【ライブレポート】Sunday Specialで最高の日曜日!
Hostess Clubの初企画Sunday Specialへ行ってきました。
晴れ渡った日曜の昼、その名の通り“特別な日曜日”を過ごせそうな豪華アーティスト4組が東京ドームシティホールに集結!新年度も始まり、何かと忙しく過ごす現代人にとって、上質な音楽を聴けるのは何ともありがたいですよね。彼らの素晴らしいステージをレポートします。
Lapsley
まずは次世代のアデルとも呼ばれているラプスリー。「こんにちは」と日本語での挨拶とともに”Falling Short”から始まる彼女の歌声は優雅な休日の始まりにピッタリ。
マイクを使い分け、CDの世界観を丁寧に再現されていました。初来日ということもあり「日本に来れて嬉しい」と何度も言ってくれたのが印象的でした。ラストはアルバムのリード曲、“Hrut Me”で締め。19歳とは思えない貫禄ある歌声、時折見せるチャーミングな笑顔に今後も目が離せません!
John Grant
お次も待望の初来日!今年遂に日本盤デビューを果たすジョン・グラント。彼のルックスや渋い声から哀愁漂う暗いイメージがありましたが、いざライブを見てみると印象が変わりました!“Down Here”から始まり、彼の渋い歌声がステージに広がります。続く“Grey Tickles, Black Pressure”では自らピアノを弾き語り、ここから壮大なバラードが続くのかと思いきや“Pale Green Ghosts”や“Snug Slacks”辺りからは回るミラーボールとともにダンスまで披露し、なんとも陽気なおじさま!もっと観ていたかった!個人的にベストアクトです。是非また来日してくださいね!
Ben Watt Band feat. Bernard Butler
元スウェードのバーナード・バトラーをフィーチャーした豪華バンド編成で登場したベン・ワット。この辺りからアリーナは人で埋め尽くされてきました。
ベン・ワットの歌声にバーナードのギターがこれでもか!というほどマッチしており、オーディエンスを魅了しました。バーナードがギターを鳴らすたびに歓声が上がっていたことが印象的…流石ですね!なんとも贅沢なひとときでした。
終了後、ベンは日本語でツイートしてくれたことも話題に!
Sunday Specialに来て頂いて有難う御座いました。皆様は私の音楽をいつも暖かい友情で包んで頂き感謝しております。新作Fever Dreamを楽しんでください。秋にお会いできれば。ベン
— Ben Watt (@ben_watt) 2016年4月10日
日本人の私たちよりも丁寧・流暢でなんだかおかしくなっちゃいました。(笑)
Travis
ラストを飾るのは先日フジロックの出演が発表されたトラヴィス。
新作の1曲目である“What Will Come”から始まり、次ぐ“Selfish Jean”ですでにオーディエンスは大合唱!「今日は古い曲も新しい曲もやるよ」というMC通り、新作からはもちろん、”Moving”や”Sing”などの名曲はみんなで大合唱の大盛り上がりでした。
アンコールでは新作“Magnificent Time”をみんなでダンス!その後アンプなしマイクなしで弾き語りしてくれた”Flower in the window”は、終わったと同時にこの日1番の大歓声でした!ラストは“Why Does It Always Rain on Me?”で締め、圧巻のステージをたっぷり約90分披露してくれました。
そんなトラヴィスはフジロックのステージに戻ってきます。苗場でのステージはまた違った印象になりそうですね!こちらも楽しみに待ちましょう。(ちなみに出演日はボーカル・フランの誕生日だそうですよ!)
2016年4月10日(日)
会場:東京ドームシティーホール
text:つん子