「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2017」3日間を終え大盛況のうちに終了
11月3日(金・祝)・4日(土)・5日(日)に東京 恵比寿ザ・ガーデンホールにて開催された「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2017」。今回で3度目の東京開催となり、3日間で14組60名以上のミュージシャンやパフォーマーが出演しました。
開催初日。メインステージではBIGYUKIの登場を皮切りにフェスティバルがスタート。先鋭的でアグレッシブなステージをそのまま受け継ぐように、SOIL&”PIMP”SESSIONSが登場し、場内をヒートアップ。そして、初日の最後を飾ったのはマシュー・ハーバート・ブレグジット・ビッグ・バンド。荘厳なクワイアを配した本邦初披露プロジェクトに、大きな注目が集まりました。
2日目のオープニングを飾るのは、若き天才ピアニスト、ジョーイ・アレキサンダー率いるピアノトリオ。
次いで、これも世界初のプロジェクトとなった、菊地成孔 with アクセル・トスカ プロジェクトも登場。最後にファラオ・サンダース・カルテットがフェスティバル2日目を締めくくりました。
最終日はアルゼンチン出身のピアニスト、アンドレス・ベエウサエルトのソロピアノで開幕。中盤以降は“大トリ”をつとめる三宅純が登場し、2部構成でパフォーマンス。国内外から名プレイヤーが多数参加した三宅純のグループには、ブルガリアン・ヴォイスの合唱団も配され、荘厳でドラマチックなパフォーマンスを披露。最後は感動的なスタンディング・オベーションで、今年のモントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン3日間のフィナーレを飾りました。
また、会場内の他ステージ「モントルー・ジャズ・ラウンジ」では、DJ MITSU THE BEATS、須永辰緒、マテウス・アサト、中原仁、クレモンティーヌ、KAZ TAP COMPANYが登場。さらに、敷地内の恵比寿ガーデンシネマでは、MJFJ2017出演者のアクセル・トスカが登場するドキュメンタリー映画『Cu-Bop across the border』のワールドプレミア上映イベントも実施。監督の舞台挨拶に加え、アクセル・トスカによるソロ演奏も披露されました。
2017年11月3日(金・祝)・4日(土)・5日(日)
会場:東京 恵比寿ザ・ガーデンホール