独学でアコギが上手くなるレッスン方法②基本中の基本、ローコード

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ギターを始めようと思ったけどコードが覚えられなくて挫折しそうになった経験はありませんか?

コードはギターを演奏する際に最も基本的かつ必要不可欠なものです。
まずはかんたんなコードを覚えられると良いのですが、初心者のうちはそもそもコードとは何なのかもわからないですよね。

そこで今回は「コードとは何なのか」「初心者さんがまず覚えるべきコード」の2つを解説していきます。

弾き語りならコードさえ覚えてしまえばほとんどの曲を弾くことができるようになりますよ。

なるべく柔らかく考えてもらうために、「音楽」を「料理の作り方」に置き換えながら話を進めたいと思います。

コードのポイント①コードとはいくつかの音が重なりあったもの

コードというのは日本語では「和音」と呼ばれます。

和音なら聞いたことある方も多いのではないでしょうか。「いくつかの音が重なってできる心地の良い響き」のことです。

例えば「ド」と「ミ」と「ソ」を組み合わせると「C」というコードができます。
同じように「レ」「ファ」「ラ」の組み合わせだと「D」というコードになります。

このようにすべてのコードは「どの音を組み合わせれば心地よく聞こえるか」という考え方で成り立っています。

実はこれ、料理に似ているんです。「C」を例に挙げて考えてみましょう。

「ド→卵」、「ミ→お米」、「ソ→醤油」と考えてみてください。出来あがるのは何でしょう?そう、とっても手軽で簡単な料理「卵かけごはん」ですよね。

ちなみに「C」の仲間のコードに「Cm」というものがありますが、これは「ド」「レ#」「ソ」の組み合わせできています。
「C」に含まれる「ミ」を「レ#」に変えると出来上がるコードで「C」よりも悲しい響きのコードです。卵かけごはんのお米を玄米に変えたようなものですね。

同じように「C」の仲間に「Cadd9」というコードがあります。Addは「加える」という意味で、すなわち「Cに9thの音を加えたもの」という意味です。
構成音は「ドミソレ」になります。これは「卵かけご飯に明太子をトッピングしたもの」と同じような考え方です。

どうでしょう。コードの仕組みが少しは理解できたでしょうか?

ここまで理解できたら「ギターのどこを押さえればドとミとソになるのか」のお話をしていきます。

アコギが上手くなるレッスン方法①練習を始める前の準備