Smallpools来日公演とそのアフターパーティに行ってみた!
今年のサマーソニックで初来日を果たしたSmallpools(スモールプールズ)がサマソニぶりに来日!12月1日に渋谷で単独公演行いました!
単独ライブとそのあとに深夜まで行われたアフターパーティに潜入してきたのでその模様をお届けしたいと思います!
2度目の来日公演
最初に質問です。皆さんはSmallpoolsを知っていますか?
Smallpoolsについてはこちらに書いていますのであわせてお読みください。彼らのプロデューサーはWalk the MoonやGrouploveを手がけたプロデューサーとして有名です。
彼らはデビューしてからそんな時間が経っていない新人ですし、日本に来るのも今回でまだ2度目。そういうところから「日本での認知度はまだそんなに高くはないのでは?」と思っている人も多いかと思います。でも実際にこの来日公演に行ってみた人は気がついたと思います。
「Smallpools、恐るべし。」と。
会場は渋谷duo MUSIC EXCHANGE。
会場付近にたくさん人がいることにまずビックリします。会場の中に入ると、人がいっぱい!!
どうやらSmallpoolsは予想以上に日本での認知度や人気があるみたいです。
人が多すぎてぎゅうぎゅうのなか、いよいよライブがスタート。
照明が暗くなっただけで大歓声でしたがメンバーが登場するとビックリするほど会場が大盛り上がり。ここでもその人気の高さに驚かせれました。
【昨日の余韻に…③】
スモールプールズはファンがとてもとても大好きでいつもファンのみんなに‘’ありがとう‘’と感謝しています🙏🙏🙏 #スモプ来日中 @smallpools pic.twitter.com/sRSufwQ8HH
— ソニー・ミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) 2015, 12月 2
一曲目は「Over&Over」。
一曲目から観客はみんな両手をあげて上下に揺れながらノリノリに。その勢いはすごくて会場が揺れているかと思うほど。そんな大盛り上がりな様子にメンバーも満足そうに笑顔で応えます。
大盛り上がりのなか二曲目「DYIN’ TO LIVE」。ここでも異様な盛り上がりを見せます。
三曲目は「Mason Jar」。最初の「オーオオオオオオー!」のところではみんなで大合唱。ポップでロックなダンサブルナンバーに会場中が酔いしれます。
曲がおわるとここで簡単にMCが。
「ボクタチハ、スモールプールズ!」と一生懸命覚えてきてくれたであろう日本語で挨拶するとそれに応えるかのように観客たちも盛り上がります。
「次の曲で手をあげて!」と指示されると、みんなで手をあげます。
そのまま次の曲「American love」の演奏が始まるとさらに会場が盛り上がります。イントロから「はい!はい!はい!はい!」と会場全体で意気投合してノリノリに。
個人的な印象としてこの曲は特に会場全体のエネルギーが異常だったように感じます。こんなにも盛り上がっていいのか?と心配になるほどでした。
そしてそんな会場の様子を見てギターのマイクが本当に気持ちよさそうにギターをプレイするすはたが印象的でした。
会場はかなりホットに。そんなホットさに耐えられなくなったのか、曲がおわるとボーカルのショーンはタンクトップになっていました。
「質問があります!”WHAT’S THAT A PICTURE OF?”」というMCからはじまった次の曲「What’s that a Picture of?」ではボーカルのショーンが観客席までやってきてハイタッチする場面も。
ここまでファーストアルバム『Lovetap!』の曲を披露してきましたがここからは、カバー曲を披露するコーナーに。
まずは、カバー曲「A Little Hero」を披露。ダンサブルな会場はいったん落ち着いた雰囲気に。
観客にケータイのライトをつけてかざすように指示しまるで夜空のキラキラ光る星をみているかのようなロマンティックな演出を提案し、私たちを楽しませてくれました。
カバー曲なのですが自分たちのものにしていて、コーラスが本当に綺麗でした。彼らの音楽が心に突き刺さり泣きそうになりました。
そのくらい圧巻でした。
その後、ジャスティン・ビーバーの「What do you mean」のカバーで激しいドラムソロを披露!普段はわかりづらいドラマーのボーの驚くべきドラミングスキルを目の当たりにすることに。Smallpoolsはそのシンセを多用したポップなサウンドのせいか、楽器隊の実力というのがわかりづらいところがあると思いますが、そのパワフルだけどテクニカルなドラミングに観客たちはビックリ。
高速でペダルをドコドコ鳴らしながら正確なビートを刻みブロンドヘアーをかき乱してドラムを叩くその姿は惚れ惚れとしました。そしてロックを感じました。ポップな曲をカバーしたりオリジナル曲もポップと言われがちですが、やはり彼らの根底にはロックの精神を感じます。
圧倒的なドラムパフォーマンスを披露したあとは、なんと!!
the Killersの「Human」の演奏にのせてオリジナル曲「Karaoke」を歌うという、いわゆる「マッシュアップ」を披露!
これはすでにYoutubeに載せていたりしてそういう面白いことをやっているということは知っていましたが、まさかそれが生で観れるなんて!!!
「Human」と「Karaoke」はそこまで似ているというわけでもないのに、いざマッシュアップされてみると全然違和感がない!まずこの2つの名曲をマッシュアップしようとする発想からすごいと思いますが、ここまで完璧に演奏するのもすごい。とにかく終始すごすぎて「これがスモールプールズか。」と感心。
名曲「Human」に飲み込まれない彼らのパフォーマンスは今後もっと大物になるだろうという私たちの期待を膨らます一因となりました。
その後、「Street Fight」を披露したあと、「キャンプファイヤーをします。」と言って、メンバーが全員前にきて焚き火のアプリを囲んでアコースティックで演奏し始めます。ここでもMøのlean onとlean on meのマッシュアップを披露し、観客たちを暖かい音楽で温めます。
やはりシンセポップバンドといわれがちですが、アコースティックで演奏ができるところからして彼らは「シンセポップ」の枠組みにとどめておいてはならない存在であるなと感じました。
演奏中はメンバーで肩を組んだり、みんな笑顔で本当に仲が良さそう。バンドメンバーが仲いいバンドって意外と珍しいことなのかもしれないのでそういうところもSmallpoolsの魅力だなと思いました。
その後もアルバムタイトル曲の「Lovetap!」を披露したり、「Killer Whales」を披露したりしていました。「Killer Whales」ではサマソニ同様、シャチの巨大風船が観客のところに登場し、まるで観客の上を泳いでいるかのようでした。
その後いったんメンバーがステージをはけますが、当然のようにアンコールがおこり、再びステージに。
「No Story Time」を披露したあと、最後はもちろん「Dreaming」!
最後は本当にみんなでジャンプして彼らの音楽に酔いしれました!なんて楽しいライブなのでしょう!
そんな楽しそうな観客に応えるように観客と写真を撮ったり、ピックやスティックを投げたりとファンサービスが炸裂。
「ドウモアリガト!ボクタチハ、スモールプールズ!また近いうちに日本に来るよ!」といってステージをあとにしました。
エンターテイナーとしての彼らの底力を感じるステージとなりました。
TOKYO 🇯🇵 THANK YOU pic.twitter.com/DIBZB7yNKM
— Smallpools (@smallpools) 2015, 12月 1
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