ここが音好きの集まる秘境!sea of green 2015 レポート
日常から離れた別世界で音楽を楽しめるキャンプフェス。FUJI ROCK FESTIVALや朝霧Jam、TAICOCULBなどキャンプが醍醐味のフェスティバルはさまざまありますが、福井県にも音好きの集まるキャンプフェスがあります。それが「sea of green」。
今回は先日2日間にわたって開催されたsea of green 2015をレポートします!
バスに揺られて到着したのは……
私は東京在住なので、福井県までは遠いな、と思っていた矢先、東京 ー 福井間を走るバスツアー情報をゲット!
渋谷からバスに揺られて8時間、気がつけば車はカーブの険しい峠道を走っていました。どこに連れていかれるんだろう……と思って会場につくと、こんな風景が!
山の中に突如現れた広々とした公園、紅葉で色ずく山々、近くに流れる川の気持ちいい音。これが秘境か……!
ここは「麻耶姫子青少年旅行村 中島公園」で、以前より「ロケーションが本当にいい」と聞いていたのですが、まさかここまでとは。
なお、ステージはこんな感じ。コンパクトなステージですが、体を突き動かす迫力のサウンドが鳴り響きます。
こちらは昼の光景ですが、夜にはこんな姿に。
ちなみに大阪からもバスツアーも出ていて、こちらは4時間ほどで会場へとつきます。
こだわりのお店が勢ぞろい
今回は一人キャンプだったため、できる限り荷物を減らそうと調理道具は持っていきませんでした。なので、会場のフェス飯を思う存分満喫してきました。
到着するなり、生パクチーの香りがクセになるバンミーをいただきます!
ほかにもモンゴルパンで包んだホットサンドやタコライスなど、どれも絶品!ごちそうさまでした。
また、さまざまな衣料のお店やマッサージなども用意されていました。
秋の山にアーティストのサウンドが混ざりあう特別なライブ
夕を過ぎてステージに登場したのはnever young beach。安部勇磨が発する耳心地のいい独特の声色や、3本のギターが奏でるエフェクトの効いたサウンドが周りの山々と混ざりあい、思わずうっとりとするようなライブを味わいました。
溺れたエビの検死報告書のライブでは、妖しく光る緑色の目が暗闇に浮かび上がり、ところせましとステージを動き回ります。ブラス隊の天高く鳴り響くアンサンブル、ドラムや電子パーカッション、シロフォンのセッションなどの激しく軽快なリズムに体を突き動かされ、観客の勢いはどんどん激しさを増していきます!
深夜1時前、ドイツから来日した電子音楽ユニットMouse On Marsが登場!自由自在に駆け回るリズムやシンセサウンド、どこか可愛らしい音色やサンプリングした声を聴き込み、体を委ねているうちに、完全にナチュラルハイ状態に陥りました。
ほかにも、ステージを降りて観客の間を駆け巡りながら、クセになるラップと愛らしいコムアイのキャラクターで魅了する水曜日のカンパネラや、ドープなサウンドとYukiが発する独特なボーカルが魅力のYoung Juvenile Youthのなど、気持ちのいいライブばかりで体を休める暇がありません。
夜は幻想的な会場
夜の会場には昼とは一味も二味も違う幻想的な光景が広がります。この「秘境感」がたまらず、DJ Hellの絶品テクノを聞きながら、夜の散歩を楽しみました。
2日目も快晴で気持ちいい!
翌日はテントの外から聞こえてくる砂原良徳のDJで起床。スタッフさんと「朝まりん最高!」とテンションアップ。
朝の一杯はブレンドコーヒーでお目覚め。
夜は寒いのですが、太陽が山を越えると半袖でもよいくらいの暖かい気候になります。
会場を離れるのが惜しいですが、バスの時間があるためテントを片付けて、Einzelkindで最後にひと踊り。
sea of green 2015 アフターパーティーは今週末開催!
想像以上のロケーションやアーティストに圧倒されっぱなしだったsea of green 2015ですが、今週末にはアフターパーティが東京と大阪の2会場で開催されます。「sea of green’15の前売りチケットの半券」による割引もありますので、ぜひチェックしてみてください!
<東京>
2015年10月23日(金)
会場:Circus tokyo
<大阪>
2015年10月25日(日)
会場:Route 26 ~Day Time Party~
まさに「音好きが集まる秘境」といった具合だったsea of green 2015。来年もさらに感動満ち溢れるフェスになることを願っています!ありがとうございました♪