• 2016/12/09
  • 特集
  • text:AndMore!編集部

拡大を続ける音楽フェス。2016年夏フェス来場者数まとめ

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2017年フェス来場者数まとめ

経験や体験に消費を重視する”コト消費”が盛り上がりを見せ、昨年は国内ライブ・エンタメ市場が5000億円突破し、4年連続で過去最高を更新しました。中でも音楽系イベントの人気は高く、フェスの市場規模は過去最高の222億円となりました。

では、今年の夏フェスはどんな変化があったのでしょうか?各フェスの来場者数を見てみましょう。

JOIN ALIVE 2016 7月16日・17日開催

JOIN ALIVE

2016年 約3万6千人 2日間
●2015年 約3万2千人 2日間
●2014年 約3万2千人 2日間

今年は初めて入場券が完売となったジョイン・アライブ。終演後にはサカナクション主催による野外レイブイベント「SAKANATRIBE(サカナトライブ)」も開催されました。遊園地という過ごしやすい環境がフェス初心者やファミリー層の来場につながっているようです。

FUJI ROCK FESTIVAL’16 7月22日・23日・24日開催

FUJI ROCK FESTIVAL'16

2016年 約12万5千人 3日間+前夜祭
●2015年 約11万5千人 3日間+前夜祭
●2014年 約10万2千人 3日間+前夜祭

今年20周年を迎えたフジロック。多くの来場者やアーティストがこの記念すべき年をお祝いしました。お天気も昨年に引き続き奇跡的な全日晴れ。2日券の登場や、ICチップ入りリストバンドの導入など新たな試みも見られました。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016 8月6日・7日・13日・14日開催

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016

2016年 約27万人 4日間
●2015年 約25万人 4日間
●2014年 約24万人 4日間

昨年に引き続き今年も全日程チケットソールドアウトとなったロッキン・ジャパン。年々高まる需要に応え今年は使用エリアを拡大し、来場者増加を可能としました。人気の邦楽アーティストが一挙に集まるフェスとして来年も盛り上がりを見せそうです!

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO 8月12日・13日開催

RISING SUN ROCK FESTIVAL
@rsrfes

2016年 約6万6千人 2日間
●2015年 約6万5千人 2日間
●2014年 約6万人 2日間

アウトドアブームも相まってテント泊がメインであるライジングも来場者が増加。北海道の自然に囲まれて音楽を楽しむことができ、年々ファンが増えているよう。オリジナリティのあるラインナップや豪華なセッション企画なども人気の秘訣です。

SUMMER SONIC 2016 8月20日・21日開催

SUMMER SONIC 2016

2016年 約19万4千人 2日間
●2015年 約20万7千人 2日間+前夜祭
●2014年 約19万5千人 2日間+前夜祭

今年は前夜祭であるソニックマニアの開催はありませんでしたが、レディオヘッドの13年ぶりの出演などが話題となり開催2日間の来場者は前年より1万2千人増となりました。多彩なジャンルのラインナップとアクセスのしやすさで年々来場者を増やしています。

MONSTER baSH 2016 8月20日・21日開催

MONSTER baSH
@arilili

2016年 約5万人 2日間
●2015年 約5万人 2日間
●2014年 約5万人 2日間

2000年から始まった四国初のロックフェス、モンスター・バッシュ。現在は人気の邦楽アーティストの集まる中四国最大規模の野外フェスとして年々チケットの入手が困難になっているようです。フェス開催の少ない地方での需要の高さが伺えます。

SWEET LOVE SHOWER 2016 8月26日・27日・28日開催

SWEET LOVE SHOWER

2016年 約5万人 3日間
●2015年 約5万人 3日間
●2014年 約5万5千人 3日間

スペースシャワーTVが主催するスウィート・ラブ・シャワーは人気のメジャーアーティストからニューカマー、さらには大物アーティストまで毎年豊富なラインナップ。今年は矢沢永吉やDREAMS COME TRUEMといったアーティストが出演し話題を集めました。

ULTRA JAPAN 2016 9月17日・18日・19日開催

ULTRA JAPAN 2016

2016年 約12万人 2日間
●2015年 約9万人 3日間
●2014年 約4万2千人 3日間

今年はあいにく雨の降る日があったにもかかわらず、昨年からまたさらに来場者が増加したウルトラ・ジャパン。まだまだ国内でのEDM人気は続きそうです。今年はエリア拡大や女性専用エリアの導入などホスピタリティもアップしました。
 
 
昨年に引き続き、来場者増加の傾向にあった今年の夏フェス。フェスが一般化することで敷居が低くなり、一つのレジャーとして参加する人が増えているようです。開催するフェスの数も増え、ゴールデンウィーク頃から毎週末のように全国で様々なフェスやライブイベントが開催されていました。まさに”フェス戦国時代”!
さらに、今年注目を集めたVRや動画配信サイトなどフェスを取り巻くテクノロジーの成長は今後どのような影響を与えるのか。2017年も話題の多い年となりそうです!