見え、観客は大興奮。迫力のサウンドはもちろん、パフォーマンスでもこちらの想像を優に超えるケミカル・ブラザーズ。期待に胸が高まります!

そして始まったのは「Hey Boy Hey Girl」!一気に会場のテンションが上がります。「EML Ritual」「Do it Again」と続き、先日発売となったニューアルバムに収録された「GO」を披露!さらに「Swoon」、「Star Guitar」とマスターピースを立て続けに演奏し、観客はナチュラルハイ状態に。

また、バックモニターに映っているCGで作られたキャラクターが会場のライトと連動をしたり、また色のついた丸が映像のなかで飛び跳ねるときには、実際の会場にも大きなバルーンが放たれてオーディエンスのうえを飛び跳ねたり、はたまた青と赤の巨大なロボットが突然ステージに現れ、曲を歌いながら目から光を会場中に飛ばしたりと、予想できない演出の展開にただただ圧倒するばかり。すべてのアイテムがケミカルの迫力のサウンドが演出とあわさり、独自の世界観を作り上げます。

新旧さまざまな曲を織り交ぜながら、ラストは「Block Rockin’n Beat」。ビッグ・ビートの真髄のサウンドを余すことなく感じさせる、圧巻のライブでした。

THE CHEMICAL BROTHERS

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フェスラブ~カップルスナップ~ SUMMER SONIC 2015 ♯4

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#1
トーマス
とも
交際歴:4年半
Q.お互いの好きなところは?
トーマス「気が利くところ」
とも「やさしいところ」
Q.今日のお目当ては?
MAGIC

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#2
山川健斗
こころ
交際歴:3ヶ月
Q.お互いの好きなところは?
山川健斗「素直なところ」
こころ「気が利くところ」
Q.今日のお目当ては?
防弾少年団(BTS)

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#3
ユウスケ
マミ
交際歴:1年7ヶ月
Q.お互いの好きなところは?
ユウスケ「いっしょにいて楽」
マミ「おもしろいところ」
Q.今日のお目当ては?
ユウスケ「ファレル」
マミ「ゼッド」

Cute Fes Girls SUMMER SONIC 2015 ♯4

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#1
名前:横瀬さくらさん
年齢:20
職業:カフェスタッフ
ファッションポイント:動きやすさ&日焼け防止
お目当て:KANA-BOON

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#2
名前:酒本佳奈美
年齢:22
職業:アパレル
ファッションポイント:動きやすさ重視!
お目当て:BIGMAMA

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#3
(左)
名前:むらら
職業:会社員
ファッションポイント:フラッシュタトゥー
お目当てのアーティスト:ディアンジェロ

(中)
名前:KATY
職業:会社員
ファッションポイント:3人で合わせたツインテール

(右)
名前:あきこす
職業:会社員
ファッションポイント:柄!

ARIANA GRANDE

新世代の歌姫、ついにサマソニに登場!開演前のフロアには期待で輝くファンの瞳が溢れています。そして、ステージが暗転し、モニターにカウントダウンが開始されます。カウントがゼロになり、ついにアリアナが登場し黄色い歓声の嵐!

1曲目の「Bang Bang」がはじまり、「可愛すぎる!」「どうしよう、ヤバイ」と人々は喜びと混乱の入り混じった声をあげます。「日本のみなさん、元気ですかー!!」と、すこし拙いところがまた可愛らしい日本語であいさつすると、ファンも大興奮。

途中、ホイットニー・ヒューストン「every woman」や、マドンナ「vogue」などのカバーも披露。ダンスを抑えた楽曲でも、高音の美しい歌声で会場を魅了します。

中盤、アリアナの消えたステージのバックモニターに、海外の緊急速報のような映像が映し出されます。これは「One Last TIme」のMVと同じ世界観!バックバンドの弦楽器隊がイントロをアレンジして弾き始め、アリアナも登場して観客とともに「One Last TIme」を大合唱!

ラストは「Problem」。アリアナが「大好き!」と言って投げキッスをするたびに、ファンは男女問わず大興奮!思わず涙を流す女性も見受けられ、アリアナがもつ類稀な魅力をあますことなく発揮したライブとなりました!

ARIANA GRANDE

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CAZZETTE

最近の彼らのサウンドを聴く限り、朝方4時にピッタリなDJプレイを見せてくれるのではないかと思っていました。案の定、だいぶ癒される内容でしたね。ディープ・ハウスとプログレッシブ・ハウスの真ん中を射抜くようなスタイル。欲を言えば、マウンテン・ステージのようなオオバコではなく、中規模の会場で聴きたかったですね。CAZZETTEの時間帯は、「ステージ」というよりも「フロア」と言ったほうが良さそうな雰囲気でした。

しかし、彼らがただで気持ちよくさせてくれるはずもありません。「Blind Heart」も「Sleepless」もかけてくれましたが、どちらもリミックス。しかもメチャクチャかっこいい!BPMも125ぐらいなので、なかなかのテンポですね。疲弊しきった足腰に鞭打ち、上手く言葉にできない快楽に酔いしれておりました。最後にRobin Sの「Show Me Love」を繋ぐという、一切妥協しない職人気質なところも渋いです。Clean Banditを意識してのプレイでしょうか。

CAZZETTEにもお客さんにも、そこはかとなく不完全燃焼の感が漂っていたので、また別の機会に観たいですね!EDMにもハウスにも振り切れる柔軟性を持っているので、日本国内でも引く手数多だと思います。

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DILLON FRANCIS

ポーター・ロビンソンのパフォーマンスを見終わってから、走ってディロン・フランシスのもとへ。

「そんなに慌てるなよ」とばかりに、彼らしいコメディタッチな世界観が迎えてくれました。スクリーンに映し出される擬人化キュウリが、「F**k Dillon Francis!」とか言ってます。映像は全体的にコストパフォーマンスが良さそうでしたね。ディロン節が満載な演出、僕は好きです。

一口にEDMと言っても、現在のシーンは実に多様化しています。その中で、トラップ系のトラックメイクがかなり流行っていますね。今回のディロンのプレイは、そんなトレンドのド真ん中を突き進むような内容でした。代表曲の「Get Low」がそもそもトラップ寄りではありますが、実際の彼のパフォーマンスは更にディープです。そのあまりにも重い低音に、内臓を鷲づかみされました。もちろん「Get Low」も繋いでくれましたが、だいぶケオティックな様相でしたよ。バックストリート・ボーイズの「I Want It That Way」をここで持ってくるのですから恐れ入ります。「おふざけキャラ」が定着して久しいですが、本来の意味で遊び心に長けた人なんだと思います。ラストの曲が盟友であるDJ Snakeの「Turn Down for What」だったことも、そこから来ているだとすれば大いに納得できますね。

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