【サマソニ東京ライブレポート】泣き虫ロック、Weezer
先日、サマーソニックエクストラで、2時間にもわたる単独ライブを行ったウィーザー。また今年もサマソニのステージに帰ってきました。
単独のチケットはあっという間に完売し、その人気の高さを見せつけていましたが、サマソニのマリンステージでも同様で、広いアリーナはすぐに超満員。さらにメンバーが登場すると、観客たちは、大きな歓声とウィーザーのロゴのポーズをして迎えいれます。
セットリストは、単独とほとんど同じ内容でしたが、カバーアルバムである『ウィーザー(ティール・アルバム)』より、「Africa」や「Take On Me」も演奏され、ボーカルのリヴァースもノリノリでステージを走り回っていました。
途中のMCでは、最近覚えたというオヤジギャグを披露。じめじめした天気のときの挨拶「はじめじめまして」というもので、会場は一気に笑いに包まれました。また、昨日はウルトラマンフェスに行ったらしく、「でも今日はコンサートします。ロックスターします。」と言いながら、ウルトラマンポーズをしていました。
演奏はまさに「泣き虫ロック」にふさわしく、エモくて美しいギターの音色が、観客たちの涙を誘っているかのようでした。特に超名曲「Say It Ain’t So」は大合唱しながら泣いてる人もチラホラいました。
日本語が得意なリヴァースは、ちょくちょく日本語でMCをしていましたが、最後の挨拶で「ごちそうさまでした!」と言っていたのには、思わず笑ってしまいました。
演奏後、メンバーで肩を組んで挨拶してる姿を見て「本当にハートフルなバンドだな」と思いました。きっとこれから先もずっと、日本にきてたくさん演奏してくれるでしょう。次のライブも楽しみです。
【SETLIST】
Buddy Holly
My Name Is Jonas
Perfect Situation
Surf Wax America
Africa(TOTO cover)
Hash Pipe
Undone – The Sweater Song
Take On Me(a-ha cover)
Island In The Sun
Beverly Hills
Pork And Beans
Say It Ain’t So