【ソニックマニアリポート】LIAM GALLAGHER

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会場の誰もが感じるほどの、圧倒的な熱気と期待感に包まれたCRYSTAL SATGE。そこに満を辞して登場したのは、元「オアシス」であり、元「ビーディー・アイ」のリアム・ギャラガー。

ステージに登場するや否や、お決まりの姿勢でオアシスの代表曲「Rock ‘n’ Roll Star」を披露。初っ端からオアシスの曲で飛ばしてきたので、会場は尋常じゃないほど一気に湧き上がりました。さらに続けて、これまたオアシスの有名曲「Morning Glory」を披露されると、会場はこの時点ですでに、大合唱でした。

セットリストは「オアシス曲」多めのものとなっているようにも感じましたが、もちろん「Wall of Glass」など、ソロ曲も披露していました。それでも懐かしいオアシス曲が披露されるたびに、観客が異常に盛り上がっていたのを感じました。

今回のステージを通して、特に感じたのは「リアムの調子がすこぶる良かった」ということです。ステージではなかなか本調子が出ない・出さないと言われるリアムですが、今回のステージの歌声はまさに「喉からCD音源、いやそれ以上」状態。さらに、リアム本人もとてもノリノリ。陽気にマラカスを振りながら、歌詞の一部を「Japanese」に変えて観客を喜ばせ、MCでは観客に敬意を払うなど、終始ご機嫌でした。また、途中の「Be Here Now」ではフードをかぶって歌う姿も見ることができました。

そして終盤には、なんといっても昨日行われた単独公演では歌わなかった、超人気曲「Live Forever」を披露したのです。このサプライズに会場のボルテージは最高潮!みんなで大合唱でした。そしてその流れのまま、ラストはオアシスの “超代表曲” の「Wonderwall」。まさかこの曲をリアムのソロライブで聴くことができるなんて!もちろん観客は大合唱しながら多いに盛り上がり、そこにいるみんなが一体化していたように感じました。

終わってから「Good Night」と言って、ご機嫌なままステージを去っていったリアム。まさに最高のセトリ、最高の歌声、そして最高のステージでした。

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