王者の再来にソールドアウト続出!キング・クリムゾンまとめ

  • twitter
  • facebook
  • line

1995年〜『ディシプリン』『ビート』

『レッド』から7年の月日が経った後、「ディシプリン」というバンド名で活動を再開したフリップ。トーキング・ヘッズに参加していたエイドリアン・ブリューなど、初のアメリカ出身のメンバーが加入し、バンドはのちにキング・クリムゾンに改名。音楽性も以前のものとは全く別のロックサウンドとなったことで、ファンの意見が大きく分かれ「ディシプリン・クリムゾン」と呼ばれていた時期です。

賛否両論があったものの、曲やアルバムの完成度、ライブサウンドのクオリティの高さはいわずもがな。また、現在のキング・クリムゾンの肝となっているベース、チャップマン・スティック奏者のトニー・レヴィンのもこの時期から参加しました。

1995年〜『スラック』『ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ』

前作より10年の月日が経ったのち、ミニアルバム『ヴルーム』や、アルバム『スラック』を発表。この時期からフリップは「Nuovo Metal(ヌーヴォ・メタル)」をコンセプトに活動を始めます。メンバーは6人に増えた通称ダブル・トリオとなり、2003年の『ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ』でヌーヴォ・メタルの集大成を生み出しました。

2014年〜現在のメンバーは……

そして、2014年よりスタートしたツアーに参加するメンバーはこの7人。
King Crimson
左から、
トニー・レヴィン(ベース、チャップマン・スティック、ボーカル)
ギャヴィン・ハリソン(ドラム、パーカッション)
メル・コリンズ(サックス)
ビル・リーフリン(ドラム、パーカッション)
ロバート・フリップ(ギター、シンセサイザー、メロトロン etc…)
パット・マステロット(ドラム、パーカッション)
ジャッコ・ジャクスジク(ボーカル、ギター)

注目は名盤『レッド』の参加や1972年のツアー以来、約40年ぶりに参加するサックス奏者メル・コリンズ!そして、ドラム&パーカッションを担当するメンバーが3人にいるトリプルドラム!海外のツアーライブでは、これまでバックにいたドラムをフロントに3台並んべたステージで、唯一無二のサウンドを響かせています。

海外のライブでは最新の曲だけではなく、デビューからこれまでの名曲の数々も演奏している様子。キング・クリムゾンの本領とも言えるライブでの超絶的な演奏、次の機会に……なんて考えていると一生後悔するかもしれません!王者のサウンドを、その耳で直接確かめましょう!

追加ライブの詳細は特設ホームページでチェック!


King Crimson来日公演
2015年12月7日(月)
2015年12月8日(火)
2015年12月9日(水)
2015年12月10日(木)
2015年12月16日(水)
2015年12月17日(木)
会場:東京・Bunkamuraオーチャードホール

2015年12月12日(土)
2015年12月13日(日)
会場:大阪・フェスティバルホール

2015年12月19日(土)
会場:香川・サンポートホール高松

2015年12月21日(月)
会場:愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール

<関連リンク>
King Crimson来日公演

1 2