【洋楽】2019年6月の人気の洋楽ランキング
2019年6月にヒットした洋楽をランキング形式で発表します。
1位 Ed Sheeran & Justin Bieber「I Don’t Care」
エド・シーランとジャスティン・ビーバーのコラボ楽曲が今月も1位に。2人が連名で曲を出すのは今回が初めて。今年4月に行われた来日公演も大成功を収めたエド・シーランと、超人気シンガーであるジャスティン・ビーバーのコラボは、日本でもiTunes、Apple Musicなどで1位を記録する人気ぶりを見せています。2017年にジャスティンとエドが東京でのゴルフ練習場で遊んだ際に、酒に酔ったエドが誤ってジャスティンの顔面をゴルフクラブで強打し、その貸しとしてジャスティンから作曲のお願いされたというエピソードから生まれたのではないかと言われている本楽曲。MVはなんと大阪とLAで撮影。日本のファンにとって特別な楽曲になっています。
2位 Lil Nas X Featuring Billy Ray Cyrus「Old Town Road」
2位はカントリー・シンガー、ビリー・レイ・サイラスがリミックスに参加した新鋭ラッパー、リル・ナズ・Xの楽曲。動画共有アプリTikTokでの流行をきっかけにバイラルヒット。しかしヒップ・ホップをベースとした本楽曲がカントリー・チャートにランクインしたことを受けて曲のジャンル問題や人種問題にまで発展し、話題を呼んでいます。
3位 Billie Eilish「bad guy」
3位はダーク・ポップ界の新スター、ビリー・アイリッシュの楽曲。ダークで孤独な世界観やクリエイティブセンスで若者を中心に絶大な人気を誇っている彼女。本楽曲は3月にリリースされたデビューアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』のリードトラックとなっており、YouTubeでの動画再生回数は2.4億回超えを記録しています。
4位 Taylor Swift「You Need To Calm Down」
4位はテイラー・スウィフトのLGBTQをサポートすることを表明した話題の新曲。ニュー・アルバム「Lover」よりヒット中の「ME!」に続く2曲目のリリースです。「you need to calm down=頭を冷やしなさいよ」のタイトル通り、MVでは同性愛を公言しているセレブがLGBTQを批判する人たちに惑わされず平和に過ごす内容が印象的。そして今回特に話題となったのが長年不仲の噂があったケイティ・ペリーの出演。2人が抱き合う姿は「救済と許し」の象徴として描かれています。
5位 Shawn Mendes「If I Can’t Have You」
5位は5月3日にリリースされたショーン・メンデスの新曲。ショーンらしいポップでストレートなラブソングになっています。楽曲制作中は人気シンガー、デュア・リパに歌ってもらおうと思っていたとか。昨年のサマソニでは大阪公演への出演が急遽キャンセルとなりましたが、「またすぐに来日したい」との言葉通り、今年10月に横浜アリーナでの来日公演が決定しています。
6位 Jonas Brothers「Sucker」
3月に活動再開したジョナス・ブラザーズの新曲が6位に登場。2013年10月に活動を休止した彼らの6年ぶりとなる楽曲「Sucker」は、公開当日に米Spotifyで1位を獲得するなど快進撃を見せています。現在は精力的に曲作りをしているとのことなので、今後の活躍にも注目です。
7位 Khalid「Talk」
7位はディスクロージャーをプロデューサーに迎えたカリードの新曲。カリードらしい独特のゆるさとエクレクティックなサウンドが特徴的です。昨年10月に行われた来日公演も大成功を収め、第60回グラミー賞では計5部門にノミネート、4月にリリースされたセカンド・アルバムもヒットを記録するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼に今後も注目です。
8位 Post Malone & Swae Lee「Sunflower」
世界で最もジワるアーティスト、ポスト・マローンと、レイ・シュリマーのメンバーであるスウェイ・リーがコラボした楽曲は9位に。ポストのアルバム『ビアボングズ & ベントレーズ』に収録されている楽曲「スポイル・マイ・ナイト」に続いて2度目のコラボとなっています。映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の挿入歌としても話題に。
9位 Daddy Yankee & Katy Perry Featuring Snow「Con Calma(Remix)」
ダディー・ヤンキーとケイティ・ペリーのコラボ楽曲が10位に。1993年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”7週連続1位を獲得したスノウの伝説的レゲエ・ソング「Informer」をリメイクしたこの楽曲は、約1ヶ月で3億回を超える再生回数を記録する人気ぶり。昨年は#DuraChallengeとしてSNS上で盛り上がりを見せたダディー・ヤンキーですが、今回も#concalmachallengeとして世界中でブームを呼んでいます。
10位 Drake Featuring Rick Ross「Money In The Grave」
11位はドレイクとリック・ロスのコラボ楽曲。ドレイクの地元であるトロントを拠点とするチーム、トロント・ラプターズのNBA初優勝を受けて、2曲同時に新曲をリリースしたうちの1曲。チームの大ファンであるがあまり観戦中の態度が問題視され、試合の出禁を言い渡されていましたが、ドレイクらしさ溢れる楽曲で祝福しています。そして本楽曲が初のプロデュース作品となったモデルのLil CCにも注目です。
11位 Katy Perry「Never Really Over」
約2年ぶりとなるケイティ・ペリーの新曲が12位。MVは公開から24時間で1,600万回再生を記録。世界的DJでプロデューサーのゼッドが作詞・作曲、プロデュースに参加しています。別れた恋人への未練がテーマの切ない歌詞とポップなメロディー、そして“癒し”をコンセプトにしたMVが中毒性あり。MVに登場するバス停とベンチは全世界の主要都市に設置されており、東京・渋谷にも1週間限定で出現し、日本のファンにはたまらないフォトスポットとなりました。
12位 Shawn Mendes & Camila Cabello「Señorita」
ショーン・メンデスとフィフス・ハーモニーの元メンバー、カミラ・カベロのコラボ楽曲が13位に登場。甘い楽曲と2人のロマンチックな掛け合い、そして1番話題となっているのはセクシーすぎるMV。2人は付き合っているのではないかと噂が立つほどで、MV公開から約10日で再生回数1.5億回という注目度の高さを見せています。
13位 Chris Brown Featuring Drake「No Guidance」
14位はクリス・ブラウンが宿敵・ドレイクをフィーチャーした新曲。2012年から続いていた2人の不仲も今は解消しているとのこと。自身の大ヒット曲や豪華アーティストとのコラボ楽曲をまとめたクリス・ブラウンのニュー・アルバム「Indigo」に収録されています。
14位 Young Thug, J. Cole & Travis Scott「The London」
ヤング・サグとJコール、トラヴィス・スコットによるコラボ楽曲が15位。カニエ・ウェストからも絶賛される独特なラップ・スタイルやファッションセンス、スキャンダルの多さで世界中が注目する新世代のラッパー、ヤング・サグ。実力派の彼のニュー・アルバムにはJコールが制作指揮として参加しているとのことで、今後のリリースにも注目です。
15位 Lizzo「Truth Hurts」
コーチェラでのパフォーマンスも話題となったリゾの新曲が16位にランクイン。プリンスも絶賛したというパワフルで美しい歌声だけでなく、ボディポジティブムーブメントのアイコンとしても注目され、今や圧倒的支持を得るラッパーに。「Truth Hurts」は現代女性のリアルな生活を描いたラブコメ映画『サムワン・グレート~輝く人に~』のサウンド・トラックにも起用されており、ポジティブに自分の人生を送るリゾならではの失恋ソングに励まされる人も多いのではないでしょうか。
16位 DaBaby「Suge」
17位は人気急上昇中のラッパー、ダベイビーの新曲。タイトルは、自分をヒップホップ界の伝説的人物、マリオン・シュグ・ナイトに見立てて付けられたもの。そしてダベイビーといえば毎回コミカルなMVが話題になりますが、今回も例に漏れずユーモア溢れるものになっています。シュグ・ナイトのひき逃げ事件を揶揄したと思われるダンスも流行中。
17位 Post Malone「Wow.」
昨年12月にリリースされたポスト・マローンの新曲が変わらずヒット中。レッド・ホット・チリ・ペッパーズとDJキャレドのカメオ出演や、Instagramの投稿動画がきっかけで出演が決まったマイク・アランコートのダンスなど見どころの多いMVが話題を呼んでいます。
18位 Taylor Swift Featuring Brendon Urie「ME!」
テイラー・スウィフトとパニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーのコラボ曲が5位に登場。4月26日にリリースされ、同日に公開されたMVは公開24時間で再生回数6,520万回を記録し、ソロ及び女性アーティストとして最多再生回数を更新しました。MVにニュー・アルバムのタイトルやツアーに関するメッセージが隠されていることでも話題に。
19位 Ariana Grande「7 Rings」
19位はコーチェラでの活躍も話題となったアリアナ・グランデのニュー・シングル。アリアナが高級ジュエリーブランド「ティファニー」で自分と女友達の分合わせて7つの婚約指輪を購入したことがきっかけで、女性を勇気づけるための歌として作られました。MVには日本語で「七つの指輪」や「七つのリング」といった文字や品川ナンバーの車が現れるなど、親日家のアリアナらしい演出がされています。
20位 Sam Smith & Normani「Dancing With A Stranger」
20位は昨年10月の来日公演も成功を収めたサム・スミスとフィフス・ハーモニーのノーマニとのコラボ曲。偶然隣のスタジオで作業していた二人がお互いの大ファンであることを知り、すぐにコラボが決定、サム・スミスがワールド・ツアー中に曲を書き上げたとのこと。YouTubeでの再生回数は3.1億回を突破しています。
※上記はAndMore!独自のランキングです。