PUNKSPRING2016ライブレポ〜TONIGHT ALIVE、SIMPLE PLAN編
今年もたくさんの人が来場!大いに盛り上がり、大成功で幕を閉じたパンクスプリング2016。
ここでは特に印象的だった2バンドのレポをいち早くお届けします!
オーストラリアからの刺客、人気急上昇中のTONIGHT ALIVE
昼下がりのステージに登場したのは、2011年デビューの女性ボーカルバンド、トゥナイト・アライブ。日本盤アルバムが先日リリースされ、今回はそれを引っさげてのライブでした。
このパンクスプリングで初めてトゥナイト・アライブの演奏を聴いた人はきっと驚いたはずです。紅一点ボーカル、まだ24歳のジェナのカリスマ性に。歌声には鳥肌。彼女は女性らしさを備えながら歌っているときはまるで野生に生きる雄のようでした。とにかくカッコよかった。
おそらく私たちは良い意味で期待を裏切られました。予想以上に今回のライブは最高だったのです。一曲目の「To Be Free」から飛ばしまくり、会場も盛り上がりまくりでした。
「コンニチハ!トゥナイトアライブです!」と流暢な日本語で挨拶したジェナ。その後のMCでも何度も日本語でしゃべってくれました。
「日本語でウタイマス!」と日本語で曲紹介して歌ったのは「Drive」。この曲、実は日本語ver.が用意されており、最新アルバムに収録されています。サビの部分が日本語になっています。
「探しに出よう。この街から」
そう日本語で歌っていました。元は「I’m gonna drive tonight.Away from the city life.」という歌詞です。日本語歌詞も素敵ですね。
観客はがっつり盛り上がるときは盛り上がって、しっとり決めるときはしっとり聴いていました。全ては彼女たちの巧みなライブパフォーマンスによって支配されていました。まだ若いのにさすがです。
【Set list】
To Be Free
The Fire
The Ocean
Human Interaction
Drive
Listening
The Edge
How Does It Feel?
Lonely Girl
期待を裏切らない!熱いステージ、Simple Plan
トリの2組の前に登場したのは、俺たちの青春、シンプルプラン!日本でも大人気のバンドだけあってやはり会場は超満員。そしてステージはやっぱり熱かったです。
2曲目の「Jet lag」で観客もメンバーも完全に火がついて爆発的に大盛り上がり。この曲はもともとナターシャ・ベディングフィールドとのコラボ曲ですが、今回は特別にトゥナイト・アライブのジェナが再びステージに登場してサプライズコラボ。とにかく最高でした。きっと今回のパンスプでこれが一番心に残った人もいるのではないでしょうか。
「オレたちはシンプルプラン!」とこちらも日本語の挨拶でMCスタート。本人たちも言っていましたが、さすがに17回目の日本でのライブなので相当日本語は得意になったようで。MCでは何度も日本語を使っていました。
「この人はカワイイです。」「この人は怖いです。」と日本語でメンバー紹介するボーカルのピエールには笑わされました。あと、桜が綺麗だと褒めてくれました。
名曲「Summer Paradise」では夏らしいビーチボールが観客たちのもとに登場。演出も気を抜いていません。もちろん歌は相変わらず最高。言葉にできないような感動を作り出し涙する観客もちらほらいました。
このステージで何度も「トーキョー!」を連呼。少なくとも15回以上は言っていたと思います。日本を好きでいてくれで嬉しいです。
「Welcome to My Life」「Shut up」という人気曲連発で会場の観客を大暴れにさせてライブは終了。
最後演奏終わってはけるときには着ていたTシャツを脱いで観客席に投げるメンバーも。すごいサービス精神です。日本愛を感じることのできたとても良いライブでした!単独公演も楽しみですね!
【Set list】
Opinion Overload
Jet lag
Jump
Boom
I’d anything
Farewell
Summer Paradise
Welcome to My Life
Shut up