【コールドプレイ】今年の勢いそのままに、来日公演決定!
ついに念願の来日が決定したコールドプレイ!
昨年末にアルバムをリリースしたこともあり今年のフジロックやサマソニのヘッドライナーに!と思っていた人も多いはず。その予想は外れてしまいましたが、いよいよアメリカやヨーロッパツアーを廻ってきたツアーがここ日本にもやってきます。
そんなコールドプレイは「僕らがたどり着くべき場所にいる感じがする」とヴォーカルのクリス・マーティンが語るように、彼らにとって今一つの区切りを迎えたようです。
豪華アーティストを迎えた7thアルバム「A Head Full of Dreams」
昨年12月にリリースされた7thアルバム「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームス」。静かな前作と比べて、一気にカラフルで明るい世界を感じさせる作品となりました。さらに、前作はアヴィーチーをゲストに迎えていましたが今回もビヨンセ、ノエル・ギャラガーなど豪華なゲストを迎えています。
ビヨンセをゲストに迎えた「Hymn For The Weekend」。ビヨンセとクリスのヴォーカルが合わさった、終盤の祝祭のような盛り上がりがコールドプレイらしい一曲。
ノエル・ギャラガーをゲストに迎えた「Up&Up」。控えめながらもノエルらしさを抑えきれないギターソロは秀逸。コラージュで表現された現実と非現実が入り混じった美しいMVも話題となりました。
彼らはこれまで「陰」と「陽」の世界を揺れ動きながら楽曲を生み出してきました。初期は静かに感情を表現するような叙情的な曲が印象的でした。そこから4thアルバム「Viva La Vida」で壮大なスタジアムクラスのバンドへと変化。しかし、その反動のように前作は初期のような静かな世界観をみせる作品となりました。
そして今回リリースされたカラフルなアルバム。
クリスは今回のアルバムについて「今までのアルバムは、これに辿り着くためのものだったんだ」と語っています。これまでの作品で感じる「陰」の部分も「陽」の部分も、どれもが彼らの持つ一面であるということを彼ら自身が受け入れたのでしょう。そうして生まれたのがこの全てを受け止める優しさに満ちたアルバムなのです。
世界の大型イベントへの出演
今年は数多くのステージをこなしたコールドプレイ。その中でもまず注目されたのがスーパーボールのハーフタイムショー。世界でも一流のアーティストしか立つことのできないエンターテイメントショーです。コールドプレイは「Viva La Vida」「Paradise」「Adventure of a Lifetime」などを披露し、ビヨンセ、ブルーノ・マーズ、マーク・ロンソンと共演しました。この豪華共演はこのショーでなければ実現不可能な組み合わせ。
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そして今年はグラストンベリーの最終日ヘッドライナーも務めました。彼らはこれで4度目のヘッドライナー。この日のステージでは交通事故で亡くなったバンド、ヴィオラ・ビーチを追悼するパフォーマンスも披露。さらにスペシャル・ゲストとしてビー・ジーズのバリー・ギブも登場しました。
世界中が注目するこの2つのステージに立ったコールドプレイ。まさに世界での人気を証明しています。
壮大なステージで魅せるワールドツアー
今年は大きな舞台でのパフォーマンスに参加しながら、アメリカやヨーロッパでのツアーもこなしました。
前回のツアー同様、曲に合わせて発光するバンドが配られ、ステージのバックや、床にまで映し出される映像、大量の花吹雪やバルーンなど華やかな演出が会場を一体とさせます。まさに夢の世界のような壮大なステージ。
インスタグラムで演奏する曲をリクエストする企画もありました。
現在までのツアーで南米、北米、ヨーロッパ合わせて約250万人を動員。どの国へ行っても彼らのことを待ち望んでいたファンと大合唱する姿が見られました。
今作のアルバムとそれに伴うステージでまさに集大成ともいうべき世界を見せているコールドプレイ。そんな美しく、希望に満ちた彼らの世界を思う存分味わうことのできるステージが今から待ち遠しくて仕方ありません。