【サマソニ東京ライブリポート】COMMUNIONS

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マウンテンステージに登場したのは、デンマーク・コペンハーゲンからやってきた期待の若手インディーバンド・コミュニオンズ。

今年2月に開催された「ホステスクラブウィークエンダー」ぶりに、日本にやってきました。

今回は、大きな旗を振ってステージに登場しました。

一曲目は『Communions EP』に収録されている「Forget It’s a Dream」。演奏も素晴らしいけど、背景のモニターには「徐々にハートが形成される」演出もあり、ライブへのこだわりが見受けられました。

「Come on, I’m Waiting」や「It’s Like Air」など、デビューフルアルバム『Blue』からも選曲していました。

彼らは「パワーポップ」といわれていますが、実際に会場で聴くとベースの歪みなどが大きなアクセントとなっており、ただのパワーポップではなくて、シューゲイザーの要素を組み合わせたかのような新しいスタイルを開拓しているように感じました。

また、ボーカルのマーティンの高音が、声量があって強いのに、なぜか儚く、キラキラしていました。ある曲では低く強く歌い、ある曲ではトムヨークのような美しいファルセットボイスを披露する、それがマーティンの強みだと思います。これが「コミュニオンズを聴くと胸が締め付けられる」現象の大きな要因なのだな、と痛感しました。

最後は「Out of My World」を披露してステージは終了。彼らも「また会おう」と約束してくれたので、その言葉を信じて、また日本に来てくれるのを待ちましょう!

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