歌が上手くなるボイトレ練習方法⑧音程を外さないコツを解説

  • twitter
  • facebook
  • line

「歌が上手くなりたい」という声を具体的に見てみると、「音程が取れない」「正しい音程で歌えているかわからない」という悩みが多くあります。

正しい音程で歌うことは自分にはできないのだと諦めていませんか?

コツを知って練習すれば、誰でも音程を外さずに歌うことができるようになります。

また、音程が取れないという悩みを持っていない方でも、ほんの少しの音程の差でなんとなく下手に聞こえてしまったり、聴いている人の印象はガラリと変わるものです。

ハモリを習得したいという方も、音程をとるトレーニングが必要となります。

音程がきちんと取れるだけで、カラオケでも上達した歌を披露できますよ。

音程を外してしまうのはどんなとき?

音程を外す原因は、ざっくり分けると2つです。

1.音の高さが分からない
2.音の高さは分かるけど、技術的に難しいため外れてしまう

上記の2つのケースについて、それぞれ解説していきます。

音の高さが分からない場合

次に歌う音の高さが分からなくて悩んでいる方も多いでしょう。
どうすれば、次に歌う音の高さが分かるのでしょうか?

歌い出しの音が分からない場合

簡単な歌や歌いなれている曲ならば普通に歌えるという方は、「次の音の高さは?」と考えなくてもなんとなく歌えるのではないでしょうか。

それは、次の音の高さを、今出している音からどれくらい離れているかで無意識に判断しているからです。

「音の高さが分からない」ケースで最も多いのは、「メロディーの出だしの音が分からなくて、正しく入れない」だと思います。なぜなら、出だしの音には前の音がないからです。

でも、本当に前の音がないのでしょうか?

多くの曲には「前奏」や「間奏」がありますね。前奏や間奏の中で歌い出しの直前の部分に、たいていは歌い出しの音と同じ音があります。

それを聞き取って、頭の中で鳴らしておけば問題なく歌い出せるようになります。

歌の出だしと同じ音は、前奏や間奏のメロディーの中に存在する場合もあれば、伴奏の和音の中に存在している場合もあります。自分が聞き取りやすい音を選べば大丈夫です。

これだけ聞くと難しいと感じるかと思いますが、マスターしたい曲を何度も聴いて音を探してみてください。慣れると耳が鍛えられて他の曲でも探しやすくなるはずです。

次は、フレーズ途中の音がわからない場合や音はわかるけど技術的に音程が取れない場合など、ケースごとに解決策を説明していきます。自信を持って歌えるように音程の取り方をマスターしましょう!

歌が上手くなるボイトレ練習方法①母音ごとの発声方法を解説

歌が上手くなるボイトレ練習方法②喉を傷めない高い音域の発声方法を解説

歌が上手くなるボイトレ練習方法③魅力的な低い声の出し方のコツを紹介

歌が上手くなるボイトレ練習方法④歌の呼吸法を解説

歌が上手くなるボイトレ練習方法⑤ブレスの方法を解説

歌が上手くなるボイトレ練習方法⑥歌うために必要な筋肉とトレーニング方法を解説

歌が上手くなるボイトレ練習方法⑦表現力の鍛え方を解説