【洋楽】2020年3月の人気の洋楽ランキング
2020年3月にヒットした洋楽をランキング形式で発表します。
1位 Roddy Ricch「The Box」
新進気鋭のラッパー、ロディ・リッチの楽曲が先月から引き続き1位に。曲冒頭のシンセの音に合わせて窓を拭きつつ踊る動画から火が付き、TikTokやTwitterでバズり中。リリックはストリートギャングだった彼の刑務所時代を描いたもので、かなり刺激的な内容。第62回グラミー賞ではニップジー・ハスルとのコラボ曲で最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞するなど、今後の活躍が期待されます。
2位 The Weeknd「Blinding Lights」
2位はザ・ウィークエンドの新曲。スーパースターの待望の新曲は、彼の楽曲の中でもかなりポップな仕上がりになっています。メルセデス・ベンツのCM曲への起用、実際のモデルがいるのではと噂される情熱的な歌詞、ヒットメイカーでもあるマックス・マーティンとの共作など話題に。そして日本人モデルが出演するMVにも注目です。
3位 Tones and I「Dance Monkey」
オーストラリア出身の注目アーティスト、トーンズ・アンド・アイの楽曲がロングヒット中。一度聴けば忘れられないハイトーン・ボイスと歌唱力、中毒性のあるメロディーでバズ・ソングとなった本楽曲。これが彼女にとって2作目の楽曲というので驚きです。初EPもリリースされ、これからますますビッグになるであろう彼女から目が離せません。
4位 Dua Lipa「Don’t Start Now」
UKの次世代ポップ・スター、デュア・リパの新曲が5位に登場。グラミー賞やブリット・アワードでの受賞など、飛ぶ鳥を落とす勢いで注目を浴びている彼女。本楽曲はYouTubeで再生回数20億回を超える彼女の大ヒット曲「New Rules」の制作チームとともに作られ、ニュー・アルバムに収録されています。
5位 Justin Bieber Featuring Quavo「Intentions」
復活を果たしたジャスティン・ビーバーによるニュー・アルバム『Changes』から、ミーゴスのクエヴォとのコラボ楽曲がランクイン。『Changes』は昨年結婚した妻・ヘイリーへの愛を歌った楽曲が多く収録されていますが、こちらはさらに直球のラブソング。MVは環境や経済的に恵まれない女性や子供に住居を提供するボランティア組織、Alexandria Houseを2人がサプライズ訪問するもの。ジャスティンはAlexandria Houseの住民を支援する募金活動も行っています。
6位 Doja Cat「Say So」
今話題のラッパー、ドージャ・キャットの楽曲が6位に登場。レトロなトラックとキュートな声が特徴的です。TikTokのダンスチャレンジ動画でバズったことを受けてリリースされた楽曲ということで、MVではドージャ本人によるSay Soダンスも披露されています。
7位 Arizona Zervas「ROXANNE」
7位はアメリカのラッパー、アリゾナ・ザーヴァスの楽曲。TikTokやSpotify発のスターが多く誕生していますが、彼もその一人。彼はこれまでインディーズで人気を博しており、作詞作曲、エンジニアリングを全て自分一人で担当、新曲のリリースやツアーも積極的に行ってきたという実力の高さも重なってのヒットとなりました。
8位 Trevor Daniel「Falling」
アメリカのシンガー・ソングライター、トレヴァー・ダニエルの楽曲が10位に。本楽曲は2018年にリリースされ、その後SoundcloudやTikTokで注目を浴びるようになりました。最近はYoutubeのキュレーション動画やSpotifyのプレイリストを駆使した戦略的な広報活動でヒットしたアーティストが多くいましたが、彼もそのモデルとなりそうです。
9位 Bad Bunny「La Difícil」
9位はラテン・ミュージック界の新スター、バッド・バニーの新曲。様々なレジェンドたちとの共演を重ね、唯一無二の存在感で今やラテン・ミュージック界を代表するアーティストになった彼ですが、本楽曲が収録されているニュー・アルバム『YHLQMDLG』でもレゲトン界のレジェンドから注目のアーティストまで豪華なコラボを果たしています。
10位 KAROL G, Nicki Minaj「Tusa」
カロル・Gとニッキー・ミナージュのコラボ曲がランクイン。レゲトン界に新しい風を吹かせたと言っても過言ではない女性ラッパー、カロル・Gとのコラボということで、ニッキーはスペイン語でのラップも披露しています。失恋を引き摺るカロル・Gと前向きなニッキーの対比、オールピンクのMVなど、見どころもたくさん。
11位 Imanbek Remix by SAINt JHN「Roses」
セイント・ジョンの2016年にリリースされた楽曲のリミックスバージョンが11位に。アッシャーやフーディ・アレンへの楽曲提供で徐々に知名度を上げてきたセイント・ジョン。彼自身もコラボしたイマンベックも日本ではまだあまり有名ではないですが、現在TikTokを中心に話題を呼んでおり、今後の活躍が期待されます。
12位 Post Malone「Circles」
12位は世界で最もジワるアーティスト、ポスト・マローンの新曲。9月にリリースされたニュー・アルバム「Hollywood’s Bleeding」に収録され、アルバムの中でもポップかつ彼らしさが目立つ楽曲です。ミドルテンポで行き場のない気持ちを歌う楽曲ですが、MVは騎士になった彼が戦場での死闘から生き残り、ラプンツェル風のお姫様を救いに行く物語仕立てになっています。
13位 Future Featuring Drake「Life Is Good」
13位はフューチャーとドレイクのコラボ曲。ヒップホップ界のスター2人による夢のコラボは2015年ぶりです。前半をドレイク、後半をフューチャーが担当しているので、全く違う2曲を繋げたような構成。リル・ヨッティら豪華アーティストがカメオ出演しているMVにも注目です。
14位 Bad Bunny「Si Veo a Tu Mamá」
バッド・バニーによるほぼ全曲レゲトンに挑戦した話題のニュー・アルバムからもう1曲ランクイン。本楽曲はアルバムの1曲目に収録されており、「イパネマの娘」をサンプリングしたキュートな曲になっています。アルバムの中で引退をほのめかしていう噂もありますが、今後の動向も含めて要チェックです。
15位 Lil Mosey「Blueberry Faygo」
今注目を浴びている18歳のラッパー、リル・モジーの楽曲が15位に。リリース前にリークされ、TikTokにアップされるやいなや瞬く間にトレンド入りした話題の楽曲がついに正式にリリース。中学生の頃からサウンドクラウドに楽曲をアップし始め、ジュース・ワールドのツアーでオープニング・アクトを務めるなど、実力も十分の彼の今後の活躍が楽しみです。
16位 Lewis Capaldi「Someone You Loved」
16位はルイス・キャパルディの楽曲。初のフル・アルバム「Divinely Uninspired To A Hellish Extent」では変わらずソウルフルな歌声で聴く人の感情を揺さぶっています。本楽曲は臓器提供チャリティ“Live Life Give Life”とコラボしたMVも話題に。ピーター・キャパルディの名演と相まって1つの映画を観たかのような気持ちになること間違いなし。1月に行われた初の単独来日公演も大盛況となりました。
17位 Eminem feat. Juice WRLD「Godzilla」
ラップ神、エミネムと、昨年12月に亡くなった人気ラッパー、ジュース・ワールドのコラボ楽曲が17位に。エミネムのニュー・アルバム『Music To Be Murdered By』に収録されています。この曲でエミネムは史上最高速ラップを披露しており、誰も真似できないラップ・ゴッドの実力の高さを見せてくれています。
18位 Surfaces「Sunday Best」
18位はポップ・デュオ、サーフェシズの注目のダンス曲。2019年にリリースされ、その後TikTok上で徐々に話題に。明るい日へと率いてくれる道筋のようなポジティブな曲を歌うと宣言している通り、明るくゆるい楽曲は聴いているとつい踊りだしたくなること間違いなし。
19位 The Weeknd「In Your Eyes」
4年ぶりのニュー・アルバム『After Hours』をリリースしたザ・ウィークエンドの楽曲が19位に。革新的なアプローチでさらに進化したサウンドを楽しめるアルバムの中でも、80年代っぽさのあるサウンドが癖になる楽曲です。MVは「Blinding Lights」「After Hours」に続くシリーズの最新作となっています。
20位 Bad Bunny Ft. Sech「Ignorantes」
20位はバッド・バニーとセッシュによる楽曲。こちらもセカンド・アルバム『YHLQMDLG』に収録されています。トップアーティストの苦悩を感じさせるような切なさが漂っています。
※上記はAndMore!独自のランキングです。