明日4月17日はクイーンの日!『ボヘミアン・ラプソディ』BD&DVD緊急リリースも決定

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クイーンが初めて来日したのは1975年4月17日。その日から40周年にあたる2015年、日本で4月17日が「クイーンの日(The Queen Day)」と認定されました。

ボヘミアン・ラプソディ DVD&ブルーレイ4/17発売決定

今年のクイーンの日には、昨年大ヒットした映画『ボヘミアン・ラプソディ』のBlu-ray&DVDがリリースされます。特典映像には、劇場版ではカットされた「ライブ・エイド」の「ウィ・ウィル・ロック・ユー」と「愛という名の欲望」を追加した「ライブ・エイド完全版」が英語字幕付きで収録されています。

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さらに同日、「グレイテスト・カラオケ・ヒッツ」を始め絶版となっていたライブ・アルバムやビデオ・クリップ集など計9作品が再発盤される予定です。

クイーンファンが集うイベント

4月13日(土)には羽田空港にてクイーンファンが集うイベント「クイーンの日(The Queen Day)」が開催されました。「クイーンの日(The Queen Day)」は、1975年4月17日にクイーンが羽田空港に降り立ち1000人超えのファンが集結したことから、毎年この時期に聖地・羽田空港でクイーンファンが集まれる新しいスポットを作ろうと2015年にスタートしたイベント。開催5年目となる今回のイベントでは、リリース40年目を迎えるアルバム「ライブ・キラーズ」とクイーン3回目の来日公演「JAZZ TOUR 1979」にスポットを当てたトーク&ライブ・パフォーマンスが行われました。

サマソニ2014年にはQUEEN + Adam Lambert(クイーン+アダム ランバート)来日

クイーンの日ということでAndMore!ライターで熱狂的なクイーンファンのレポートを再掲載いたします。

サマソニ2014のヘッドライナー振り返り(感動)

今年もサマーソニックは着々と迫ってきています!やはり注目はステージの大トリを飾る”ヘッドライナー”の存在です。特にマリンステージのヘッドライナーはその年のサマソニの主役といっても過言ではありません!それではヘッドライナーがどのくらいすごいのか去年のヘッドライナーのステージを振り返ってみましょう。

王者の貫禄、そして圧巻のステージ。クイーン+アダム・ランバート

クイーンの来日は9年ぶり、アダムをボーカルに迎えてからは初来日ということで会場はその日一番の超満員。始まる前から熱気が段違いでした。

「Procession」のバスドラムの音から伝説のステージは幕が上がりました。「Now I’m Here」とともにクイーンが登場すると、会場から「おかえり、クイーン」と言うかのような大歓声。

私たちはこの瞬間を待ち望んでいたのです。

この公演が始まる前、アダムをボーカルとして迎えることに賛否両論でした。アダムもクイーンのフロントマンとして感じる責任感は相当なものであったはず。しかし、いざステージを見るとアダムがクイーンに馴染んでいるどころか自分らしいステージをしていることに私たちは驚かせられました。そこには「クイーン+アダム・ランバート」として完成した姿があったのです。

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実はクイーンは日本とゆかりのあるバンドです。クイーンが売れるきっかけを作ったのは日本だと言われています。クイーンはそんな日本に感謝の気持ちを込めて日本語の歌を作りました。「手をとりあって」です。ギターのブライアンがアコースティックギターをもってこの歌を歌い始めると待っていましたと言わんばかりに観客は大合唱。その様子にブライアンもご満悦の様子でした。

続いてそのままブライアンがアコギで「Love of My Life」を歌い始めたのですが曲の終盤でまさかの演出が。中央の大スクリーンに亡きフレディ・マーキュリーが映し出され、続きを歌い始めたのです。これにはファンは涙せざるを得なかったはずです。映像とはいえフレディの歌声を観ることができたという高揚感に会場中が包まれました。

「These Are the Days of Our Lives」の曲中では若き日のクイーンの映像が大スクリーンに映し出されました。そこには今は亡きフレディだけでなくフレディ没後からクイーンの活動を引退したベースのジョンの姿も。ジョンの映像が見えると観客からは歓声があがりました。ここにはいないけどフレディもジョンもクイーンの大事なメンバーです。クイーンのメンバー全員が共演できるような演出にクイーンのすべてを愛するクイーンファンは心を鷲掴みにされました。
ライブの終盤ではクイーンの代表曲「Bohemian Rhapsody」が演奏されました。この曲はクイーンにとっても思いれの深い曲であり、実はアダムにとっても思い入れの深い曲です。アメリカンアイドルの予選でアダムはこの曲を歌って審査員を圧倒したからです。ピアノのイントロが聞こえると会場のボルテージは最高潮になりました。

アダムが1フレーズ歌い終えると、再びスクリーンに亡きフレディの姿が映し出され、続きを歌い始めました。その瞬間、なぜだか自然と涙が溢れて止まりませんでした。観客の多くの人がそうであったことでしょう。嗚咽のような泣き声や鼻をすする音があちらこちらから聞こえてきました。私たちはクイーンが作り出したこの空間に完全に心を奪われてしまったのです。

一番最後に歌われた「We Are the Champions」ではまさに王者としての貫録を見せつけられました。観客は終始大合唱。往年のクイーンファンも若いクイーンファンもアダムのファンもみんなが一つになった瞬間でした。まさに伝説のステージとなりました。

今年はどんな感動を残してくれるのでしょうか。ヘッドライナーのステージにこうご期待です!