【洋楽】2019年12月の人気の洋楽ランキング
2019年12月にヒットした洋楽をランキング形式で発表します。
1位 Tones and I「Dance Monkey」
オーストラリア出身の注目アーティスト、トーンズ・アンド・アイの楽曲が先月から引き続き1位に。一度聴けば忘れられないハイトーン・ボイスと歌唱力、中毒性のあるメロディーでいま一番のバズ・ソングとなった本楽曲。これが彼女にとって2作目の楽曲というので驚きです。初EPもリリースされ、これからますますビッグになるであろう彼女から目が離せません。
2位 Arizona Zervas「ROXANNE」
2位はアメリカのラッパー、アリゾナ・ザーヴァスの楽曲。今年はTikTokやSpotify発のスターが多く誕生しましたが、彼もその一人。彼はこれまでインディーズで人気を博しており、作詞作曲、エンジニアリングを全て自分一人で担当、新曲のリリースやツアーも積極的に行ってきたという実力の高さも重なってのヒットとなりました。
3位 Mariah Carey「All I Want for Christmas Is You」
3位にはマライア・キャリーのクリスマスソングが登場。やはり12月後半になるとクリスマス・ソングがランキングを占めますが、その中でもクリスマス・ソングといえばこれという方も多いのではないでしょうか。今年も歌姫の名曲はあらゆるランキングで1位を独占しました。
4位 Maroon 5「Memories」
昨年の来日公演での盛り上がりも記憶に新しいマルーン5の新曲が4位に登場。様々な快挙を成し遂げているビッグ・バンドの1年4か月振りの新曲は、2017年に急逝した元マネージャー、ジョーダン・フェルドスタインへ捧げた曲。構成もメロディもMVもシンプルで、それゆえに曲の優しさと切なさが胸に迫るような楽曲になっています。
5位 Post Malone「Circles」
5位は世界で最もジワるアーティスト、ポスト・マローンの新曲。9月にリリースされたニュー・アルバム「Hollywood’s Bleeding」に収録され、アルバムの中でもポップかつ彼らしさが目立つ楽曲です。ミドルテンポで行き場のない気持ちを歌う楽曲ですが、MVは騎士になった彼が戦場での死闘から生き残り、ラプンツェル風のお姫様を救いに行く物語仕立てになっています。
6位 Trevor Daniel「Falling」
アメリカのシンガー・ソングライター、トレヴァー・ダニエルの楽曲が6位に。本楽曲は2018年にリリースされ、その後SoundcloudやTikTokで注目を浴びるようになりました。2019年はYoutubeのキュレーション動画やSpotifyのプレイリストを駆使した戦略的な広報活動でヒットしたアーティストが多くいましたが、彼もそのモデルとなりそうです。
7位 Wham!「Last Christmas」
クリスマスの定番曲として忘れてはならないのはこちら。伝説的シンガー、ジョージ・マイケル率いるワム!のクリスマス・ソング。クリスマスの時期にこの曲を聴かないと落ち着かない人も多いのではないでしょうか。
8位 Dua Lipa「Don’t Start Now」
UKの次世代ポップ・スター、デュア・リパの新曲が8位に登場。グラミー賞やブリット・アワードでの受賞など、飛ぶ鳥を落とす勢いで注目を浴びている彼女。本楽曲はYouTubeで再生回数19億回を超える彼女の大ヒット曲「New Rules」の制作チームとともに作られ、来年リリースされるニュー・アルバムに収録されています。単独来日公演は昨年の1回のみですが2017年以来毎年来日している彼女。そろそろ再来日も期待したいですね。
9位 Billie Eilish「everything i wanted」
9位はダーク・ポップ界の新星、ビリー・アイリッシュの新曲。急激にスターダムにのし上がった彼女の苦悩を歌ったかのような歌詞と切ないメロディが特徴的ですが、その中でコラボレーター兼プロデューサーの兄・フィニアスとの兄弟愛が描かれています。単純にヒットの苦悩を歌った曲ではなく、自分の人生を俯瞰したかのような曲になっているのは彼女ならでは。今年にはなんと来日公演が決定しています。
10位 KAROL G, Nicki Minaj「Tusa」
カロル・Gとニッキー・ミナージュのコラボ曲がランクイン。レゲトン界に新しい風を吹かせたと言っても過言ではない女性ラッパー、カロル・Gとのコラボということで、ニッキーはスペイン語でのラップも披露しています。失恋を引引き摺るカロル・Gと前向きなニッキーの対比、オールピンクのMVなど、見どころもたくさん。
11位 The Weeknd「Blinding Lights」
11位はザ・ウィークエンドの新曲。スーパースターの待望の新曲は、彼の楽曲の中でもかなりポップな仕上がりになっています。メルセデス・ベンツのCM曲への起用、実際のモデルがいるのではと噂される情熱的な歌詞、ヒットメイカーでもあるマックス・マーティンとの共作など話題に。そして日本人モデルが出演するMVにも注目です。
12位 Ariana Grande「Santa Tell Me」
アリアナ・グランデの2013年リリースのクリスマスソングもランクインしました。失恋した女の子がサンタクロースに話しかけるちょっと微笑ましいラブソング。MVのクリスマスのお泊り会にはしゃぐアリアナのかわいらしさはファン必見です。
13位 Shawn Mendes & Camila Cabello「Senorita」
ショーン・メンデスとカミラ・カベロのコラボ楽曲が13位に。甘い楽曲と2人のロマンチックな掛け合い、そして1番話題となっているのはセクシーすぎるMV。公開から約7ヶ月で再生回数9億回という注目度の高さを見せています。そして熱愛の噂を否定していた2人ですが、ショーンの長い片思いが実って現在は交際していると発表し、めでたく音楽好き注目のカップルとなりました。
14位 Lewis Capaldi「Someone You Loved」
14位はルイス・キャパルディの話題の楽曲。初のフル・アルバム「Divinely Uninspired To A Hellish Extent」では変わらずソウルフルな歌声で聴く人の感情を揺さぶっています。本楽曲は臓器提供チャリティ“Live Life Give Life”とコラボしたMVも話題に。ピーター・キャパルディの名演と相まって一つの映画を観たかのような気持ちになること間違いなし。1月に行われた初の単独来日公演も大盛況となりました。
15位 The Black Eyed Peas X J Balvin「RITMO (Bad Boys For Life)」
ブラック・アイド・ピーズとJ. バルヴィンのコラボ曲が15位。約10年前に「Boom Boom Pow」「I Gotta Feeling」等の大ヒット曲を生んだブラック・アイド・ピーズ。人気ラッパー、J. バルヴィンとのコラボはもちろん、映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』に起用されるなど、今作で再び大ヒットとなりそうです。
16位 Harry Styles「Adore You」
16位はワン・ダイレクションのハリー・スタイルズの新曲。マジック・マッシュルームを使いながらレコーディングしたという衝撃のニュー・アルバム『Fine Line』に収録されています。注目は7分超えの壮大なMV。架空の島を舞台に、笑うと口から光が漏れる体質から嫌われ者になった青年をハリーが熱演しています。
17位 Selena Gomez「Lose You To Love Me」
セレーナ・ゴメスの約1年半ぶりとなる新曲が17位に登場。切ない失恋ソングで、リリース時期の関係もあり、元恋人・ジャスティンとの別れについて描かれた曲ではないかとの噂。「ビルボード・ホット100」「「ローリングストーン100」で彼女のキャリア史上初の1位を獲得し、苦しみを乗り越えて新しい一歩を踏み出した彼女の新たな代表曲となりそうです。
18位 Brenda Lee「Rockin’ Around The Christmas Tree」
60年代を代表するシンガー、ブレンダ・リーの大ヒットクリスマス・ソングもランクイン。タイトルを知らない人もみんな聴いたことがあるはず。陽気なメロディーとハスキーボイス、楽器の音色が特徴的な楽曲です。
19位 Michael Bublé「It’s Beginning to Look a Lot like Christmas」
こちらもマイケル・ブーブレによる定番のクリスマス・ソング。セクシーな歌声も相まってムーディーな楽曲で、ランキングに登場したクリスマス・ソングとはちょっと違う雰囲気が魅力的です。
20位 Juice WRLD「Lucid Dreams」
12月に亡くなった人気ラッパー、ジュース・ワールドの楽曲が20位に。映画「LEON」の主題歌として有名なスティングのヒットソング「Shape of My Heart」をサンプリングした楽曲になっています。遺族は未公開音源やプロジェクトを公開していくと発表。2020年1月リリースのエミネムのニュー・アルバムにはコラボ曲も収録されており、ジュースの才能を感じられる新たな機会にも注目が集まっています。
※上記はAndMore!独自のランキングです。