ピアノが上手になるレッスン方法③指をスムーズに動かせるようになる方法を解説
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ピアノ初心者の悩み、それは思うように指が動かせないことではないでしょうか。
一からピアノを始めて、「ドレミファソラシド」の鍵盤の位置と音符だけなら一日で覚えることも可能でしょう。あとは指が動けばいいだけ、なのですが、ここで足踏みをしてしまうことがあります。どうしても頭に指の動きがついていけないと感じてしまうものです。
では、どのようにすれば指は正しく、速く動かせるようになるでしょうか。
今回は初心者でも指をスムーズに動かせるようになる方法を紹介していきます。
まずは指の動かし方を理解しよう
ピアノで指を動かすことを「運指」といいます。
練習曲集などの「教本」には運指をどのようにすべきかという指示、いわゆる指使いが載っています。
ピアノの場合、親指から小指に向かって1から5の番号が振られています。ある音符の上に3という数字が書かれていたら、その音は中指で弾くよう指定されていると考えてください。
指使いが書かれている理由は主に2つです。
①その曲が演奏しやすいような運指を教える
②特定の指の練習をさせるために指定する
①は一般的なピアノ曲、②は練習を目的とする曲であることが多いです。
指を正しく、速く動かすためには主に②の理由で指使いを正しく守ることが必要です。こっちの指の方が動かしやすいなと思っても、練習曲では指使いをきちんと守りましょう。
指を動かせない理由は?
指使いが重要なことはわかったけれど、それを守るのが大変で…と感じている方も多いでしょう。実際の解決策の前に、なぜ難しいと感じるのかを理解しましょう。
次は指を動かせない理由や実際の克服法、おすすめの教本などを紹介していきます。