フェスの歩き方・準備編【チケット/服装/持ち物】
フェスを楽しく快適に過ごすためには事前の準備がとっても大事!
そこでフェスのための準備についてまとめました。
フェスとは?
フェスティバルの略であり、最近では音楽フェスティバルのことを指して「フェス」と呼ぶ事が多いよう。音楽フェスは複数のアーティストが出演するライブイベントであり、会場はライブハウスにとどまらず大型ホールや屋外に特設ステージを作って行われることも。7月・8月には日本の「四大フェス」と言われるフジロック、ライジングサン、ロック・イン・ジャパン、サマーソニックを始めとした多くのフェスが全国で開催されています。
チケットに関して
チケットの購入
フェスのチケットはフェス事務局またはe+、ローチケ、ぴあなどのプレイガイドから購入します。抽選制の場合は申込後、当選していればチケット代を支払い購入となります。殆どの場合出演者のキャンセルによって払い戻しはありません。しかし、台風などの自然災害によって中止となった時は払い戻しが行われるケースも。注意事項をしっかり読んで申し込みましょう。
お得な早割チケット
最近では出演者が発表される前などの早い段階で割引のチケット(早割チケット)を販売するフェスも多くあります。販売時期はフェスによりますが、大体12月〜2月頃。「絶対に参加する」と決めているフェスは早めのチケット購入がお得です。
駐車券、キャンプ券は早めに確保
遠方のフェスやキャンプフェスでは入場チケット以外に駐車券、キャンプ券が必要になる場合があります。これらは単独で購入できる場合と、入場チケットとセットでないと購入できない場合があるので注意事項をよくチェックしましょう。また、会場に近い駐車場やキャンプサイトは数が限られており、売り切れになる場合も。あとから困らないようにこれらのチケットは早めの確保がおすすめです。
交通手段・宿に関して
会場までの交通手段と宿泊する場合は宿の確保も早めに準備しましょう。GWやお盆、年末年始などは混み合うので座席が確保できないことも!レンタカーの確保も同様です。車の場合は渋滞も考慮して出発時間を決めましょう。また、オフィシャルバスツアーを開催しているフェスもあります。
宿は予約開始時期が決まっているところもあるので事前に確認を。
服装に関して
定番スタイル
フェスの服装と言えばTシャツ、短パン。動きやすく、汗をかいても着替えやすいこのスタイルはすっかり定番となりました。気候や環境に合わせてロンTやレギンスを組み合わせるパターンも。スポーツ、アウトドア系の機能性に優れたブランドが人気です。迷ったらこのスタイルで行けば間違いなし。
足元
足元は複数のステージを移動したり、ライブを観たりと立っている時間が長いので足の疲れない靴が一番。スニーカーがスタンダードですが、環境や楽しみ方によっても様々。フジロックのような山でのフェスやキャンプフェスなどではアウトドア系のシューズが人気。都市型フェスやまったりと過ごすタイプの人にはサンダルも人気です。
雨対策
野外フェスの場合は雨天決行がほとんど。夏になればゲリラ豪雨も多いので晴れていても雨具は用意しておくと安心です。最近ではポンチョ人気が高く公式グッズとして出しているフェスも。雨具にはそのほか登山用のレインスーツやレインコートなどがあり、コンビニなどで手に入るビニール製の物もあります。
雨がひどく水が貯まってしまうと“田植えフェス”と呼ばれることも!ある程度の雨がわかっている場合や水はけの悪い会場は長靴での参加がベストでしょう。最近ではコンパクトな折りたたみタイプのものが人気。これなら必要な時に履き替えられるので快適にフェスを楽しめます。
日焼け・熱中症対策
夏の野外フェスは帽子も必須。日焼けや熱中症の予防のためにも忘れずに。熱中症を予防するためにも服装は体温調整しやすい、着脱が楽なものがおすすめです。日差しの強い会場はサングラスも重宝します。
首の後やデコルテ、腕時計やサンダル跡などうっかり日焼けにも気をつけて下さい!「焼けたくない」という人は日焼け止めよりもアームカバー、ストールなどで肌に直接日光を当てないのが一番確実です。
防寒具
春先や秋口は肌寒くなってきたときのために防寒具を。特に山間部でのフェスは季節関係なく日が落ちるとぐっと気温が下がるので忘れずに。カーティガンやパーカー、防水機能のあるマウンテンパーカー、ダウンなど気温に応じて使い分けましょう。
おしゃれを楽しむ
最近では女性誌でも取り上げられるフェスファッション。「おしゃれは我慢」と言う言葉もありますがフェスでは楽しみ方や体調に合わせて無理のない範囲で。体調を崩したり、虫刺され、怪我などに注意が必要です。自分が辛いだけでなく、周りに迷惑をかけてしまうことがないように気をつけましょう。
都市型フェスはファッションの自由度も高く、街に行く感覚でおしゃれしている人も多く見られます。双子コーデともいわれるお揃いコーデを楽しむ人も。
持ち物に関して
必需品
まず、どのフェスにも共通する必需品がこちら。忘れると取りに戻らなければならないものもあるのでお出かけ前には絶対に確認しておきたいリストです。
✓ チケット
✓ 現金
✓ 保険証
✓ Suicaなど交通系ICカード
✓ スマホ・ケータイ
✓ モバイルバッテリー
✓ 飲み物
✓ タオル
✓ 日焼け止め
✓ 腕時計
✓ 旅券(遠くから来る人)
✓ 雨具
✓ 防寒具
便利アイテム
フェスを快適に過ごすためにあると助かる便利アイテム。体調を整えるものは、もしものことを考えてカバンに入れておくのがおすすめです。フェスによっては持ち込めないものもあるので注意。
✓ 小さめのお財布
✓ レジャーシート
✓ ウエットティッシュ
✓ ハンカチ・ティッシュ
✓ ビニール袋
✓ 汗拭きシート
✓ 目薬
✓ 常備薬(痛み止め、胃薬など)
✓ 絆創膏
✓ 塩飴
✓ 冷却ジェルシート(冷えピタなど)
✓ 薄手のストールやフード付きタオル
✓ 防水ケース・ジップロック
✓ 着替え
✓ 虫除けスプレー、虫除けリング
✓ 水筒
✓ ペットボトルホルダー
✓ 携帯灰皿(喫煙者)
✓ 懐中電灯orヘッドライト
✓ 折りたたみ椅子
✓ 双眼鏡
キャンプフェスの必需品
キャンプフェスに行くために、最低限必要となるのがこちら。キャンプグッズを持っていなくても、最近ではテント、寝袋などをレンタルしてくれるフェスやキャンプ用品レンタルサービスも充実しています。
✓ テント
✓ グラウンドシート
✓ ハンマー
✓ LEDランタン
✓ 寝袋
✓ 寝袋マット
キャンプフェスの便利アイテム
キャンプには持っていると便利なアイテムも様々。準備はしていたけどうっかり積み忘れ、なんてこともないように!しかし、荷物の多すぎも運ぶのが大変ですから会場、移動手段に合わせて調節してみて下さい。タープは会場によって使用できない場合もあるので要確認。
✓ タープ
✓ キャリーカート
✓ テントのカギ
✓ テントの目印になるもの
✓ ガス/ガソリンランタン
✓ 焚き火台
✓ コット
✓ 折りたたみテーブル
✓ 折りたたみチェア
✓ サンダル
✓ レジャーシート
✓ まくら
✓ ブランケット
✓ ハンギングチェーン
✓ カラビナ
✓ ハンガー
✓ 洗濯ばさみ
✓ 耳栓
キャンプフェスの調理アイテム
調理ができるフェスではキャンプ飯も楽しみの一つ。会場で使用可能な器具をしっかり確認しておきましょう。
✓ 食料、お酒、お菓子、つまみ
✓ バーナー、コンロ
✓ BBQセット、炭、トング
✓ 調理器具(ナベ、飯盒など)
✓ 調味料
✓ スポンジ、たわし、洗剤
✓ ラップ、アルミホイル
✓ クーラーボックス
✓ 氷、保冷剤
✓ カップ、食器
✓ カトラリー
✓ ペーパータオル
以上、フェスの歩き方・準備編でした。
準備にワクワクするのもフェスの楽しみの一つ。お休みの日にはフェスに向けてのお買い物なども楽しんでみてはいかがでしょうか?