第1回開催からのサマソニ歴代ヘッドライナーまとめ【2000〜2002年】
ヘッドライナーとは特別な存在です。そこにはいつも何か特別な思いがあり、そして特別な事が起こります。これまでのサマソニでも様々なドラマが生まれてきました。そんなサマソニのヘッドライナーを第1回開催の2000年からずらっと振り返ってみたいと思います!
【第1回開催 2000年】
・THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION
・GREEN DAY
初開催のサマーソニックで東京1日目のヘッドライナーを飾ったのはザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン。彼らの前に出演していたジェームス・ブラウンが持ち時間をかなりオーバーした影響で、演奏時間が削られたのは有名な話。東京2日目のヘッドライナーはグリーン・デイ。彼らをヘッドライナーに置くことはクリエイティブマン社長・清水氏の強い希望でした。最後には絶好のタイミングで打ち上げ花火が上がりメンバーがびっくりする一場面も!
さらにこの年トップバッターを務めたのは前年にデビューアルバムが出たばかりのミューズと、レディオヘッドから指名を受けてヨーロッパツアーのサポートが決定していたシガー・ロス。このあとどちらもヘッドライナー級のアーティストへと成長していきます。こう見ると今トップバッターを務めているバンドが何年か後にはヘッドライナークラスになると考えてもおかしくないですね。サマソニのトップバッターは要注目枠です。さらにコールド・プレイ、タヒチ80もこの時が初来日。今年サマソニ出演のウィーザーやアット・ザ・ドライブ・インの名前も。
【第2回開催 2001年】
・BECK
・MARILYN MANSON
東京会場を幕張メッセに移した2回目のサマーソニックで東京1日目のヘッドライナーを務めたのはベック。スタートが遅れたものの、流石のステージで観客を魅了しました。アンコールも2回とエンターテイナーっぷりを発揮!そして東京2日目のヘッドライナーはこの年2回目の来日となったマリリン・マンソン。昨年のサマソニで披露してくれた竹馬はこの頃からご健在!圧倒的なカリスマ性を見せつけました。
この年もう一つのステージは1日目に前年も出演していたタヒチ80、2日目にエール、とフランス勢がトリを飾りました。その他にもマリンスタジアムを揺らしたプライマル・スクリーム、放送禁止用語を連発したスリップノット、とそれぞれに盛り上がりを見せました。そして初来日となる予定だったザ・ストロークスは当日になってまさかのキャンセル!またこの年初開催されたソニックマニアのゴリラズのステージは伝説として語り継がれています。
【第3回開催 2002年】
・GUNS N’ ROSES
・THE OFFSPRING
3ステージ制となった3回目のサマーソニック東京1日目のヘッドライナーにはガンズ・アンド・ローゼズが登場!今年クラシックメンバーでの再結成が話題となりましたがこの頃残っていたのはアクセル・ローズのみでした。そんなステージが始まったのはなんと予定より約1時間後。この日は専属カメラマン以外撮影不可でサマソニ公式のサイトにもアクセルのポラロイドしか写真は残されていないという、いろんな意味で伝説のステージとなりました。東京2日目のヘッドライナーは今年サマソニ出演のジ・オフスプリング。彼らのサマソニ初ステージは超満員でアリーナに入れなかった人たちから「入れろ」コールが起こるほどの人気っぷり!途中、雨が降りながらも熱いステージに会場は大興奮でした。
他にも今年のサマソニに出演するウィーザーとスウェードが出演。スウェードはこの翌年に解散し、2010年に再結成しています。モリッシーは7年ぶりの来日。そしてエレクトロニカバンドムームも初来日。3ステージとなり出演者のジャンルも幅広くなりました。さらにはこの頃まだ日本での音源がリリースされる前のザ・リバティーンズも初来日のステージを飾っています。今や入国が厳しくなってしまった彼らの貴重な日本デビューステージでした。
まずは2000年〜2002年を振り返ってみました。次回は2003年〜2005年のヘッドライナーを振り返ります!
2016年8月20日(土)・21日(日)
東京会場:QVCマリンフィールド&幕張メッセ
大阪会場:舞洲サマーソニック大阪特設会場
SUMMER SONIC 2016