【洋楽】2020年4月の人気の洋楽ランキング
2020年4月にヒットした洋楽をランキング形式で発表します。
1位 The Weeknd「Blinding Lights」
今月の1位はザ・ウィークエンドの新曲。スーパースターの待望の新曲は、彼の楽曲の中でもかなりポップな仕上がりになっています。メルセデス・ベンツのCM曲への起用、実際のモデルがいるのではと噂される情熱的な歌詞、ヒットメイカーでもあるマックス・マーティンとの共作など話題に。そして日本人モデルが出演するMVにも注目です。
2位 Drake「Toosie Slide」
ドレイクの話題の新曲は2位に。全米シングル・チャートで初登場1位を獲得し、「God’s Plan」「Nice for What」に続いて3つの全米デビュー1位を達成するというマライア・キャリー以来の快挙を成し遂げました。かつてはダンスがネット上でネタにされたこともあるドレイクですが、自宅で撮影されたMVでは「俺はマイケル・ジャクソンのように踊れる」というラップに合わせてダンスを披露。TikTok上でも注目を浴びており、ジャスティン・ビーバーやマシュメロなどの豪華アーティストがダンス動画をアップしています。
3位 Imanbek Remix by SAINt JHN「Roses」
セイント・ジョンの2016年にリリースされた楽曲のリミックスバージョンが3位。アッシャーやフーディ・アレンへの楽曲提供で徐々に知名度を上げてきたセイント・ジョン。彼自身もコラボしたイマンベックも日本ではまだあまり有名ではないですが、現在TikTokを中心に話題を呼んでおり、今後の活躍が期待されます。
4位 Dua Lipa「Don’t Start Now」
4位はUKの次世代ポップ・スター、デュア・リパの新曲。グラミー賞やブリット・アワードでの受賞など、飛ぶ鳥を落とす勢いで注目を浴びている彼女。本楽曲はYouTubeで再生回数20億回を超える彼女の大ヒット曲「New Rules」の制作チームとともに作られ、ニュー・アルバム『Future Nostalgia』に収録されています。
5位 Roddy Ricch「The Box」
新進気鋭のラッパー、ロディ・リッチの楽曲が5位に。曲冒頭のシンセの音に合わせて窓を拭きつつ踊る動画から火が付き、TikTokやTwitterでバズり中。リリックはストリートギャングだった彼の刑務所時代を描いたもので、かなり刺激的な内容。第62回グラミー賞ではニップジー・ハスルとのコラボ曲で最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞するなど、2020年に注目すべきアーティストの一人です。
6位 Powfu Featuring beabadoobee「death bed」
6位はラッパーのパウフーによる、ベアバッドゥービーの「Coffee」をサンプリングしたデビュー・シングル。SoundCloud上で着実に人気を集め、最近では日本のアニメをモチーフにした楽曲もアップしているパウフー。彼もSNSでの爆発的なヒットから今後ますます活躍することが期待されるアーティストの一人です。
7位 Tones and I「Dance Monkey」
ロングヒット中のトーンズ・アンド・アイの楽曲。一度聴けば忘れられないハイトーン・ボイスと歌唱力、中毒性のあるメロディーでバズ・ソングとなった本楽曲。これが彼女にとって2作目の楽曲というので驚きです。初EPもリリースされ、これからますますビッグになるであろう彼女から目が離せません。
8位 Lil Mosey「Blueberry Faygo」
今注目を浴びている18歳のラッパー、リル・モジーの楽曲が8位に。リリース前にリークされ、TikTokにアップされるやいなや瞬く間にトレンド入りした話題の楽曲がついに正式にリリース。中学生の頃からサウンドクラウドに楽曲をアップし始め、ジュース・ワールドのツアーでオープニング・アクトを務めるなど、実力も充分の彼の今後の活躍に注目が集まっています。
9位 Doja Cat「Say So」
今話題のラッパー、ドージャ・キャットの楽曲が9位に登場。レトロなトラックとキュートな声が特徴的です。TikTokのダンスチャレンジ動画でバズったことを受けてリリースされた楽曲ということで、MVではドージャ本人によるSay Soダンスも披露されています。
10位 Justin Bieber Featuring Quavo「Intentions」
復活を果たしたジャスティン・ビーバーによるニュー・アルバム『Changes』から、ミーゴスのクエヴォとのコラボ楽曲がランクイン。『Changes』は昨年結婚した妻・ヘイリーへの愛を歌った楽曲が多く収録されていますが、こちらはさらに直球のラブソング。MVは環境や経済的に恵まれない女性や子供に住居を提供するボランティア組織、Alexandria Houseを2人がサプライズ訪問するもの。ジャスティンはAlexandria Houseの住民を支援する募金活動も行っています。
11位 THE SCOTTS、Travis Scott & Kid Cudi「THE SCOTTS」
トラヴィス・スコットとキッド・カディのコラボによる話題の新曲が11位に。こちらは人気ゲーム『Fortnite』上のバーチャルステージで発表された楽曲。イベントには1230万人のプレイヤーが参加し、現在の世界的な状況下において、オンライン・ゲーム内での音楽イベントという新たな可能性にも注目が集まっています。話題性も抜群の本楽曲はあらゆるランキングで初登場1位を獲得しており、今後もヒットチャートを賑わすことになりそうです。
12位 DaBaby「ROCKSTAR(feat. Roddy Ricch)」
12位はダベイビーとロディ・リッチのコラボ楽曲。ダベイビーは昨年最も活躍したラッパーと言っても過言ではないほどの人気ぶりを見せていますが、約半年ぶりにリリースされたニュー・アルバム『Blame It on Baby』も豪華アーティストとのコラボで話題に。その中でも特に話題となっているのが「The Box」で一躍有名となったロディ・リッチが客演した本楽曲。この2人のコラボはヒップホップファンのみならず多くの音楽ファンが注目しています。
13位 Dua Lipa「Break My Heart」
4位にも登場したポップ・アイコン、デュア・リパの新曲。こちらもニュー・アルバム『Future Nostalgia』に収録されています。アルバムは年代を超えてあらゆるジャンルを取り入れた、これぞデュア・リパの真骨頂という作品。「Break My Heart」はインエクセスのヒット曲「Need You Tonight」をサンプリングしたもので、ディスコサウンドが懐かしさを感じさせます。実はサンプリングは意図的ではなく、完成後に類似に気づいて許可を取ったそう。
14位 Megan Thee Stallion「Savage」
注目の新人ラッパー、ミーガン・ジー・スタリオンの人気曲がランクイン。TikTokのダンス・チャレンジで話題となっている本楽曲ですが、そこになんとビヨンセが参加したリミックスバージョンも発表。さすがはビヨンセ、ラップも完璧で迫力も満点というビヨンセ色の強いコラボですが、同時にビヨンセの大ファンでもあるミーガンの気合いと実力の高さも感じさせられます。楽曲の収益は新型コロナウイルスで苦しむ方への援助をしている団体に寄付されるそうです。
15位 BENEE「Supalonely」
15位はニュージーランド出身のシンガー・ソングライター、ベニーのバズ・ソング。ニュージランドではヒットチャートを賑わし、New Zealand Music Awardsで4部門で受賞するなどの人気ぶり。ポスト・ビリー・アイリッシュとも言われていますが、「Supalonely」は失恋の悲しみがテーマながらも明るくキャッチーな仕上がりです。
16位 Juice WRLD「Righteous」
ジュース・ワールドの没後初となる新曲が16位に登場。依存症や不安と向き合おうとするリリックやアニメーション化されたジュースが自身の中の悪魔と闘うMVなどからもジュースの苦しみが伝わってきますが、孤独と向き合ってきた彼の新曲に救われる人も多いのではないでしょうか。また、新曲の発表と併せて、彼と同じく苦しみ傷ついている人々を救うことを目的としたチャリティ基金「Live Free 999 Fund」がジュースの母によって発足されました。そして今後もジュースの新曲が発表される予定です。
17位 Trevor Daniel「Falling」
アメリカのシンガー・ソングライター、トレヴァー・ダニエルの楽曲が17位。本楽曲は2018年にリリースされ、その後SoundcloudやTikTokで注目を浴びるようになりました。最近はYoutubeのキュレーション動画やSpotifyのプレイリストを駆使した戦略的な広報活動でヒットしたアーティストが多くいましたが、彼もそのモデルとなりそうです。
18位 Surfaces「Sunday Best」
18位はポップ・デュオ、サーフェシズの注目のダンス曲。2019年にリリースされ、その後TikTok上で徐々に話題に。明るい日へと率いてくれる道筋のようなポジティブな曲を歌うと宣言している通り、明るくゆるい楽曲は聴いているとつい踊りだしたくなること間違いなし。
19位 Lewis Capaldi「Someone You Loved」
ルイス・キャパルディもロング・ヒット中。初のフル・アルバム「Divinely Uninspired To A Hellish Extent」では変わらずソウルフルな歌声で聴く人の感情を揺さぶっています。本楽曲は臓器提供チャリティ“Live Life Give Life”とコラボしたMVも話題に。ピーター・キャパルディの名演と相まって1つの映画を観たかのような気持ちになること間違いなし。1月に行われた初の単独来日公演も大盛況となりました。
20位 Future Featuring Drake「Life Is Good」
20位はフューチャーとドレイクのコラボ曲。ヒップホップ界のスター2人による夢のコラボは2015年ぶりです。前半をドレイク、後半をフューチャーが担当しているので、全く違う2曲を繋げたような構成。リル・ヨッティら豪華アーティストがカメオ出演しているMVにも注目です。
※上記はAndMore!独自のランキングです。