自分にピッタリのフジロック宿泊方法を見つけよう!【キャンプ/宿/車中泊】

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フジロックへの参加は決めたけど泊まるところはどうしよう?という方に、フジロックの宿泊方法をご紹介します。

キャンプサイト

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フジロックのキャンプサイトは3つ。その中でもスキー場を利用したリーズナブル&会場に近い通常キャンプサイトはフジロックの宿泊場所で最も会場に近い場所です。

メリット

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会場に最も近くとにかくリーズナブル。深夜〜朝も会場で楽しみたい人、着替えなどで一日のうちに何度か行き来したい人などは会場から一番近いキャンプサイトがおすすめです。グループでワイワイとできるのも楽しい。また、サイト内は飲食物の持ち込みが可能です。

デメリット

晴れた日は朝テント内がサウナ状態になるのであまりゆっくり寝られません。曇りなら快適に過ごせるのですがそこはお天気次第…。また雨の場合は水没などの恐れもあり、と天候に左右されるところが多いです。
また宿のベッドや布団に比べると寝心地は良くないので疲れは取れにくいかもしれません。そして、場所によって使い勝手の良さが変わるので良い場所を確保するための努力が必要となります。

チケット

キャンプサイト券は3000円。期間中何泊しても値段は変わりません。またキャンプサイト券は例年直前でも購入できるので宿のように早めに確保する必要もありません。

キャンプサイト

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テントを張る場所は早い者勝ち。入口近くのエリアを確保するために水曜の夜から並ぶ人もいます。というのも、キャンプサイトはスキー場を利用しているので斜面が多い。入り口から遠くなると登る道も長くなるので重いキャンプ道具を運ぶのは一苦労。そして寝るのにも斜面にテントを張るとスルスルと滑ってしまうなんてことも。

そのため、平で入り口に近い場所は木〜金曜日あたりで殆ど埋まってしまいます。ただ、金曜以降でも1〜2人用の小型テントならうまく隙間を見つければ良いポジションがゲットできることも。

サイト内には雨が降ると水がたまりやすい場所があります。空いていると思ったらみんなが避けていただけだった…なんてこともあるのでご注意を。

また、女性グループならば女性専用サイトがおすすめ。場所も入口に近く、指定エリアは女性しか利用できないので安心。特に予約などは必要ありません。

BBQなどの調理はキャンプサイト入口近くの指定の場所でのみ可能です。

お風呂

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お風呂はキャンプサイトにあるシャワーと苗場温泉が利用できます。苗場温泉は朝夜非常に並ぶので時間をずらしての利用がおすすめ。徒歩や車で近くの日帰り温泉に行く人も多いです。また、近隣には宿泊客以外でも温泉利用が可能な民宿もあります。相場は1回500〜700円ほど。

テント選び

雨が続く場合を考えてしっかりと雨に耐えられるテントを使いましょう。水没して寝られない、着替えが濡れてしまったという人をよくみかけます。また雨でも快適に過ごしたいならば前室の付いた少し大きめのテントがおすすめ。雨の際でもテントへの出入りが楽で、濡れたものを乾かすスペースも確保できます。

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あると便利なもの

キャンプサイトの道は上り坂。キャンプ道具を運んで登るだけでも一苦労です。そこで役に立つのがアウトドアキャリー。荷物もたくさん入り、安定感があるのでとっても運びやすい。最近はこれで荷物を運んでいる人がほとんどです。

コールマン

コールマン アウトドアワゴン

    ¥ 9,329

  • サイズ:使用時/約106×53×100(h)cm、収納時/約18×40×77(h)cm、荷台/約88×42×31(h)cm
  • 重量:約11kg
  • 耐荷重:約100kg

あとは雨に濡れた時に衣類を干すハンガー、虫が多いので虫除け、キャンプサイト内での移動用にサンダル、自分のテントがわかりやすくなるような目印など。雨、暑さ、虫対策グッズがあると快適に過ごせますよ。

車中泊

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会場ゲート前に広がる最も近い駐車場が第一駐車場。ここを確保できたなら車中泊で滞在する事も可能です。

メリット

こちらも通常キャンプサイト同様、会場が非常に近いのが何よりもよいポイント。キャンプサイトと違いコンクリートのまっ平らな土地なので少し遠い場所でも移動は楽。テントを張ったりする手間もなく雨による浸水の心配もありません。カップルなど少人数で、絶対会場の近くに泊まりたいという人におすすめです。

デメリット

宿泊スペースは車の大きさに左右されるのであまり大人数では泊まれません。また窓ガラスから中が見えるので着替えの際などは工夫が必要。雨などが降ると車内が泥だらけになるので帰ってからのお掃除は大変そうです。

チケット

第一駐車場は早割チケット販売時にしか手に入れることができないと言われています。他の徒歩圏内のオフィシャル駐車場は場内第2駐車場、白樺駐車場、浅貝駐車場とあり、こちらでも車中泊は可能です。しかし、これらの駐車場はチケットが届くまでどこになるかわかないのがネック。ただ、3日入場券と共に駐車券を購入した人が優先的に徒歩圏エリアを割り当てられている印象です。
他のオフィシャル駐車場はシャトルバスに乗らなければならず、会場近くを考えているなら避けるべきでしょう。

お風呂

キャンプサイト券がないとシャワーや苗場温泉は使用できないので近隣の温泉施設を利用することになります。車の出入りは自由です。ただ、一度動かすと同じ場所に止めるのは難しいのでご注意を。

その他のキャンプサイト

通常のキャンプサイト以外には以下の2つのキャンプサイトがあります。(※受付は既に終了。)

・ピラミッドガーデン

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バスツアー参加者のみ利用できるキャンプサイト。ここには小さなステージがあり、デコレーションも施され、とても良い雰囲気です。宅配サービスや設営済みのレンタルテントなどもあるので免許のない方やアウトドア初心者、遠方からの参加などキャンプ用具を運ぶ手段にお困りの方におすすめ。ただ、会場入場ゲートからは歩いて15〜20分ほどかかるので移動は少ししんどいかも。

・ムーンキャラバン

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車で乗り入れることができるオートキャンプサイト。1区画4名までと人数の制限があり、4泊専用となっているので前夜祭からフル参加の方のみが利用可能なサイトです。入出庫時間も厳しく決められています。
場所はピラミッドガーデンの奥。キャンプサイトでの調理が可能で水場もちゃんと用意されているのでキャンプを楽しみたいグループやファミリーにおすすめです。ペットの同伴も可。
お風呂はシャワーと苗場温泉だけでなく苗プリの大浴場が利用可能。苗プリの売店も利用できます。

ホテル、民宿

休む時はお風呂に入ってゆっくり休みたいという人は宿をとるのがおすすめ。初めはキャンプで参加していたけれど年齢とともに宿へ移行していく人も…。会場周辺の宿は年始〜春あたりに埋まってしまいますが、開催一ヶ月前の6月はキャンセルも多い時期なので運が良ければ良い宿がゲットできるかも。

フジロックの宿は以下のパターンになります。

会場に地番近い宿、苗プリ

アーティストなども宿泊する苗場プリンスホテル。宿泊費は一泊1万円以上しますが、近さと寝心地の良さから大変人気のスポットです。

こちらは第1弾のアーティストが発表される頃にオフィシャルツアーでの受付となり抽選制。早い時期に申し込まないといけないのである程度事前に行く人数を集めたりしておかなくてはいけません。また、なかなかの高倍率なのでここをゲットできなかった場合の案も必要。一泊や二泊では取りづらいので、相部屋募集などをうまく見つけることができれば利用できそうです。

徒歩圏内の民宿

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会場の徒歩圏内にある民宿は苗プリより離れますが価格もリーズナブルで人気。布団でゆっくり休むことができ、雨などの心配もないのでファミリーの方も多く見かけます。

会場から最大で30分ほど歩く宿もあるので自転車を持ち込む人も。会場のゲート前に駐輪場があるので毎日歩いて会場に通うよりはかなり快適そうです。

このエリアの民宿への予約はオフィシャルツアーでの受付もありますが直接予約する手もあります。ただ、ホームページには情報がないことがほとんどなので直接電話するのが一番確実。毎年参加するフジロッカーは帰りに来年の予約を入れていくという人もいます。四泊から受付のところが多いので、一泊など短期の滞在は早めの確保を。

大部屋プラン

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オフィシャルツアーが提供している休憩施設プランや会場徒歩圏内の民宿が提供している大部屋プランは大部屋に雑魚寝、または部屋をシェアするスタイルで、一人参加でも会場近くにリーズナブルな宿を確保できるのが魅力です。参加者同士で交流が生まれることも。ただ、いびき等の問題があるので気になる人は耳栓は必須。オフィシャルツアーの休憩施設プランは布団はないので寝袋を持っていくことをおすすめします。

オフィシャルツアーは他のプラン同様、締切は早めです。民宿はこちらもあまり情報がない宿が多いので電話などで問い合わせてみましょう。

会場周辺エリアのホテル、民宿

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車やシャトルバスなどを利用するエリアまで離れれば、この時期でもまだ予約が取れる宿もあります。

新幹線で来る人は越後湯沢駅周辺エリアがおすすめ。車がなくてもシャトルバスで会場まで移動が可能。駅ビルや周辺に食事のできるお店やコンビニもあります。
ただ、午前中の会場へ行く便と終演後に駅へ向かうシャトルバスは長蛇の列ができるので注意。時間をずらして動くことをおすすめします。

車があるなら猿ヶ京温泉エリアがおすすめ。東京方面から会場へ向かう人には月夜野ICとの間なので通り道にチェックインしていくことができます。車で20〜30分ほどですが、越後湯沢駅よりも近く、コンビニもあります。温泉旅館が多く、朝ごはん付きプランのあるところも。ただ、帰り道に運転する人はお酒が飲めないのと、会場周辺に駐車場を確保しておかないとせっかく宿で蓄えた体力も削ることになってしまうのがデメリット。

以上、フジロックの宿泊方法紹介でした。
金額、時間、体力といった要素で選択する方法は変わってくると思います。ぜひ自分にピッタリのプランを見つけてフジロックを楽しんで下さい!


FUJI ROCK FESTIVAL’18
2018年7月27日(金)〜29日(日)
会場:新潟 苗場スキー場

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FUJI ROCK FESTIVAL’18