歌が上手くなるボイトレ練習方法④歌の呼吸法を解説
歌の途中で声がぶれてしまったり、なんだかいまいち上手に聴こえない…と悩むことはありませんか?
歌が上手な人は、発声が安定しています。フレーズの途中で意図せず音色が変わってしまうようなことはなく、フレーズが柔らかくて滑らかです。
どうすれば安定した発声で、フレーズを柔らかく滑らかに歌えるのでしょうか?
安定した発声でフレーズを滑らかに歌う鍵は、「呼吸」です。歌において呼吸は基本中の基本です。なぜなら、「息の流れ」がフレーズそのものだからです。
カラオケでも正しい呼吸法で安定して歌えるだけでずいぶんと上手に聴こえるようになるはずです。
今回は、安定した発声で曲のフレーズ一つ一つを滑らかに美しく歌うための「呼吸法」を解説します。
ボイストレーニング呼吸の基本
歌の呼吸の基本は「息を流し続けること」です。
多くの人は、そのつもりがなくても息が流れていない歌い方をしてしまう傾向があります。
以下で息を流し続けるための具体的な方法について説明していきます。
まずは、呼吸だけから
まずは、歌で息を流し続けるためにはどういう風に呼吸をしたら良いのかを解説します。
「腹式呼吸」とは
よく、「歌の呼吸は腹式呼吸」「おなかに息を入れて」「おなかから声を出して」などと言いますね。
その一方で、「腹式呼吸という考え方は間違い」という意見もあるようです。
さまざまな意見がありますが、基本的なポイントは以下の3つにまとめられると思います。
・実際には、おなかに息は入らない。息が入るのは肺。
・但し、普通に呼吸すると、肺の浅い所にしか息が入らない。
・「おなかに息を入れる」とイメージして吸い込むと、肺の深い所(横隔膜に近い所)に息が入る。
特に、歌う場合には横隔膜が押し下げられるぐらいまで息を吸うことが必要です。そのときに腹筋を使うのです。
次は腹式呼吸の実際のやり方、練習方法、コツなどを詳しく解説していきます。呼吸法をマスターすれば、伸びのあるなめらかな歌声になること間違いなしです!
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