【サマソニ2019 東京ライブレポ】トリにふさわしいステージを披露したFALL OUT BOY
会場は超満員。その熱気は異常で、ステージが始まる前からコールが巻き上がるほど。そんな圧倒的な期待感の中、マウンテンステージのヘッドライナーとして颯爽と登場したのは、アメリカ出身の超人気ロックバンド・FALL OUT BOY(フォール・アウト・ボーイ)。
セットリストはまさに「神」で、最初から最後まで名曲揃い。どれもみんなが大合唱できるような、そんなセトリでした。それも合間にベース担当のピートのMCが入るものも、ほぼノンストップで演奏していたので、オーディエンスも心置き無く暴れることができたライブだったと思います。きっとその熱気はYouTube配信で観ていた人も感じ取れたかと思います。ボーカルのパトリックの歌声は相変わらず最高で、まさに「喉から音源」。また、演出などもすごく、炎が出たり、紙吹雪が飛んだり。「トリにふさわしい舞台」とはまさに、このステージのことを指すでしょう。
途中で、スペシャルゲストとして、9歳の日本人の女の子が登場。彼女の名前は「よよかちゃん」。実は天才ドラマーとしてアメリカではかなり有名なんだそうです。過去にはレッド・ツェッペリンの曲の難しいドラムを披露し、ロバート・プラントも称賛したのだとか。そんな彼女が、おもむろにドラムセットに座り、叩き始めたかと思ったら、ほかのメンバーと「Suger,We’re Goin Down」を披露。さすがは、アメリカで有名な天才少女というだけあって、テンポが崩れることもなく、難しいビートをいとも簡単そうに叩いていました。これには観客からも歓声があがりました。
ライブの締めの定番曲「Saturday」では、ピートが観客のところまできて、歌ってくれました。さすがはFOB、観客に非常に寄り添っていたステージだったと思います。
【SET LIST】
The Phoenix
Irresistible
Suger,We’re Goin Down
American Beauty/American Psycho
Immortals
Stay Frosty Royal Milk Tea
Uma Thurman
Save Rock and Roll
The Last of the Real Ones
Dance,Dance
Thnks fr th Mmrs
I Don’t Care
The Ain’t Scene,It’s an Arms Race
Centuries
My Songs Know What You Did in the Dark(Light Em Up)
Saturday