採石場跡地に4日間だけの架空の街が生まれる、話題の野外イベント!バーニングジャパン!

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秋といえばキャンプフェス!近年はさまざまなキャンプフェスが充実してきていますが、なかでもひときわ変わったキャンプイベント「バーニングジャパン」はご存知でしょうか?

今回は年々話題を呼んでいるバーニングジャパンの魅力をご紹介します!

バーニングジャパンとは

バーニングジャパンとは
Photo by バーニングジャパン

バーニングジャパンはアメリカで行われているアートの祝祭「バーニングマン」の公式リージョナルイベントとして2012年よりスタートした野外イベントです。会場はキャンプ場ではなく、なんとインフラがほとんどない採石場跡地

バーニングジャパンとは
Photo by バーニングジャパン

参加者が「傍観者にならない」で、誰もがいち表現者として会場で生活をし、他の人々と関わり合います。アート作品やパフォーマンス、音楽のほか、暮らしに必要なアイテムを持ち込んで、採石場跡地に4日間だけの架空の街が生まれます。

バーニングジャパンでの生活

Burning Japanでの生活
Photo by バーニングジャパン

バーニングジャパンの原則のひとつであり、このイベントがほかとは違う最大のポイントは、会場ではお金が一切使えないことです。また、インフラがないため、飲料水や食料を自分たちで持参したりと、いろいろ工夫しなければいけません。

Burning Japanでの生活
Photo by バーニングジャパン

お金が使えない街のなかで、参加者の人々はアート作品やユニークな衣装で街を彩ったり、料理をみんなに振る舞ったり、無料のバーを開いたりして人々との交流を深めます。なかにはハンモックを並べて誰でも休憩できる場所を作ったり、スケートボードを楽しむための設備を作ったりと、自分ができることを考え、表現して生活を送ることで、それまで知らなかった「共同体としての楽しさ」を見出すことができます。

バーニングジャパンを楽しむための10原則

Burning Japanを楽しむ
Photo by バーニングジャパン

バーニングジャパンで生活するうえで、『どんな者をも受け入れる共同体である』、『隣人と協力する』、『積極的に参加する』、『「いま」を全力で生きる』などの10原則が設けられています。

これらはBurning Japanのコミュニティについて表したもので、命令や規則ではありません。10原則について詳しくは公式HPをご覧ください。

今年のアートテーマは「2115」

アートテーマ
Photo by バーニングジャパン

バーニングジャパンには毎年アートテーマがあり、今年のテーマは「2115」。いまから100年後の未来というテーマで、いったいどんな街が生まれ、どんな人々が集まるのでしょう。

アートテーマ
Photo by バーニングジャパン

未知数の体験があふれているバーニングジャパン。楽しみを与えてもらうのではなく、自ら作りだすこのキャンプイベント、気になった方は迷わず参加し、バーニングジャパンの街へ飛び込みましょう!

本家アメリカのバーニングマンはこちら

BURNING MAN
Photo by Jennifer Morrow

バーニングジャパンの元となっているバーニングマンは、広大なネバダ州ブラックロック砂漠の地を舞台に、7日間だけ生まれる街のなかで人々が生活を共にします。

BURNING MAN
Photo by Ian Norman

また、バーニングマンに参加した経験を元に、世界各地のコミュニティでバーニングマンのようなコンセプトを持つのアートイベントが開催が誕生するという、新たなフェスの形を生み出しています。

バーニングジャパンに参加し、その魅力にどっぷりハマった人は、本家バーニングマンの参加も検討してみてはどうでしょう?
Burning Man(海外リンク)

バーニングジャパン 2015

2015年9月19日(土)
2015年9月20日(日)
2015年9月21日(月)
2015年9月22日(火)
会場:栃木・岩船山中腹採石場跡地

<関連リンク>
バーニングジャパン 2015