【洋楽】2019年4月の人気の洋楽ランキング
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2019年4月にヒットした洋楽をランキング形式で発表します。
1位 Lil Nas X Featuring Billy Ray Cyrus「Old Town Road」
今月1位に輝いたのはカントリー・シンガー、ビリー・レイ・サイラスがリミックスに参加した新鋭ラッパー、リル・ナズ・Xの楽曲。動画共有アプリTikTokでの流行をきっかけにバイラルヒット。しかしヒップ・ホップをベースとした本楽曲がカントリー・チャートにランクインしたことを受けて曲のジャンル問題や人種問題にまで発展し、話題を呼んでいます。
2位 Billie Eilish「bad guy」
ダーク・ポップ界の新スター、ビリー・アイリッシュの楽曲が2位にランクイン。ダークで孤独な世界観やクリエイティブセンスで若者を中心に絶大な人気を誇っている彼女。本楽曲は3月にリリースされたデビューアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』のリードトラックとなっており、YouTubeでの動画再生回数は1.3億回超えを記録しています。
3位 Ariana Grande「7 Rings」
3位は先月1位を飾ったアリアナ・グランデのニュー・シングル。アリアナが高級ジュエリーブランド「ティファニー」で自分と女友達の分合わせて7つの婚約指輪を購入したことがきっかけで、女性を勇気づけるための歌として作られました。MVには日本語で「七つの指輪」や「七つのリング」といった文字や品川ナンバーの車が現れるなど、親日家のアリアナらしい演出がされています。
4位 Post Malone & Swae Lee「Sunflower (Spider-Man: Into The Spider-Verse)」
世界で最もジワるアーティスト、ポスト・マローンとレイ・シュリマーのメンバーであるスウェイ・リーがコラボした楽曲が4位にランクイン。ポストのアルバム『ビアボングズ & ベントレーズ』に収録されている楽曲「スポイル・マイ・ナイト」に続いて2度目のコラボとなっています。映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の挿入歌としても話題に。
5位 Post Malone「Wow.」
昨年12月にリリースされたポスト・マローンの新曲が5位にランクイン。レッド・ホット・チリ・ペッパーズとDJキャレドのカメオ出演や、Instagramの投稿動画がきっかけで出演が決まったマイク・アランコートのダンスなど見どころの多いMVが話題を呼んでいます。
6位 Jonas Brothers「Sucker」
3月に活動再開したジョナス・ブラザーズの新曲が6位に登場。2013年10月に活動を休止した彼らの6年ぶりとなる楽曲「Sucker」は、公開当日に米Spotifyで1位を獲得するなど快進撃を見せています。現在は精力的に曲作りをしているとのことなので、今後の活躍にも注目です。
7位 BTS「Boy With Luv (feat. Halsey)」
BTSがホールジーとコラボした楽曲が7位に。ミュージック・ビデオがYouTubeにアップされてわずか37時間で再生回数が1億回を突破。この記録は現在世界最速となっています。5月1日に行われた「ビルボード・ミュージック・アワード2019」ではBTSとホールジーによる初のコラボパフォーマンスも披露され、さらなる注目を集めています。
8位 Marshmello & Bastille「Happier」
8位はマシュメロがバスティルとコラボした楽曲。今年3月には初の単独来日公演を果たし、日本でもさらなる人気を集めています。マシュメロのキャリア史上最大のヒット曲「Happier」は大切な人との別れを綴った曲。2018年にリリースされてから半年以上経った今も大ヒットを記録しています。
9位 Halsey「Without Me」
9位はアメリカ出身24才の女性シンガーソングライター、ホールジーによる失恋ソング。The Chainsmokersとのコラボ曲「Closer」で注目を浴びた彼女。元恋人との共依存的な関係を題材にし、元恋人そっくりの俳優をMVに起用するなど挑戦的な楽曲になっています。
10位 Billie Eilish「Bury A Friend」
10位はまたしてもビリー・アイリッシュのデビューアルバム「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」からの楽曲。4月に行われたコーチェラ・フェスティバルでは宙に浮かぶベッドの上で本楽曲を披露したことでも話題となりました。自分でコントロールできない無力な身体をイメージして作られたMVは実際の撮影もハードなもので、怪我をしてもおかしくない状況の中で黒い手袋をした手に髪や顔を掴まれる衝撃的な内容になっています。
11位 Lady Gaga & Bradley Cooper「Shallow」
11位はレディー・ガガとブラッドリー・クーパーによる、映画『アリー/ スター誕生』の挿入歌。2018年9月にリリースされ、「第91回アカデミー賞授賞式」歌曲賞を受賞。iTunesチャートでは史上2番目に1位を獲得している曲となっています。
12位 Ava Max「Sweet But Psycho」
昨年8月にリリースされたエイバ・マックスの代表曲が12位に。サークットによってプロデュースされた本楽曲は中毒性の高さから大ヒットを記録し、MVは現在再生数2.9億回超え。今年1月には日本語字幕付きMVも公開されました。3月には社会に疎外されていると感じる人のために書いた新曲もリリースされ、今後の活躍から目が離せません。
13位 Sam Smith & Normani「Dancing With A Stranger」
13位は昨年10月の来日公演も成功を収めたサム・スミスとフィフス・ハーモニーのノーマニとのコラボ曲。偶然隣のスタジオで作業していた二人がお互いの大ファンであることを知り、すぐにコラボが決定、サム・スミスがワールド・ツアー中に曲を書き上げたとのこと。YouTubeでの再生回数は2.3億回を突破しています。
14位 J. Cole「Middle Child」
J・コールの新曲は14位に登場。タイトルの「Middle Child」は現在のヒップホップシーンにおいて上の世代と下の世代に挟まれた自分たちの世代のことを意味しています。メッセージ性の強いMVも話題に。
15位 Avicii「SOS feat. Aloe Blacc」
15位は作年亡くなったアヴィーチーの遺作。曲の90%が出来上がっていた状態から、共同プロデューサーたちが残された楽曲やメモ書き、メールのやり取りなどを元に完成させたとのこと。亡くなった後に見つかった手記のなかで、アヴィーチー最大のヒット曲「Wake me up」でコラボしたアーロー・ブラックとまた仕事がしたいと書かれていたことから、本楽曲にはアーロー・ブラックが参加しています。6月には遺作アルバムもリリース予定です。
16位 Ariana Grande「Break Up With Your Girlfriend, I’m Bored」
16位はアリアナ・グランデのニュー・アルバム『thank u, next』からの楽曲。アルバムリリースの直前にMVが公開され、カップルとアリアナの三角関係をテーマとした挑発的な内容が話題になり、現在1.9億再生を突破しています。
17位 Meek Mill Featuring Drake「Going Bad」
ミーク・ミルとドレイクのコラボ曲が17位にランクイン。ミーク・ミルがドレイクのゴーストライター疑惑を主張したことがきっかけで二人は絶縁状態でしたが、昨年9月にドレイクのステージにミーク・ミルがサプライズ登場して和解。ミーク・ミルの出所、さらに和解後初となる二人のコラボで注目を集めました。
18位 Khalid「Talk」
18位はディスクロージャーをプロデューサーに迎えたカリードの新曲。カリードらしい独特のゆるさとエクレクティックなサウンドが特徴的です。昨年10月に行われた来日公演も大成功を収め、第60回グラミー賞では計5部門にノミネート、4月にリリースされたセカンド・アルバムもヒットを記録するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼に今後も注目です。
19位 Cardi B & Bruno Mars「Please Me」
19位はブルーノ・マーズとカーディ・Bとのコラボ楽曲。音楽界の至宝と名高いブルーノ・マーズと、今年のグラミー賞で女性ソロ・アーティストとして初となる「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞したカーディ・Bのコラボは昨年リリースの大ヒット曲「Finesse (Remix)」に続き2度目。今回の楽曲も注目度が高く、YouTubeでは公開2ヶ月で1.7億回再生を突破しています。
20位 Blueface「Thotiana」
20位は若手ラッパー、ブルーフェイスの最大のヒット曲。珍しいオフビートにハマる人が続出。昨年11月にリリースしてからYGやカーディBが参加したリミックスバージョンも公開され、オリジナルバージョンとともにヒットしています。