【9月来日】進化し続ける伝説のギタリスト!ジェフ・ベックの魅力を特集

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孤高のギターレジェンド、ジェフ・ベックが9月にやってくる!しかも単独公演とBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPANの出演と豪華2本立て!
この機会に、彼の常に進化するサウンドを新たな世代にライブで聴いてほしい!ということで、今回はジェフ・ベックのこれまでの活躍と、ライブでの魅力を動画とともにご紹介します!

ジェフ・ベック、これまでの軌跡

ジェフ・ベックが表舞台に姿を表したのは、1965年にロックバンドのヤードバーズへの加入でした。ヤードバーズにはレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが参加していました。またジェフ・ベックの前にはエリック・クラプトンがギタリストとして参加していて、伝説のギタリストが3人も在籍していたバンドとして今でも語り継がれています。

ヤードバーズは映画『欲望(原題:Blow Up)』にも出演していて、下の動画でギターを破壊しているのがジェフ・ベックです。若い!

その後ジェフ・ベックはヤードバーズを脱退。新たにブルースを基調としたロックバンド「ジェフ・ベック・グループ」を立ち上げ、グレイトフル・デッドの前座やアメリカツアーを重ねます。

最初こそブルースを主体としたロックバンドでしたが、ある時期からジャズなどのブラックミュージックに影響を受けたサウンドを表現しはじめました。このころをファンからは「第2期ジェフ・ベック・グループ」と呼ばれています。

その後「ジェフ・ベック・グループ」は解散。ジェフ・ベックはソロ名義で全曲インストゥルメンタルで構成されたアルバム『Blow by Blow』や『Wired』を発表。そのギターの表現力や、ロック界からジャズ・サウンドへの挑戦が話題となり、アルバムは大ヒット。ジェフ・ベックの名が不動のものとなりました。

『Blow by Blow』に収録されたスティービー・ワンダー作曲の「哀しみの恋人達(原題:Cause We’ve Ended as Lovers)」の深い音色のギターサウンドで奏でる涙を誘うメロディは、全世界のギタリストたちに影響を与えるほどの話題となりました。

その後は、打ち込みやテクノサウンドを取り入れた『Who Else!』や『You Had It Coming』などを発表するなど、現状に落ち着くことなく新たなサウンドを常に取り入れ、独自のギターサウンドをさらに進化させ続けています。

ライブやフェスでの見どころ

ジェフ・ベックの魅力は、ギターの音色の深い表現力とライブの完成度にあります。彼の指で直接奏でる、甘くて柔らかいギターサウンドは「鳴っている」と言うより「歌っている」と言ったほうが正しいのかもしれません。

また、王道ロックサウンドはもちろん、ブルージーなサウンドから一転スリリングなリズムセッションに変わったり、涙腺を緩ませる美しいギターサウンドを奏でたりと、さまざまな顔を見せる演奏もジェフ・ベックのライブならではの醍醐味です。

今回は『LIVE+』のメンバーが勢ぞろい!

今回のBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPANや単独公演でジェフ・ベックとともにステージにあがるメンバーは、1985年よりジェフ・ベックと活動するボーカリストのジミー・ホール。プリンスも信頼を寄せる女性ベーシストのロンダ・スミス、UKジャズシーンで活躍するギタリストのニコラス・メイヤー、ゴスペル出身ドラマーのジョナサン・ジョセフといった、2015年にリリースのライブアルバム『LIVE+』に参加したメンバーとともに出演が決定しています!

往年のロックファンはもちろん、若い人々にとっても刺激となること間違いなしのジェフ・ベックのライブ。いつまでも現役で活躍するレジェンドのギターサウンドを、この機会にぜひ生で体験しましょう!

また、Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPANに出演するアーティストたちについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
今こそ聴くべきジャズ・サウンドが満載!Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPANの魅力

JEFF BECK 来日公演

2015年9月25日(金)
会場:東京・ZEPP TOKYO

2015年9月28日(月)
会場:大阪・ZEPP NAMBA

<関連リンク>
「JEFF BECK 来日公演」チケット詳細ページ

Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN

2015年9月27日(日)
会場:神奈川・横浜赤レンガ野外特設ステージ

<関連リンク>
Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN