【フェスレポート】北の大地で行われるオールナイトフェス、RSRにいってきた!
2015年8月15、16日と北海道で開催されたRising Sun Rock Festival(以下、RSR)に参加した私のレポートです!
知らない方、行ったことない方にもその魅力が伝わればと思います!
RSRの開催地は北海道石狩市。
来場者数は2日目で延べ6万人。
開催時間は1日目が15:00~23:00頃
2日目が13:00~05:00頃。
私は関西在住なので関空から新千歳空港まで約2時間とあっという間。空港からはバスを乗り継いでまた約2時間で着きました。
開場時刻を少し過ぎていましたが、並ばずに会場入り!
気になるゲートはこちら。
(フェスの入り口ゲートを楽しみにしているのは私だけでしょうか)
いざ入ってみると、
広ーーーーーーーーーい!!
入り口からメインエリアを一望すると、端から端までがとっても広くさすが北の大地!という感じ。
会場が広いとトイレ・屋台・物販など良い感じにお客さんも分散されており、並ぶ必要がないのはとても助かりました。
さて、到着すればまずはテント張りです。私達は事前予約をして会場でテントをレンタルしました。郵便局ブースもあるので予め送っておいた荷物を現地で受け取ることもできます。この心配りが遠征組にはとってもありがたいですね。
テントを張って一息ついたところで
開演時間に。いざライブステージへ。
RSRの会場は、主に5つのステージがあります。
メインのSUN STAGE。スタンディングゾーンの後ろにはテントゾーンが広がっています。
メインから徒歩10分ほど離れたRED STAGE。客層も出演者もメロウな感じ。前の方には藁が引いてあり、フカフカで気持ちいいです。
夕刻のRAINBOW STAGE前。どこかヒッピーやサイケを連想させます。こちらはテントステージでライトが駆使されていました。
この他にも、弾き語り用のミニステージや秘密基地のように作られたキャンドルステージや出店街のDJブースなど、多彩なステージがありました。
ステージごとに音楽の方向性も少し変わっていて、それぞれ集う人たちによって雰囲気も異なっていました。ステージ間を移動するときは、何だか音楽の国境を越えているような気分になりました。ステージの多いRSRならではの体験です。
そして、北海道の味を楽しめることもRSRの醍醐味。なんといっても本場で飲むサッポロビールは格別…!
私は夜のMAN WITH A MISSIONを見ながら一杯。それはもう幸せでした。
ジャガイモスープやトウモロコシなど、素材の味を生かしたメニューも美味しかったです。コンビニも出店しており、ご飯やレインコート、虫除けスプレーなんかも販売しています。
公式タイムテーブルの他にも、小さなステージで細美武士(MONOEYES)の弾き語りが突然始まるというサプライズもありました。
私が忙しくステージを移動している一方で、同行者はずっと同じステージに留まっていました。そこで出会った人と話を弾ませたり、知らないバンドを聴いて新しい発見をしたりして充実していたようでした。フェスひとつでも様々な楽しみ方があるんだなぁと思いました。
そして1日目の夜は、通し券のみを持ってる方のみ夜のスペシャルライブが!私が観たのはSCOOBIE DOが率いるのFRIDAY NIGHT SESSION。ハナレグミやレキシ、BAWDIESのROYなどがゲストとして登場し名曲をカバーしていました。このプレミア感もRSRならではです。
深夜2時ぐらいまで楽しんだ後、明日に備えてテントで就寝しました。
そして2日目。
朝方のテントたち。奥に見えるはSUN STAGE。
2日目の初めはクラムボンから。郁子さんの歌声にしょっぱなから号泣させられ、その後は昨日同様動き回って過ごしました。通りがかりのステージの演奏に足を止めたり、普段聴かないようなバンドも積極的に聴いたりしました。
出店も作り込まれていて可愛いPROVOエリア。
そうこうしている間に日は暮れ、夜がやってきました。2日目はオールナイトなので、深夜5時までタイムテーブルはガンガンひしめき合ってます。普段なら終わる頃の時間にもまだライブを見ていると思うと、なんだか特別感…。とはいえテントで1時間ほど仮眠を取って夜のライブに備えました。北海道の夜は冷え込むので上着が必需品です。
体力を回復した後は ゆったりとライブを聞きながら夜は更けていきました。taira crewという森に隠れたステージは沢山のキャンドルがありとても幻想的でした。
そしてついに最後の時間がやってきました。
ヘッドライナーは10-feet!!
メインステージに移動すると元気なライブキッズがあちこちにいました。私もここで完全燃焼する!と意気込みライブに挑みました。10-feetは期待を裏切らないキラーチューンの嵐で、あっという間に1時間半ほどのライブが終わりました。始まったころには真っ暗だった空も、だんだん白み初め、終わるころには朝日が顔を出していました。あ、朝が来たんだ……と、終演後も皆さん名残惜しそうにしばらく止まって空を見上げていました。
まとめ
RSRは邦ロックバンドを中心に構成されています。また若手バンドからベテランバンド、アングラから四つ打ちロックまで様々なジャンルが出演しているので、色んな邦ロックの一面を垣間見ることができました。タイムテーブルを作り込んでフェスに挑むのも良いと思います。しかしちょっと自分の間口を広げて、知らない音楽に飛び込んでいくことも、フェスだから出来ることです。ここにくれば、そんなことも容易くできるような気がしました。
北海道の開放感あふれる大地で、美味しいご飯を食べながらオールナイトで音楽と触れ合えるフェス。こんな素敵なところは他にないと思います。ぜひ足を伸ばして北海道に行ってみましょう。そこには普段の音楽体験を超えた新しい出会いがきっと待っています。
以上、RSRのレポートでした。
「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015 in EZO」
2015年8月14日(金)
OPEN 10:00 / START 15:00 / CLOSE 23:00
2015年8月15日(土)
OPEN 10:00 / START 12:30 / CLOSE 05:00
会場:石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ(北海道小樽市銭函5丁目)