フジロック’16に前夜祭から4日間参戦してきた【後編】
前夜祭を合わせた4日間で延べ125,000人が来場した今年のフジロック。お客さん、アーティスト、スタッフ、会場にいるみんなが20周年を祝い、大盛況のうちに幕を閉じました。
みなさんはどんなフジロックを過ごしましたか?
いろいろな楽しみ方があるのがフジロックの魅力!そのほんの一部として、前夜祭から4日間参加した私のリアルなフジロックレポートをお届けします。
前回の前編に続き、後編は2日目、3日目の様子をご覧ください!
7月23日(土) 2日目
やってきました2日目!
この日はテントで昼まで寝ようと思っていましたが、恒例の「蒸し焼きテント」で暑すぎて寝られず。
日陰で時間を潰し、癒しを求めてレッドマーキーのアルバム・リーフへ。
最後まで観たいところでしたが途中で切り上げ、ボードウォークを通ってフィールド・オブ・ヘブンのROVOへ向かいます。
今年のボードウォーク入り口付近はゴンちゃんギャラリーになっていました。
かわいい〜!!!
他にも魅力的なデコレーションがいっぱい。
例のホテルは今年もご健在です!
昨年登場したBAD KITTYの中には今年亡くなった偉大な3人のアーティストに扮した猫が仲間入り。個人的にプリンス猫のパーマ具合が一番ぐっときました。
今年はボウイ、プリンス、レミーの追悼がいろいろなところで見られましたね。
ヘブンに到着するといつもより気合いの入ったROVOの演奏が迎えてくれました。
このヘブン入り口のトンネルはまさに天国への入り口!抜けた瞬間の景色は最高です。
そして、昨晩観ることができなかったコン・ブリオで踊り、ジプシー・アヴァロンのホリエアツシへ移動。この日他のステージに出演するSPECIAL OTHERSの芹澤と細美武士も登場しました!
その後少し休憩するためにNGOビレッジへ。
ここでは様々なワークショップが開催されていました。ちょうど時間があったので、フジロックの森プロジェクトのブースで間伐材を使ったオリジナル焼き印コースター作りに挑戦!
自分で切った木にフジロックロゴの焼き印を入れることができます。無料で体験できるので思い出の品としておすすめです!
そしてホワイトステージのEGO-WRAPPIN’を観た後はグリーンステージのベック、フィールド・オブ・ヘブンのSPECIAL OTHERS、ホワイトステージのスクエアプッシャーと3ステージのトリをはしごしました。
特に夜のヘブンの雰囲気は格別。
森に囲まれた小さな空間がミラーボールの光に照らされてとっても幻想的でした。
たくさん歩いてかなり疲れましたが、どのステージも見れて大満足!
その後はまた吸い込まれるようにパレスへ。
そこで奥の林のあたりに謎の階段を発見しました。
恐る恐る階段を登り、人一人通れるくらいの細い道を抜けると秘密のバーが出現!!!
狭っっっ!暗っっっ!
外国の方がいっぱいいてまるで海外のバーに来たようでした。パレスの遊び心満載な空間をもっと楽しみたい、と思いつつもここで2日目は終了。この日も雨は降らず、砂埃がどんどんとひどくなっていくのを感じました。
いよいよ明日で最終日!
7月24日(日) 3日目
この日は前日に増してすごい人!
中でもレッリチとベビメタのTシャツを着ている人が多め。彼、彼女らの人気の凄さを目の当たりにしました。
さらにこの日は朝から日差しがジリジリと照らし、砂埃もMAX!
かすんで見えるところがあるくらいでした。でも、前日にEGO-WRAPPIN’のMCで「ステージから見える砂埃が美しい」という話を聞き、それ以降少し砂埃を愛せるようになりましたよ。
さすがに暑すぎてこの日はオアシス周辺の川にも人の姿が。
今年何気に嬉しかったのが入り口側とオアシスを結ぶ橋の復活!
上の写真はグリーンステージ側とオアシスを結ぶ橋ですが、人が分散してこの橋の渋滞も緩和されていました。
というか、あの橋って常にあると思っていたのですが実はフジロックのために作られていたのですね。恐れ入ります。
さて、3日目ともなるとじわじわ積み重なった睡眠不足と疲れが効いてきます。今夜のヘッドライナーはしごに備えて、まずはグリーンステージの2チェロズを横目にところ天国へ直行!こうしてみてもやっぱり人が多い!
冷たい川へ足をつけ、しばらくぼーっとしていました。お昼頃は日差しも強く暑かったので、多くの人が涼みに来ていました。
どうやらプリンスも駆け付けたようです。この暑さで干からびてますが。
さらに暑さから逃げるようにオオヤユウスケを観るため木道亭へ。
ボードウォーク途中にある森に囲まれた小さなステージで聴く音楽は格別でした。曲の雰囲気と環境がぴったりマッチしていてうっとり。
ゆっくり過ごしていたので体力も復活!
次はヘブンのレオン・ブリッジズ、ホワイトステージのロバートグラスパーを観てレッドマーキーのジャック・ギャラットを目指しますが…これが全然進まない。
ホワイトステージは溢れんばかりのすごい人。それもそのはず入り口付近はこんな状況になっていました。
この後ベビメタが始まったら間違いなく入場規制だな〜と思っていると、案の定でしたね。
ジャック・ギャラットのステージを堪能した後は少し休憩してヘブンのカマシ・ワシントンへ。レッチリ始まるまで〜と思っていましたが、ステージが始まるとその凄みのある音に感動してしまい結局最後まで観てしまいました。
こういうことが起こるのがフェスの面白いところですよね。後悔はありません!
その後はホワイトステージのバトルスを観て、最後はグリーンステージの電気グルーヴで大騒ぎして完全燃焼!!!
私の長いようで短い4日間が終わりました。
毎年この最後のゲートを見て、来年も絶対来るぞ、と誓うのでした。
月曜日の朝には東京に到着。本当にあっという間の4日間でした。
今年は20周年という記念すべき年でしたがこの先も30年、40年と続いてほしいと思います。おばあちゃんになっても来るからね!
それでは全国のフジロッカーの皆さん、また来年苗場で会いましょう!!!
SEE YOU in 2017!!